(適用区域) 県内全域
(法適用日) 平成 29 年7月5日
(支援の内容) 住宅が全壊、大規模半壊した世帯に対し、被害程度に応じた基礎支援 金及び再建方法に応じた加算支援金が支給される
(申請期限) 基礎支援金申請締切 平成30年8月4日 加算支援金申請締切 平成32年8月4日
【福祉総務課 092-643-3246】
(対象災害) 県内全市町村
(実施主体) 市町村
(受給者) 負傷又は住居、家財に被害を受けた者
(貸付限度額) 350 万円 ※ 住居被害等により異なる
※ 貸付の受付は、平成 29 年 12 月までに終了
【福祉総務課 092-643-3246】
県では、平成29年7月九州北部豪雨の被災者支援に、専門的、機動的に取り組むため、平成29 年7月14日に副知事をチームリーダーとし、県庁の各部局の次長級職員をメンバーとする「被災者 支援チーム」を設置した。
このチームは設置以降、7月28日までは土日を含め毎日、8月に入っても平日は毎日関係各部局 での情報共有、連携を図りながら、被災地や被災者のニーズに応じた支援を行ってきた。7月14日 の設置以降チーム会議の開催は35回を数える。(平成30年2月21日現在)
Ⅲ 資料
142
支援内容 支援実績等
イ 応急仮設住宅の建設・
提供
災害救助法に基づき、
住居が全壊・流失するな ど居住する住宅がない世 帯を対象に、朝倉市及び 東峰村の要請により県が 建設して提供
○ 総建設戸数 107 戸(木造)
朝倉市 85 戸
(全戸入居済み 85 世帯 175 人)
東峰村 22 戸
(全戸入居済み 22 世帯 46 人)
(入居期間:最長2年間)
【県営住宅課 092-643-3739】
ウ みなし仮設住宅の提供 災害救助法に基づき、
住居が全壊・流失するな ど居住する住宅がない世 帯を対象に県が民間賃貸 住宅を仮設住宅として借 上げ、提供
○ 県庁に加え、朝倉市、東峰村及び添田町に相談窓口を設置
(7月 12 日)
○ 入居期間:最長2年間
○ 入居申込み期限:平成 30 年1月 31 日
○ 支援実績
相談件数 629 件
借上げ住宅件数 291 世帯 751 人 現入居者数 284 世帯 737 人
【住宅計画課 092-643-3731】
エ 恒久的な住まい確保支援 (1) 住宅の再建を希望
する被災者への支援 被災者に対する住 宅再建経費の助成
○ 対象:次の①及び②の要件を満たす世帯(収入要件なし)
① 全壊・大規模半壊世帯又は、半壊でその住宅を解体した世帯
② 新たに融資を受けて住宅を建設・購入・改修した世帯
○ 支援額:住宅再建融資に係る利子相当額 上限 100 万円(一括助成)
※ 借入時の災害復興住宅融資(住宅金融支援機構)と実際 に借入した金融機関の利率の低い方を適用
※ 平成30年度から実施
【福祉総務課 092-643-3246】
(2) 公営住宅への入居 を希望する被災者へ の支援
災害公営住宅等の 整備
○ 朝倉市・東峰村から受託し、県が災害公営住宅等を整備
・ 市、村から、災害公営住宅等の設計から建設工事までの一連の業 務を受託
建設戸数(予定) 朝倉市 83 戸 東峰村 16 戸
【県営住宅課 092-643-3736】
(3) その他関連する取 組み
住宅確保要配慮者 向け賃貸住宅供給促 進事業の実施
○ 空き家・空き室を被災者、高齢者、子育て世帯等の住宅確保要配 慮者向けに賃貸するため、所有者等が改修を行う場合に工事費の一 部を助成する事業を実施
対象工事 バリアフリー改修、耐震改修、断熱性向上のため の工事
補助率 市町村が事業者に補助する金額の 1/2 を市町村に 補助(上限 50 万円)
【住宅計画課 092-643-3732】
Ⅲ 資料
143
④ 生活支援
支援内容 支援実績等
ア 生活物資の支援
○ 県営住宅、県公社賃貸住宅、市町村営住宅、応急仮設住宅等への避 難者に対し、寝具など当面必要な生活物資を支給
・ 435 世帯 1,080 人 ※生活物資の支援は、平成 30 年3月で終了
【福祉総務課 092-643-3243】
イ 戸別訪問による生活相 談
○ 上記避難者を戸別に訪問し、健康状態の確認や生活相談等を実施 ・ 334 世帯 867 人
