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評価結果の考察

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第 4 章 解体協調作業シミュレーションシステム の評価の評価

4.4 評価結果の考察

あった。実験コースの実施には約50分が必要であった。

表 4.4: 質問項目と評価結果(1/3)

No アンケートの項目 A B C D 平均点 1 各ボタンの機能を理解しやすい 4 3 4 5 4.00 2 鳥瞰図上の解体機器を見ることで、その二次

元位置を容易に理解できる

5 4 5 5 4.75

3 鳥瞰図上のチェーンブロックを見ることで、そ の二次元位置を容易に理解できる

5 4 5 5 4.75

4 鳥瞰図上の櫓を見ることで、その二次元位置 を容易に理解できる

5 4 5 5 4.75

5 鳥瞰図上の台車を見ることで、その二次元位 置を容易に理解できる

5 4 5 5 4.75

6 鳥瞰図上の参加者を見ることで、その二次元 位置と見ている方向を容易に理解できる

5 5 4 5 4.75

7 鳥瞰図上にチェーンブロックなどの作業機器 を配置する操作は簡単である

5 5 5 4 4.75

8 他の参加者が作業機器を配置する操作を容易 に理解できる

2 5 3 4 3.50

9 現実環境と鳥瞰図の位置の対応関係は簡単に 理解できる

5 4 4 4 4.250

10 カメラ画像に重畳表示された三次元モデルの 位置や姿勢が簡単に理解できる

4 4 5 4 4.25

11 カメラ画像に重畳表示された三次元モデルが 何を表わしているか、簡単に理解できる

5 5 4 5 4.75

12 鳥瞰図上で操作したい作業機器を選択するの は簡単である

4 5 5 3 4.25

13 鳥瞰図上で選択された作業機器を緑色で表示 されるのは分かりやすい

5 5 5 5 5.00

14 鳥瞰図上で作業機器を移動させるのは簡単で ある

4 4 5 5 4.50

15 鳥瞰図上で作業機器を回転させるのは簡単で ある

5 3 5 4 4.25

表 4.5: 質問項目と評価結果(2/3)

No アンケートの項目 A B C D 平均点 16 他の参加者が作業機器を移動させる操作を容

易に理解できる

3 5 4 5 4.25

17 他の参加者が作業機器を回転させる操作を容 易に理解できる

3 5 4 5 4.25

18 カメラ画像と鳥瞰図を切り替える操作は簡単 である

5 5 5 5 5.00

19 チェーンを解体機器に接続する時、カメラ画 像を静止できるのは有効である

4 4 4 5 4.25

20 カメラ画像上でチェーンの先端を解体機器に 接続することは簡単である 

2 3 3 5 3.25

21 鳥瞰図の拡大、縮小、移動は簡単である 5 4 5 5 4.75 22 チェーンを引っ張る、緩める操作は簡単であ

3 3 3 5 3.50

23 他の参加者がチェーンを操作することを容易 に理解できる

3 5 3 3 3.50

24 自分が操作するために選択したチェーンがピ ンク色に変わるのは分かりやすい

5 3 4 5 4.25

25 解体機器を横に倒す時、解体機器と環境が干 渉した際に解体機器の干渉箇所が青色になる ことは理解しやすい

2 1 3 4 2.50

26 解体機器を横に倒す時、解体機器と環境が干 渉した際に環境の干渉箇所が赤色になること は理解しやすい

2 3 3 4 3.00

27 「チェーン外す」ボタンを押して、全てチェー ンを解体機器から外すのは操作しやすい

4 3 5 5 4.25

28 前回操作した状態へ戻るための「Undo」の機 能は必要である

3 3 4 5 3.75

29 前回操作した状態へ戻った後、今回操作した 状態へ戻るための「Redo」の機能は必要であ る

3 3 4 5 3.75

表 4.6: 質問項目と評価結果(3/3)

No アンケートの項目 A B C D 平均点 30 現在のシミュレーションの状況を記録するた

めの「状況の保存」の機能は必要である

5 3 5 5 4.50

31 以前に保存したシミュレーションの状況を再 現するための「状況の再現」の機能は必要で ある

5 3 5 5 4.50

32 初めてシステムを使う人でも簡単に使用でき る

4 2 4 4 3.50

表 4.7: 評価者Aの自由記述 識別番号 インタビューおよび自由記述による意見

A-1 環境と解体機器との干渉の様子が色で表示されているようだったが、

具体的にどの部分が干渉しているのか、よく分からなかった

A-2 カメラ画像を静止させてチェーンの先端を解体機器に接続するとき、

思っていた場所と異なる場所にチェーンが接続されたことがあった A-3 チェーンを引っ張る物理シミュレーションの時、解体機器の動作が

予想と異なることがあった

A-4 スライドバーによるチェーン操作は難しい A-5 音によるフィードバックが欲しい

A-6 マーカーをカメラで捉えられないと仮想物体が表示されない A-7 多少仮想物体が振動するのが気になる

表 4.8: 評価者Bの自由記述 識別番号 インタビューおよび自由記述による意見

B-1 複数人で機器の運搬・移動を検討することは有効であると感じた B-2 今回は実験実で実施したが、実際のプラントでもやってみたいと感

じた

B-3 解体(運搬)機器と設備環境との接触については、もっと工夫が必 要

B-4 複数人でシステム上で、配置するが誰がどこにいるという情報を入 れてもらえばよい

B-5 状況の保存は動画として保存する方が良いと感じた

B-6 今回の検討では、サーバーのPCが必要で、複数人との通信が可能 となっているが、実際解体現場に持っていくのはどうか。iPadだけ でできるようにしたい

表 4.9: 評価者Cの自由記述 識別番号 インタビューおよび自由記述による意見

C-1 チェーンブロックの操作は一か所のみであるのに、他のチェーンブ ロックのチェーンも動いているように見える

C-2 チェーンブロックの操作で使用するスライドバーはチェーンを動か す速度をコントロールしているようであるが、微妙なコントロール が難しい。繰り上げ操作には、それぞれのチェーンブロックを操作 する順番や、どの程度繰り上げるのかがポイントであると思うので、

