“SRS AIRBAG”の表示がある付近に収 納されています。
■ 運転席SRSエアバッグ
65P30420
■ 助手席SRSエアバッグ
64P30220
上図のハンドル、インパネは代表例で す。お車のタイプにより異なります。着座姿勢
運転者および助手席の同乗者は、シート に奥深くすわり、背もたれに背中を軽く つけてください。また、シートを前方に 出しすぎないようにシートの位置を調節 してください。
とくに助手席の同乗者は、後席の同乗者 のさまたげにならない位置までシートを 後方に移動し、助手席SRSエアバッグか らできるだけ離れてすわってください。
→ 2-11ページ(正しい運転姿勢)
お子さま用シートの取り付け
→ 2-7 ページ(お子さま用シートの使 用について)
→ 3-74 ページ(お子さま用シートの 選択について)
→ 3-80 ページ(お子さま用シートの シートベルトによる固定)
エアバッグの収納部分に傷がついて いたり、ひび割れがあったりすると きは、三菱自動車販売会社で交換し てください。エアバッグが正常に作 動しないおそれがあります。
エアバッグの収納場所を強打したり、衝撃を加えたりしないでください。エ アバッグが正常に作動しなくなった り誤ってふくらんだりして、思わぬ 傷害を受けるおそれがあります。
3
SRSエアバッグシステムを 正常に機能させるために
SRSエアバッグがふくらむ範囲にものが あると、ものが飛ばされたり SRS エア バッグが正常にふくらまなくなったりす るおそれがあります。
■ 運転席SRSエアバッグについて
80J094
サスペンションを改造しないでくだ さい。車高やサスペンションの硬さ が変わると、SRS エアバッグの誤作 動の原因になります。
車両前部にグリルガードなどを装着 するときは、三菱自動車販売会社に ご相談ください。車両前部を改造す ると、SRS エアバッグが正常に作動 しなくなるおそれがあります。
無線機などを取り付けるときは、三 菱自動車販売会社にご相談ください。無線機の電波などが SRS エアバッグ のコンピューターに悪影響をあたえ るおそれがあります。
・SRSエアバッグが作動しない程度
の事故であっても、事故後は三菱 自動車販売会社で点検を受けてく ださい。システム本来の機能が損 な わ れ て い る と、万 一 の と き に SRS エアバッグの効果が十分に発 揮できないおそれがあります。SRSエアバッグシステムの 取扱い
SRSエアバッグは、その機能に影響 をあたえる部品に手を加えると、思 いがけないときにふくらんだり、必 要なときに正常に作動しなくなった りすることがあります。次のような 場合は、システムに悪影響をおよぼ しますので、事前に三菱自動車販売 会社にご相談ください。・ハンドルの取り外し、ハンドルま
わりの修理など・イ ン パ ネ ま わ り、セ ン タ ー コ ン
ソール付近の修理および電気配線 の修理・オーディオ用品などの取り付け
・ダッシュボード周辺の板金塗装お
よび修理・前席シートの交換およびシートま
わりの修理・センターピラーまわりの修理
ハンドルにもたれかかるなどして、SRS エアバッグ収納部に手や顔、胸 などを近づけないでください。SRS エアバッグが作動したときの強い衝 撃で、重大な傷害を受けるおそれが あります。
ハ ン ド ル を 交 換 す る、ハ ン ド ル の パッド部にステッカーを貼る、色を ぬる、カバーで覆うなどの改造をし ないでください。万一のときに SRS エアバッグが正常にふくらまなくなる おそれがあります。3
■ 助手席SRSエアバッグについて
助手席に乗車するときや、お子さま を乗せるときは、必ず次のことをお 守りください。守らないと SRS エア バ ッ グ が 作 動 し た と き の 強 い 衝 撃 で、重大な傷害を受けるおそれがあ ります。・インパネの SRS エアバッグ収納部
に手足を置いたり、顔や胸などを近 づけたりしないでください。・お子さまを SRS エアバッグ収納部
の前に立たせたり、ひざの上に抱い てすわったりしないでください。お 子さまは後席に乗せて、シートベル トを着用させてください。80J095
・シートベルトを正しく着用できな
いお子さまは、お子さま用シート をご使用のうえ、後席に乗せてく ださい。→ 2-7 ページ(お子さま用シー トの使用について)
→ 3-74ページ(お子さま用シー トの選択について)
エアバッグ収納部およびその周辺に は、ステッカーを貼ったり色をぬっ たりしないでください。また、アクセ サリーや芳香剤、ETC 車載器やポー タブルカーナビなどを取り付けたり 置いたり、傘などを立てかけたりし ないでください。80J096
フロントガラスやルームミラーにア クセサリー(三菱自動車純正用品を 除く)などを取り付けないでくださ い。3
