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融)・儒:誌」

ドキュメント内 沖繩語辞典 (ページ 39-48)

     嘆(ha)」

     「破風(hahu)」

     「灰(hai)」

     「蝿(hae)」

「ハ(ha)」

     「歯(haつ」

     fpt (hana)」

     ・「花(hana )」

     「方(ho「o)<はう」

・拗音・{膿認、

首里方言

hwii@

hwicuNco

hwii@

hwita@

hudio

huni@

huuO

huni@

hwaaco hwaahuu@

hweeco hweeO haaO hanaco

hana en

hootu

hjakuO・一hjaaku@

kjoo芦i⑰

 D・」に対応するものには,haQka⑨〜hwagka⑪(薄荷), hani①〜hwani①

(羽)のよ弓に両様の形のあるものもあり,また,若い世代には「ハ」の揚合は もちろん「ヒ」「へ」の揚合にも唇音性を朱う傾向が見られるようである。

       36

  語中の揚合には,?uhusaN⑨(多い), kuhwasaN⑪(堅い。「こわい」に対応す  る)など,無声の唇音の保たれる語が少数円いだされる点が注目される。また,

 Pの項参照。

(3) k, g

  kは〔k〕,gは語頭。語中ともに〔9〕で鼻音化しない。また,首塁方言にはkj,

 93という結合はない。

 〔標準語との対応〕 標準語の「カ(ka)」「ケ(ke)」「ク(ku)」「a(ko)」の子音は  kに,「ガ(ga)」「ゲ(ge)J fグ(gu)j rゴ(go)」の子音はgに対応するのが普通  である。

    標  準

「カ(ka)」

「カ(ka)くくわ」

「ケ(ke)」

「ク(ku)」

r= (ko)j

「ガ(ga)」

「ガ(ga)〈ぐわ」

「ゲ(ge)」

「グ(gu)」

「ゴ(90)」

岐(kawa )」

「火事(ka「zi)」

粍(ke)」

「草(kusa■)」

「粉(ko「)」

「声(ko「e)」

「がん丈(gaNzjoo)」

ε頑固(ga「Nko)」

「外戚(gaiseki)」

「景多(ka「ge)」

「道具(doogガ)」

rごみ(gomi )」

首里方言

 kaa@

 1〈wazi@

 lcii co

 kusaen  kuuan  kwii@

 gaNzuu@

 gwaNku@

 gweeslcl@

kaa⑳(鍬響⑨という)

 doogu@

 gurn1@

 ただし,次の語では標準語の語頭の力行の子音に首里方言でgが対応している。

  標準語  首目方喬  標準語   首里方言

      (ただし,kaQsaN①「お産などが軽い」とい5語もある。)

 標準語の「キ・(k圭)」の子音kと力行のr拗音」のkj,および「ギ(gi)」の子 音gとか行の「拗音」のgjは,首塁方言では口蓋化瑳象1層目ってそれぞれC       37

(〔t∫〕),z(〔ds〕)に討応ずる。

  標準語   三塁方言    標準語   首里方言

 ただし,「太」のみは例外でkii⑪となり,kを保っている。また,標準語の「ケ1

「ゲ」でそれせれci, ziに対応する例もかなりある。

    標準語        首垂方言

・ケ・

驍炎嶸N :認、⑨

 「ゲ・{1難瀦。)、        二1累乱⑪

 また,標準語でヂカ」rケ∫ガ」「ゲ」の子音がiに先立たれている場合には,首里 方書ではしばしば口蓋化が起こって,これに。,zが頬応ずる例が見られる。

  標準語      筥里方誓

  「如何(#ika一一)(文語)」 、     caa①(文語では?ica①)

  「鳥賊(#ika)」       ?iea⑦〜?il{a(葦)

  「近い(cika「i)」       eicasaN⑪〜cikasaN⑨   馳(髄e「)」        ?ici⑰

  「にがい(niga笠)」       ,NzasaN⑥

  「*ひが一(higa一)」(東)       hwiza①(比嘉,比謝。地名。人名)