速度のコントロールよりは、繰り上げ高さのコントロールが必要が もしれない

C-3 マーカーが壁にあるので、床面にある対象物の移動状況を確認しよ うと、iPadを下に向けると対象物が見えなくなってしまう

C-4 iPadのカメラの視野で見えてしまうので、あまり近くで観察すると 全体が分からなくなってしまう

C-5 対象物の位置が時々ずれたりするのはサーバーの処理能力によるも のか

表 4.10: 評価者Dの自由記述 識別番号 インタビューおよび自由記述による意見

D-1 干渉を示す赤・青の着色箇所と現実の箇所の関連つけが難しい場合 がある

D-2 鳥瞰図による作業機器や解体機器の位置のはあくはしやすい

D-3 「状況の再現」ボタンにより、前回保存した状況からやり直し、何 度も検討が行えるのは非常に有効である

D-4 チェーンをスライドバーにより操作できるのは有効であるが、どの 程度スライドバーを動かせば自分の思った、速度でチェーンを動か せるか分かりにくい

D-5 カメラにズーム機能があると良い

D-6 設置ニ失敗した際の注意は強調表示した方が良い

D-7 運搬する場合運搬の終点にゴールのような目標物があれば良い

質問項目(9)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4.25となり、要求仕様2を実 現しており、環境の状況を把握できることが分かった。評価者Cはデバイスのカメラ の視野が狭く、実世界とカメラ世界の対応が直感的ではないという意見(表(C)のC-4) を述べており、3を選んでいる。また、評価者Dは鳥瞰図で壁が直線で表示されている ので、もう少し現状を正確に表した細かい鳥瞰図が欲しいため、4を選んでいる。

質問項目(10)(11)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4点以上であり、要求

仕様1を実現しており、解体対象機器のモデルやチェーンブロックなどの作業機器の形 状モデルが参照できることが分かった。ただし、評価者A、B、Cは質問項目(10)で仮 想物体の三次元モデルの外観は理解しにくく、作業機器と解体機器の大きさが実際物 体の大きさと違う様に感じたので、4を選んでいる。評価者Dはトラッキングが不安 定であるため、モデルが点減してしまい分かりにくい時があったため、質問項目(10) で4を選んでいる。

質問項目(12)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4.25となり、鳥瞰図上で操 作したい作業機器を選択するのは簡単であることが分かった。評価者Aは鳥瞰図上で 配置された作業機器を選択した時、色がすぐに変わらない場合があったので、4を選ん でいる。評価者Dは同じ所に複数の作業機器を配置した場合、一つの作業機器を選択 しにくいので、3を選んでいる。

質問項目(13)の結果に関しては、全員は満点5を選んだ。鳥瞰図上で選択された作 業機器を緑色で表示されるのは分かりやすいことが分かった。

質問項目(14)(15)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4.25となり、要求仕様

4を実現しており、作業機器の形状モデルを自由に移動できることが分かった。評価者 Aは作業機器を移動する場合、1倍と5倍の2種類の選択では十分ではない、1倍、3 倍と10倍の三つが欲しいので、質問項目(14)で4を選んでいる。評価者Bはシステム を初めて使う場合、移動と回転の操作方法が分からないので、質問項目(14)で4、質 問項目(15)で3を選んでいる。評価者Dは作業機器を回転する場合、ボタンを使わず、

ペンと指で操作する機能が欲しいので、4を選んでいる。

質問項目(16)(17)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4.25となり、要求仕様8

の全作業者の操作を作業者間で共有できることが実現できているが分かった。ただし、

評価者AとCは誰が作業機器を操作しているのかが分からないので、質問項目(16)で

3、質問項目(17)で4を選んでいる。

質問項目(18)の結果に関しては、全員が満点5を選んだ。カメラ画像と鳥瞰図を切 り替える操作は簡単であることが分かった。

質問項目(19)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4.25を得た。チェーンを解 体機器に接続する時、カメラ画像を静止できるのは有効であることが分かった。評価 者Aはカメラを静止した時、解体機器が見えない場合があるので、4を選んでいる。評 価者Cはカメラ静止の使い方が理解しにくいので、4を選んでいる。

質問項目(20)の結果に関しては、質問項目の平均得点は3.25となり、要求仕様3を 実現しており、チェーンを現場で自由に仮想的に配置できることが分かった。ただし、

評価者Aは解体機器上で異なる箇所にチェーンが接続されたことがあったという意見

(表4.7(A-2))を述べており、2を選んでいる。評価者Cはチェーンを接続する場合、更

に高い精度で接続箇所を指定できるように解体機器を拡大できる機能が必要と考え、3 を選んでいる。

質問項目(21)の結果に関しては、質問項目の平均得点は4.75となり、鳥瞰図の拡大、

縮小と移動は簡単であることが分かった。

質問項目(22)の結果に関しては、質問項目の平均得点は3.50となり、要求仕様5の 実現は不十分であり、作業機器をあまり自由に操作できなかったことが分かった。評価 者Aはチェーンを引っ張る物理シミュレーションの時、解体機器の動作が予想と異な ることがあったという意見(表4.7(A-3))を述べて、スライドバーによるチェーン操作 は難しいという意見(表4.7(A-4))を述べたため、3を選んでいる。評価者Cはチェー

ドキュメント内 gpvg̋ƃV‾[VVXe̊J (ページ 68-76)

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