5 指圧マッサージによる犬の実用東洋医学
5.7 腎臓の病気と腎臓に効くツボとは
5.7 腎臓の病気と腎臓に効くツボとは
■ 腎炎
犬が大量の水を飲む場合、腎炎が可能性の一つとして考えられます。
腎炎とは腎臓に炎症が起き、正常な働きができなくなる病気です。
(原因) ウィルスや細菌の感染、子宮蓄膿症や糸状虫症などの他の病気
(犬の症状) 血尿、むくみ、痛み
■ 腎不全
犬のおしっこがでない場合、腎不全が可能性の一つとして考えられます。
腎不全とは、腎臓の機能が極端に低下した状態のことをいいます。
(原因) 腎炎、尿路結石
(犬の症状) 嘔吐、下痢
血尿が出る、おしっこの量が減る、おしっこの量が増える、おしっこの色がおかしい、水をたくさん 飲む、精力減退、トイレが近い、尿路結石などの症状が出たときは次のようなツボを押してください。
脾兪(ひゆ)
お尻に一番近い肋骨から前に数えて2番目と3 番目の肋骨の間にあるツボです。背骨をはさん で両側にありますので左右とも親指で押して上 げましょう。
腎兪(じんゆ)
背骨の両側で第2腰椎と第3腰椎の間にあるツ ボです。指をお尻に一番近い肋骨から後へすべ らして、第2、3腰椎の間のツボを刺激します。
関後(かんご)
第5腰椎と第6腰椎の間にあるツボです。親指 での押しでもピックアップでもどちらでも良い でしょう。
膀胱兪(ぼうこうゆ)
腰骨の先あたりにあるにあるツボです。背骨をはさ んで両側にありますので左右とも親指で押して上げ ましょう。
命門(めいもん)
第2腰椎と第3腰椎の間にあるツボです。指をお尻 に一番近い肋骨から後へすべらして、第2、3腰椎 の間のツボをピックアップしましょう。
中脘(ちゅうかん)
おへそとみぞおちのちょうど真ん中にあるツボで す。バンザイをさせてピックアップやツイストで 刺激してあげましょう。
腎臓の病気を予防するために・・・
たんぱく質や塩分の量が適切で、栄養バランスのとれた食事を与えるようにしましょう。
また、少なくとも年に1度は動物病院へ連れていき、血液検査や尿検査を受け、
早期発見を心がけましょう。
それから、脂肪分の多い食事やジャーキーなどのおやつを控え、肥満にならないよう日頃から注意し ましょう。日頃から水分を多く摂取させることも大切です。
また、結石ができやすい体質の場合は、療法食が有効です。
5.8 心臓の病気と心臓に効くツボとは