作動したとき
エアバッグは、高温のガスで瞬時にふ くらみます。事故の発生状況や乗員の 姿勢によっては、擦過傷、打撲、やけ どなどを負うことがあります。
ふくらんだエアバッグは、すぐにしぼ む構造になっています。運転席・助手席SRSエアバッグ
■ こんなとき作動します
衝突しても変形や移動をしない構造物(コンクリートの壁など)に、約 25 km/h以上の速度で正面衝突したとき
68H40210
車両の前方約 30゜以内の方向から、上 図の正面衝突と同等の強い衝撃を受け たとき68H40220
エアバッグが作動したあとは、エア バッグの構成部品に触れないでくださ い。作動直後は構成部品が熱くなり、
やけどのおそれがあります。
エアバッグが作動すると大きな音がし て白い煙のようなガスが出ますが、火 災ではありません。また、人体への影 響もありません。
ただし、残留物が目や皮膚などに付着 したときは、できるだけ早く水で洗い 流してください。皮膚の弱い方などは、
まれに皮膚を刺激する場合があります。
作動したプリテンショナーおよびエア バッグは再使用できません。三菱自動 車販売会社で交換してください。
SRSエアバッグシステムの
作動
3
■ こんなとき作動することがあ ります
車体下部に強い衝撃を受けると、多くの 場合作動します。
縁石や中央分離帯などに衝突したとき68H40230
深い穴や溝などに落ちたとき68H40240
ジャンプして地面にぶつかったり、道 路から落下したりしたとき68H40250
■ こんなとき作動しないことが あります
衝突の相手が変形または移動しやすかっ たり、自車の衝突部位が変形しやすかっ たりして強い衝撃が発生しない場合は作 動しません。
また、衝突の角度が車両前方左右約 30゜
を超えるとき、多くの場合は作動しませ ん。
停車している同程度の重さの車に、50 km/h程度、もしくはそれ以下の速 度で正面から衝突したとき
68H40290
トラックの荷台の下などへもぐり込ん だとき68H40300
電柱や立木などに衝突したとき68H40310
3
前方約30゜を超える角度で、コンクリー トの壁やガードレールなどに衝突した とき68H40320
衝突時に変形、移動しないコンクリー トのような固い壁に正面衝突したとき であっても衝突速度が約25 km/h以下 のとき68H40330
■ こんなときは作動しません
後方、横方向からの衝突、横転などでは 作動しません。衝撃が強いとまれに作動 する場合があります。
後方からの衝突68H40261
横方向からの衝突68H40271
横転や転覆をしたとき68H40280
3
81M30841
メーターパネル内にあります。
SRS エアバッグ、シートベルトプリテ ンショナーが作動したまたは電子制御 システムに異常があると、エンジンス イッチが のときに点灯します。→ 1-12ページ(警告灯・表示灯)
作動していないエアバッグを廃棄すると きは、決められた手順で作動させてから 廃棄する必要があります。
80J112
SRSエアバッグ警告灯
ON
エアバッグを廃棄するときや、装備車 を廃車するときは、三菱自動車販売会 社にご相談ください。正しく取り扱わ ないと、エアバッグが思いがけないと きにふくらんで、けがをすることがあ ります。
廃棄と廃車
3
お子さま用シートは、この項目をよく 読んだうえで、お子さまの年齢や体格 にあった適切なものを選んでくださ
い。2-5 ページの「お子さまを乗せるとき は」もよくお読みください。
乗用タイプ車は、2006 年 10 月 1 日施 行の新保安基準に適合したISOFIX対応 チ ャ イ ル ド シ ー ト 固 定 専 用 金 具(ISOFIX アンカーおよびテザーアン カー)を装備しています。(ただし、
商用タイプ車は装備していません)
→ 3-82ページ(ISOFIX対応お子さ ま用シートの固定)
UN R44 の基準に適合するお 子さま用シートの認証マーク について
UN R44(※1)の基準に適合するお子 さま用シートには、次のような認証マー クが表示されています。
51K1022
上図の認証マークは代表例です。※1 UN R44 とは、お子さま用シート に関する国際法規です。
※2 お子様用シート本体の認証マーク にECEとありますが、内容はUNと 同じです。
※3 上 図 の「Universal」は、汎 用 カ テゴリーの認可であることを表し ます。
お子さま用シート
お子さま用シートの選択 について
(1) 法規番号(※2)
(2) お子さま用シートのカテゴリー(※3)
(3) 対象となるお子さまの体重範囲 (4) 装置の仕様
(5) お子さま用シートを認可した国番号 (6) お子さま用シートの認可番号
この車の三菱自動車純正お子さま用 シートは、UN R44 の基準に適合して います。