※ 戸別訪問は、平成 30 年3月で終了
【福祉総務課 092-643-3243】
ウ 県内市町村の被災避難 者支援
○ 県内全市町村で、被災避難者に係る生活全般の総合的支援窓口を設 置(7月 11 日)
○ 被災避難者支援窓口・支援情報を県ホームページに掲載
(7月 12 日)
【市町村支援課 092-643-3072】
エ 女性に関する総合相談 受付時間の延長
○ 県男女共同参画センター「あすばる」の相談受付時間を7月 20 日 から一部延長
現行:月~木 17 時まで → 延長:月~木 19 時まで
※ 金曜日 20 時 30 分まで(従来どおり)
相談電話番号:092-584-1266
※ 受付時間の延長は 12 月 28 日までで終了
【男女共同参画推進課 092-643-3409】
オ 消費生活に関する夜間 特別相談の実施
○ 県消費生活センターにて7月 26 日から災害に関する夜間特別相談 を受付
受付時間:平日(祝日除く)16 時 30 分~20 時
(電話相談のみ)
相談電話番号:092-632-0995、092-632-6174
※ 夜間特別相談は 12 月 28 日までで終了
【生活安全課 092-643-3193】
カ 被災者向け就職相談会 の実施
○ 被災により事業の継続が困難な方等に対する就業支援のため、福岡 県、福岡労働局、朝倉市が共同で就職相談会を開催
場所
(日程)
朝倉市役所:杷木支所(10 月5日)、 朝倉支所(10 月 12 日)
相談内容
求人情報提供、求職受付、職業相談・紹介、
応募書類の作成方法・面接の受け方に関するアド バイス 等
【労働政策課 092-643-3592】
キ 被災地における生活再 建の取組みを支援する体 制を整備
○ 朝倉市が被災者の見守りや相談支援を行う「地域支え合いセンタ ー」を開設し、相談業務を開始(2月5日)
センターの開設に合わせて、福祉総務課の企画主幹を特命担当とし て、被災者の個々のニーズなどの情報を、朝倉市や東峰村と共有しな がら、被災者支援チームを通じて、的確に県の関係部局につなぎ対応 していく体制を整備
【福祉総務課 092-643-3246】
Ⅲ 資料
144
⑤ 高齢者、障がいのある人、児童等の受入等支援
支援内容・実績等
ア 避難所等で生活されている要介護・要支援の高齢者、障がいのある人、妊産婦など特別な配慮が 必要な方を対象として、福岡県内の旅館、ホテルを無償提供(延べ 7 人)(介助者除く)
【生活衛生課 092-643-3279】
イ 旅館、ホテルに避難された要介護・要支援の高齢者、障がいのある人、妊産婦のうち、希望する 方を訪問し、健康相談等を実施(4人)
【健康増進課 092-643-3307、障がい福祉課 092-643-3262】
ウ 高齢者、障がいのある人、児童の社会福祉施設への受入体制を準備
【介護保険課 092-643-3319、障がい福祉課 092-643-3312、児童家庭課 092-643-3256】
エ 避難所で生活されている要配慮者の支援のために福祉専門人材を派遣
(介護福祉士:7月8日~10 日、延べ6人) 【福祉総務課 092-643-3246】
オ 被災地近隣市町村の有料老人ホームの受入可能情報を県ホームページに掲載
【介護保険課 092-643-3319】
⑥ 保健福祉サービスの取扱いについて
支援内容 支援実績等
ア 母子保健サービス
○ 妊婦健康診査等各種母子保健サービスの取扱いについて、被災者か らの申し出により適切にサービスが受けられるよう配慮する旨の厚 生労働省からの通知(7月 12 日)を関係機関に周知
【健康増進課 092-643-3307】
イ 地域密着型介護サービ ス
○ 地域密着型介護サービスの関係市町村間の手続きについて、柔軟に 対応できる旨の厚生労働省からの通知(7月 11 日)を関係機関に周 知
【介護保険課 092-643-3319】
⑦ 愛護動物に対する支援
支援内容・実績等
ア 福岡県獣医師会は、被災者からの申出により、被災ペットの一時預かりを実施
(8月 22 日現在、犬1頭、猫4頭)
【生活衛生課 092-643-3281】
