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負荷分散方式の選択基準

ドキュメント内 基本設定ガイド (ページ 48-51)

負荷分散方式や変換方式の選択については、下記を基準として判断してください。

・負荷分散方式(L4 or L7)

URLやCookie等、HTTPレベルでの負荷分散が必要な場合、およびSSLアクセラレータ を利用する場合はL7、それ以外はL4を選択してください。(分散ノード側でSSLの復号化 を行う場合はL4を選択してください)

・L4時の変換方式(MAT or NAT)

LBの仮想IPと分散ノードを同一セグメント上に設置する場合はMATを、

LBの仮想IPと分散ノードが別セグメント上の場合はNAT(オプション)を選択してくださ い。

性能面を考慮し、LBと分散ノードを同一セグメント上に設置しMATを使用することを推 奨します。

・要件による選択基準

下記表中「○」が対応、「-」が非対応となります。必要な要件について、対応している 固定化方式を選択してください。複数の固定化で対応できる場合は、負荷分散性能が高 い(最大同時接続数の多い)、あるいは「○」の要件数が多い固定化方式を選択して下さ い。

【L4負荷分散の場合】

変換方式および 固定化方式 要 件

L4

備考

MAT NAT(オプション)

しない

する

しない

する クライ

アント 個別

クライ アント IP

クライ アント 個別

クライ アント IP

最大同時接続数 約650万

複数の分散グループ合計で約650万。

MATの場合、下りがLBを経由しない ため高性能が期待できる。

LBの仮想IPと分散ノード

を別セグメントに設置 クライアントIPアドレス

による固定化を行う クライアントIPアドレス

による静的固定化を行う

【L7負荷分散の場合】

固定化方式 要 件

L7

URL i-mode 備考 HTML

クライア ントタイ

cookie(オ プション)

SSLアクセ ラレータ (オプショ

ン)

最大同時接続数 28,000 ※1 4,096 ※2

※1 分散グループ1つあたり8,000ま で。複数の分散グループ合計で 28,000まで。

※2 SSLアクセラレータ経由全体で 4,096まで。

クライアントIPアドレス

による固定化を行う ※3 ←L7設定 による

※3 URL固定化方式の固定化条件に一 致しない場合、固定化は行われませ ん。

HTTPリクエストのURL

情報による固定化を行う ←L7設定 による iモードに固有の情報を付

加する固定化を行う ←L7設定 による iモード端末とそれ以外を

区別する固定化を行う ←L7設定 による

cookieを使用した固定化 ←L7設定

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4 章 システムのセットアップ

初期セットアップが完了した後に、負荷分散機能を使用するための設定を行う必要があり ます。基本的に下記の順番で設定を行なってください。

ライセンスの登録 二重化構成の設定 負荷分散の設定

InterSecVM/LB

システムのセットアップ テムのセットアップ

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