  「機嫌(kigeN)」       ciziN①   「ひげ(hige)」       hwizi①

 また,標準語の「クラ(kura)∫クレ(kure)」および「グラ(gura)」「グレ(gure)ま は,首里方言でしばしば次のような形に対 応ずる。

    標準語        首里方言 吻力 o灘凱 {羅⑨

       38

  「グラ」 「めぐらす(megurasu)j   miNgwasjuNG)

      6)

  また亀kwa①(子) は「子ら」との対応が考えられる。

捌{1嬬欝山霊寵①

  「グレ」 r夕間暮れ(juuma「gure)J   ,jumaNgwi①

(4) p, b, m

  Pは〔P],bは〔b〕, mは〔m〕。

  〔標準語との二二] 標準語のバ行,バ行,マ行の子音は,それぞれ首里二二で  もp,b, mに対応するのが普通である。 pは,標準語同様語頭の{・行がp音を  保存していないので,語頭に立つ例はわずかである。首里方雷のsi,号iのあと  では,語中のハ行がpを保っている例がまれに見られる。この場合,si,.siの様・

 音は無声化する。(なお,siの例は本文篇参照)

  標 準 語        首里方言

  「四百(sihjakず)」      sipjaaku⑨(銭400文)

  「塩からい(siokara「i)」    sipukayasaN⑪   「しほたる(古語)」      sipuもajUN①(しめる)

  な麺mに関してはn・Nの項を,blこ関してはNの項を参照.

(5) s, e. z; s, g, z

  sはa,o, uの前で〔s〕であり,i, eの前および貴族・士族男子のsjの揚合に  〔∫}である。cはいつも〔tf]である。 zは〔ds〕であるが,母音間では弱まった  破擦音〔d5〕または摩擦音 [s〕となる。 cとzはそれ自身口蓋化した音素である  から,」とは結合しない。

  貴族・士族の成年男子は,S, C, Zのほかに,平民および:女子供のもたない子音  音素g,g,7v,および平民のもたない音素結合sjをもつ。 sはiとeの前にのみ

用いられ,〔s〕〜〔5〕である。9は〔ts〕〜〔t5〕,zは〔dz]〜〔d羅〕(ただし母音閻では.

弱まった破擦音〔dz]〜〔d彩〕,または摩擦音〔z]〜〔乙〕)である。貴族・士族の男子.

 は和文,漢文などの学習と年長者による厳しいことばづかいのしつけによって寧,

 g,多,sjを獲得し,$, sjをSから, gをCから,7yをZから区別して発音できる  ようになる。そして,:平民や女子供の発音とみずからの発音とを区溺する。

  〔標準語との対応〕標準語のサ行の子音は,平民風発音ではすべてsに対応す

        39

るのがふつうである。貴族・士族の成年男子の揚合は,標準語の「サ(sa)」「シ(si)」

ザソ(SO)」の子音はsに,標準語の「ス(SU)」の子音は副こ,標準語のサ行の「拗音」

のsjはsjに対応するのがふつうである。「セ(se)」の子音は,人または語によっ        7)

でs尋の両方の揚合がある。

   標 準語 肋{陛::識、

・シ・

髞F)」

・・

ヤ:濫

細書:識」

…{「側(SO「ba)」「添える(soeru)、

・矧雌器)、

首里:方言 saaru@

(士)亭eewee①,(平)seewee② siiO

Sユma⑪

(士)曄取a①,(平)sina①

(士)siigi⑨, (平)siisi⑪ sil〈iN@

siwa①(心配)

subaen

(士)寧iijUN①,(平)siijUN①

(士)sjaku⑪,(平)saku⑥

(士)sjumugi⑪, (平)sumuci(①  標準語の「チ(ci)∬ツ(cu)」の子音,および獣行の「拗音」のcjは,平民風発音 では。に対応し,貴族・士族の成年男子の場合は「ツ」の子音のみがgに,地はC 一対回するのが普通である。

