4.3. 負荷分散の設定
4.3.1. 負荷分散グループの追加
InterSecVM/LBに仮想サーバとして分散グループの追加を行います。
下記の2パターンで設定ができます。
①簡易設定
分散方式をL4分散とし設定可能な内容を限定、設定を簡易にした設定方式です。
②詳細設定
全ての負荷分散方式を詳細に設定可能な設定方式です。
4.3.1.1. 簡易設定
L4負荷分散で、ダイレクトレスポンス方式(MAT)、クライアント個別に限定した、負荷分 散グループを作成します。分散方式は初期値「ラウンドロビン」に設定されます。
Management Consoleにログイン後、下記の操作を行なってください。
「グループ簡易設定」画面が表示されます。
負荷分散グループに関する設定を行い[設定]ボタンを押下します。
各項目については「InterSecVM/LBのヘルプ」を参照ください。
LoadBalancer→
[グループ追加設定]ボタン押下→
グループ簡易設定のリンクをクリック
負荷分散グループに設定する仮想IPアドレスはLANカード1枚目(VMware版
はeth0、Hyper-V版はseth0)のネットワークに属するアドレスとなるよう設定
してください。
負荷分散グループに設定する仮想 IP アドレスは、負荷分散グループ追加時に LANカード1枚目にエイリアスとして自動的に追加設定されます。このため負 荷分散グループで使用する仮想IPアドレスを手動で登録しないでください。
グループ簡易設定では、分散ノード自動認識が有効になり、分散ノードモジュー ルを組み込んだ分散ノードが自動的に本グループに登録されます。
環境構築が終わった後、運用時には自動認識が丌要であれば[使用しない]に変更 してください。
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4.3.1.2. 詳細設定
InterSecVM/LBで利用可能な全ての負荷分散方式を設定することができます。
①負荷分散グループ追加手順
Management Consoleにログイン後、下記の操作を行なってください。
LoadBalancer→
[グループ追加設定]ボタン押下→
グループ詳細設定のリンクをクリック
「グループ詳細設定」画面が表示されます。
負荷分散グループ関する設定を行い[設定]ボタンを押下します。
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負荷分散グループに設定する仮想IPアドレスはLANカード1枚目(VMware版
はeth0、Hyper-V版はseth0)のネットワークに属するアドレスとなるよう設定
してください。
負荷分散グループに設定する仮想 IP アドレスは、負荷分散グループ追加時に LANカード1枚目にエイリアスとして自動的に追加設定されます。このため負 荷分散グループで使用する仮想IPアドレスを手動で登録しないでください。