イ 九州災害時動物救援センター(大分県玖珠郡九重町)は、被災者からの申出により、被災ペッ トの一時預りを実施
7月 30 日(日)、県獣医師会の動物病院で3週間近く預かっていた朝倉市の被災者のペット
(犬)を、飼主に替わり、福岡県災害時ペット救護本部※が九州災害時動物救援センターへ搬送
(7月 30 日現在、犬2頭)
※ 被災したペットの救護やその飼い主を支援するため、県、保健所設置市、県獣医師会等 関係団体を構成団体とする「福岡県災害時ペット救護本部」を7月 12 日に設置
【生活衛生課 092-643-3281】
Ⅲ 資料
145
⑧ 教育支援等
支援内容・実績等
ア 被災した児童生徒に係る教育支援の総合相談窓口を設置(7月 12 日~)
・ 県立学校(特別支援学校を除く。)に関すること 【高校教育課 092-643-3904】
・ 県立特別支援学校に関すること 【義務教育課 092-643-3909】
・ 小・中学校に関すること
【義務教育課 092-643-3909、朝倉市教育委員会 0946-22-2333、東峰村教育委員会 0946-72-2311】
イ 児童生徒等から転入学の申し出があった場合、可能な限り弾力的な取扱いを行い、速やかに受入 れ (7月 10 日通知)(公立学校1件)
【高校教育課 092-643-3904、義務教育課 092-643-3909、私学振興課 092-643-3129】
ウ 義務教育諸学校への転入の場合には、平成 29 年度用教科書を無償給与(7月 10 日通知)
【高校教育課 092-643-3904、義務教育課 092-643-3909】
エ スクールカウンセラーによる児童生徒の心のケア
(スクールカウンセラー派遣者数:7月 16 日~11 月 29 日延べ 115 人)
【高校教育課 092-643-3905、義務教育課 092-643-3911】
オ 県立高校等への転入学における入学選考料及び入学料の免除並びに転入学後の授業
料等の免除等(7月 10 日通知)(授業料免除 3件) 【財務課 092-643-3866】
カ 高等学校等就学支援金や高校生等奨学給付金の申請について、申請期間を延長するなど柔軟に対 応(7月 10 日通知) (高等学校等就学支援金 公立3件、高校生等奨学給付金 公立 68 件)
【財務課 092-643-3866、私学振興課 092-643-3139】
キ 私立高等学校等授業料軽減補助金の支給対象を拡大 【私学振興課 092-643-3139】
ク 被災により家計が急変した奨学金の貸与を希望する生徒について事務を簡素化(7月 10 日通知)
(申請件数:2件) 【高校教育課 092-643-3903】
ケ 県立三大学において、授業料、入学料及び入学考査料の免除 【政策課 092-643-3127】
コ 被災児童が避難先で放課後児童クラブを利用する場合、避難先市町村での受入れについて県内市 町村に協力依頼 【青少年育成課 092-643-3402】
サ 県立高校の生徒等が被災地で行うボランティア活動を支援(7月 13 日通知)(7月 15 日~12 月 2日、延べ 18 校、延べ 542 人)
※ その他自主的にボランティア活動を行っている生徒が多数 【高校教育課 092-643-3905】
シ 私立学校の生徒等が被災地でボランティア活動
7月 16 日~12 月 25 日 高等学校6校、専修学校8校、延べ 544 人
【私学振興課 092-643-3129】
ス 被災した文化財の緊急対応についての相談窓口を設置(7月 14 日~)
【文化財保護課 092-643-3875】
セ 通学が困難な県立高校の生徒(対象:3名)に対し、8月 28 日から 12 月 25 日までタクシー運 行による通学支援を実施(東峰村~杷木) 【高校教育課 092-643-3904】
ソ 被災学校への教職員の定数加配(9月1日~)(東峰村3名、朝倉市5名)
【教職員課 092-643-3892】
⑨ 県税の減免等
支援内容・実績等
○ 被災者からの申請があった場合、自動車税、個人事業税、不動産取得税等の県税の減免、徴収猶 予及び申告期限等の延長を実施 【税務課 092-643-3063】