    標 準 語

「チj r血(ci)」

・・」

゚野)」

rdeg」

首里方言

eiiO

(士)φm⑪,(平)cira⑨

(士)gii①,(平)cii①

eaa@

euuhuu@

cooduco

 標準語のザ行の子音および「ヂ(=ジ)」,およびザ行・ダ行の「拗音」のzjは平民 風の発音ではZに対応し,貴族・士族の成隼男子の揚合は「ザ(za)」「ズ=ヅ(ZU)」

:9ゾ(zo)」のzはzに,他はzに対応するのが普通である。ただし,貴族・士族        ro

の成年男子の場合もziと質の区SljはSと$, Cとgの揚合ほどは厳璽に守られて

.L・ないよ5である。

標 準 語

・「ザ」 「座(za)j l「ジ」 「字(zi「)」

rズj r水(mizu)」

}「ゼ」   「銭(ze「ni)」

,「ゾ」 「溝(mizO)j

rdegj o騰辮

首里方言

(士)zaa⑪,(平)zaa⑨ zii@

(士)mi4i①,(:平)mizi① ZiN@

(士)N多U⑪,(平)NZU⑪

zaaO

zuubaku@

zootuuO

  なお,首里方言でも標準語同様,「じ」とrぢ」,ゼず」と「づ」の区別は保存されて

いない。

  標準語の「ス∫ツ」「ズ(ず,づ)」はそれぞれ原則とし鳩貴族・士族の成年男子の  の揚合は募gi,4iに,平民風発音においてはS呈, ci, ziに対応:するが(母音音素  の項参照),前後の母音に岡化されて,前者の盛合にSU,9U,多U,後巻の場合に  ,su, cu, zuとなることがある。

  標 準 語       首里方言

  rス」 「裾(SUSO)」         (士)SUSU①    (平)SUSU①   「ツ」「作る(cuku ru)」      (士)gal〈ujuN⑪  (平)cukujuN⑪   「ヅ」 「埋める(#uzumeru)」    (士)?u多unUN①  (平)?uzunUN①   以上述べた貴族・士族の成年男子と平民や女子供との発音の差異は,中年以下  の層では失われていて,平民風の発音となっている。ただし,標準語の普及によ  り,若い層では標準語のsjに対応することが明らかな語についてはsjの発音も  される。この辞典の本文は,とくに断わらない限り,貴族・士族の成年男子式の  発音に基づいて表記されている。しかし,s, g, gについてはそのセディーラ  (,)を除いて読み,sjについては」を除いて読めば平民式発音が得られる。

〈6) n

  a,e, u, oの前で〔n〕, iの前およびniの揚合に〔p〕。

  〔標準語との館応〕標準語のナ行の子音は,首里方言で」■に対応するのが普        41

 通である。また,標準語のmj,翻3, miは首羅方言でしばしば次めようにnに 対応する。

  「脈(mjaku「)」naaku⑪〜mjaku⑪   描字(mjo ozi)」noozi⑪〜mjoozi⑪

  nUUN①(機織り用語。「三読み(m三jomi)」に薄応ずる)

  nuNgikee①〜澱juNgikee①(御案内。「みおみ(miomi一)」十「使い( eukai)jl   に繭応)

  nUUN⑪(見る。 mii⑪「見(mi)」と,UN①「居る」の複合)

  nunUN⑪(飲む。 num2⑪「飲み(no mi)」と,UN①「居る」の複合)

  また,naa①(もう)は「・f>( # i ma)」に, naada⑪は「いまだ(#i mada)」に対   応ずる形かと思われる。

(7) r

  発音は標準語のrとほぼ岡じ。また,i jという結合はない。

  〔標準語との館応〕.標準語の語頭のう行の子音は,那覇方言ではrに対応する  が,首里方言では通常dに対応する。首里方言で語頭をrに発音するのは教養  ある貴族。士族の成年男子の発音,文語的な発音,または親しい発音である。

標  準  語

礫   「利

(raku )] (ri一)]

daku@ d21co

raku⑥  r盤①

「蝋   「琉球

(ro「0)」    (コじjuuk3ミユ、1五)」

doo@ duueuu@

1 OO@ 1 UUCUU@

「両方

(rjoohoo)ji.

