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分散ノードの状態の確認

ドキュメント内 基本設定ガイド (ページ 77-84)

5.1. 分散ノードの運用と保守

5.1.4. 分散ノードの状態の確認

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待機系分散ノードの設定は「4.3.3. 分散ノードの追加/変更/削除」の分散ノードの追加時、

あるいは変更で、サーバ種別の項目から設定できます。

各項目については「InterSecVM/LBのヘルプ」を参照ください。

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5.1.3. 分散ノードの切り離し/復旧

メンテナンス等が必要な分散ノードを、一時的に負荷分散対象から切り離し/復旧するこ とができます。

メンテナンス等は、下記手順で行なってください。

1.メンテナンスが必要な分散ノードを負荷分散対象から切り離す。([停止]する) 2.分散ノードをメンテナンスする。

3.分散ノードを負荷分散ノードに復旧する。([再開]する)

分散ノードA 分散ノードB 分散ノードC InterSecVM/LB

メンテナンスなどのため、手動で一 時的に負荷分散先から切り離すこと ができます

メンテナンス

切り離し/復旧は下記手順で行います。

Management Consoleにログイン後、下記の操作を行なってください。

各項目については「InterSecVM/LBのヘルプ」を参照ください。

LoadBalancer→

左側のツリー表示から設定変更を行いたいグループをクリック→

分散グループ情報画面から、分散ノードの切り離し/復旧を行いたい分散ノードのコマ ンド欄から

切り離し→[停止]ボタン押下 復旧 →[再開]ボタン押下

分散ノードの状態については「5.1.4. 分散ノードの状態の確認」で確認すること ができます。

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5.1.4. 分散ノードの状態の確認

ヘルスチェックで分散ノードダウンと判定、手動で切り離しているなど、InterSecVM/LB が認識している各分散ノードの状態を確認することができます。

Management Consoleにログイン後、下記の操作を行なってください。

分散グループ情報画面が表示されます。

各項目については「InterSecVM/LBのヘルプ」を参照ください。

分散ノードA 分散ノードB 分散ノードC InterSecVM/LB

InterSecVM/LBが認識している各分 散ノードの状態を確認することがで きます。

切り離し中 ダウン

正常

LoadBalancer→

左側のツリー表示から状態を確認する分散ノードを登録したグループをクリック

分散ノードの状態欄に各分散ノードの状態を表示します。

ActiveとDisableのみ分散対象となります。それ以外の状態は分散対象から除外されます。

Deleted 設定が正しく行われていない状態です。

※ネットワーク機器の異常やネットワークの高負荷により発生する場合が ありますので、接続機器や負荷状況等を確認してください。復旧しない場合 は、何らかの原因で設定内容が壊れている場合がありますので、一旦設定の 削除を行い再度設定をしなおすか、セーブした設定情報をロードして設定を やり直してください。

Down ヘルスチェックの結果、分散ノードがダウンしていると判断された状態で

す。

※分散ノードの電源が投入されていないか、ネットワーク機器等の異常や分 散ノード側のサーバ稼動状態に異常が発生している場合がありますので接 続機器や分散ノード側のWebサーバ等の稼動状況の確認を行ってください。

また、ネットワーク機器や分散ノードに異常がない時に、この状態が一時的 に表示される場合は、ネットワークの高負荷や分散ノードが高負荷状態にな っている場合がありますので、モニタで確認のうえコーディネータの[設定]

で「ヘルスチェック」(分散ノード側)の時間設定を大きくして改善するか を確認してください。

Deactive [停止]で切り離された状態です。

Disable 分散ノードとの通信が正常でないため、CPU 負荷による動的な重み付けが

できない状態です。

※分散ノードを追加したときにこの状態になる場合は、下記の要因が考えら れます。

(1) 分散ノードに分散ノードモジュールが組み込まれていない (2) 分散ノードの分散ノードモジュールが正常に動作していない (3) ネットワーク環境

(1)の場合は、分散ノードに分散ノードモジュールを組み込んでください。

(2)の場合は、分散ノードを再起動するか、分散ノードモジュールの再インス トールを行ってください。

(3)の場合は、ネットワークの負荷等により分散ノードからの情報が取得でき ていない可能性があります。ネットワーク環境の見直しを行ってください。

負荷が高いネットワークの場合、分散ノードの死活監視の間隔とダウンを検 出するまでの試行回数をデフォルトの値から変更する(緩和する)ことによ り回避できる可能性があります。設定については「5.1.1.1. ヘルスチェック 監視間隔の設定」を参照ください。

Stanby 待機系に設定した分散ノードが待機の状態です。

Active 正常状態です。

待機系に設定した分散ノードが運用系として動作している場合もActiveと なります。

内部的には複数の状態を保持しますが、一番優先度の高い状態のみが表示されま す。優先度は上記の表の上から高い順となっています。

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