doohooee

roohooO

標準語の語中の「ラ(ra)」「レ(re)」「ル(ru)」「ロ(ro)」の子音は首里方誉でもr に対応するのが普通である。

   標準語       首里方言

…{櫨::諭 認

財細面帳)、器

  標準語

ル僻::認

  f泥(doxo「)j

v(

  「古い(huru i)」

首里方言

saaruW

siru@

duruan

hurusaN@

糠準語の語中の「り(1 1)」は首里方言でrが続落してiに,標準語のラ行の「拗 音」のr5も, rが脱落して」に鮒応ずるのが普通である。

騨語{監、)、器)、認,)、1三三)、1轟、)、,

      42

首里方雷  haai⑰  maai⑪  tai②  tui①  mui①(丘) ?ui⑲

    標準語 「取る(to ru)」     「取り合わせる(toriawase ru)」

   {

    首里方雷 tuj租N⑨(加i⑥+ UN①). tujaasjUN⑪

  ただし,rり」が標準語でeまたはiに続く揚合は,首里方言でもrが保持さ  れる例が多い。

{欝膿鎌}∵り」鴬:蹴認

    ただし動詞連用形「入り∫切り」などについては文法の項参照。

  なお,k, gの項, Nの項を参照。

(8)七,d

  tは〔t〕,dは〔d〕である。ともec 」とは結び付かない。

  〔標準語との対応〕 標準語の「タ(ta)」「テ(te)」「卜(to)」の子音は首里方言  でtに,標準語の「ダ(da)」「デ(de)」「汽do)」の子音は首里方醤でdにそれぞれ  対応するのが普通である。

    標準語   首里方言    標準語       首里方言

       ただし,「竹(take)」は首里方書でdakl①となる。

  しかしrタ」「テ」「卜」,「ダ∫デ」「ド」の子音が標準語でiに先立たれている揚合  には,首里方言では口蓋化によって次のようにe,zに頬応ずることがある。

  標 準語

   「御手(mi一一+te「)」

   「居て(君ite)〈みて」

   「見て(mi te)」fテj

   「書いて(ka「琵e)〈書きて」

43

首里方欝

 ?icaO・一?itaas  ?icasaN⑪(惜しV〕)

 sicaO

  NCico  ,三ci①

  NNCi@

 kaeiem

・備繰鳥  鍵醐樹

・ダ・

w」益)、  器

fデ」 「出てくいでて」       ?Nziti⑪

「臼「おみ(#omi一)」+r胴(do「o)」に対応 ?UNzu⑨(あなた)

4 その他の音素

 母音音素,半母音音索,子音音素のほかに,次の2個の音素がある。

   N, Q

  Nはいわゆるはねる音(ン)であり,Qはいわゆるつまる音(ッ)である。 Nぽ?,

  ,hのいずれかとともにモーラをなし, Qはそれだけでモーラをなす。

(1) N

  標準語の£ン(N)」とほぼ同様に発音されるが,標準語の「ン」よりはいつそう成  節的である§)また,次のように語頭のモーラとなることができる。

   ?Nma⑪(馬)    Nni①(胸)

  また,Nを含むモーラが二つ以上重なる揚合もある。

   ?NNdii⑪(蕪),?NN①(うん。親しい隠州・目下への肯定・承諾の返事)・

    NNZUN⑪(見る), NNN N⑪(ううん。親しい問等・目下への否定・推絶:

  の返事)

 Q ?N

   ?Nまたは?NNに続くことのできる音素は緊鎖を伴う有声の子音音素に限   られる。すなわちm,n!b, d, z,9の6綴である。

   〔標準語との対応〕 標準語で「マ・ナ・バ・ダ。ガ」の各行に先回つ語頭の   鞍(#i)jrウ(#u)」は首塁方言で?Nに対t応ずることが多い。

   マ行・前雛薯「いも(#imon?NMU@)∫驚計)」「惣警驚)

   ・礪騰驚)慌灘9 )」「儲欝bま

       M

ドキュメント内 沖繩語辞典 (ページ 39-48)

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