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海外渡航、年間記録、施設の公開

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⑴ 教官の海外渡航 区 分

国・地域名 海外出張 研修旅行 合 計 ア メ リ カ 238 8 246

フ ラ ン ス 27 0 27

チ リ 25 0 25

大 韓 民 国 22 5 27

ド イ ツ 18 2 20

ス ペ イ ン 13 2 15

オ ー ス ト ラ リ ア 11 0 11

オ ラ ン ダ 11 0 11

連 合 王 国 11 4 15

イ タ リ ア 7 0 7

ス イ ス 6 0 6

台 湾 6 3 9

南 ア フ リ カ 4 0 4

ギ リ シ ャ 3 0 3

中 国 3 3 6

カ ナ ダ 2 0 2

ペ ル ー 2 0 2

イ ン ド 1 1 2

イ ン ド ネ シ ア 1 0 1 オ ー ス ト リ ア 1 0 1

チ ェ コ 1 0 1

ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド 1 0 1

ノ ル ウ ェ ー 1 0 1

フ ィ ン ラ ン ド 1 0 1 プ エ ル ト リ コ 1 0 1

メ キ シ コ 1 0 1

ル ー マ ニ ア 1 0 1

ル ク セ ン ブ ル グ 1 0 1

ロ シ ア 1 0 1

合 計 421 28 449

⑵ 年間記録

(14. 4. 1〜15. 3.31)

5月17日 野辺山宇宙電波観測所20周年・電波ヘリオグ ラフ10周年記念式典が開催された。

5月25日

〜5月26日

VERA石垣島局開局記念式典及び記念行事 が開催された。

6月8日 水沢観測センターの施設公開が催され、約 1,000人の見学者が訪れた。

6月24日 第18回国立天文台評議員会が開催され、平成 15年度概算要求等について審議された。

7月1日 平成14年度永年勤続者表彰式が行われ、4名

(雨宮秀巳、井上允、岩下浩幸、田村良明)が 表彰された。

8月1日

〜8月7日

前年に引き続き、8月の第1週に「スター ウィーク・星空に親しむ週間」が設けられ、

全国各地の公開天文施設で、観望会等のイベ ントが開催された。

8月5日

〜8月8日

高校生を対象にした宿泊体験学習会「君が天 文学者になる4日間」が三鷹キャンパスで開 催され、応募者の中から選出された16名が参 加した。

8月10日 VERA入来局の施設公開が催され、880人の 見学者が訪れた。

8月24日 岡山地区の特別公開が催され、約650名の参加 者が訪れた。

8月26日

〜8月30日

小学生・中学生・高校生を対象にしたイベン ト「夏休みジュニア天文教室」が三鷹キャン パスで開催され、約300人が参加した。

8月31日 野辺山地区の施設特別公開が催され、約2,000 人の見学者が訪れた。

10月19日 ALMA公開講演会「ビッグバンと宇宙の進 化を探る」が仙台市天文台にて開催され、約 120人の参加があった。

10月26日 三鷹地区の特別公開が「アンデスの巨大電波 望遠鏡・アルマでえがく暗黒の宇宙」をメイ ンテーマに開催され、約1,300人の見学者が訪 れた。

11月16日

〜11月18日

VERA小笠原局の施設公開と天体観望会が 開催された。

11月23日 岡山地区の特別天体観望会が催され、抽選で 100人の参加者を招待した。

1月15日 国立天文台、チリ大学、NTTの3者間での

「グローバルデジタル通信ネットワークを利 用した遠隔天文観測」に関する共同研究協定 調印式が三鷹にて行われた。

1月18日 国立天文台公開講演会「すばる望遠鏡の挑戦」

が科学技術館(千代田区)にて開催され、279 人の参加があった。

3月29日 岡山地区の特別天体観望会が催され、抽選で 100人の参加者を招待した。

3月31日 平成14年度退職者永年勤続表彰が行われ、8 名(井上志津代、金子芳久、木下宙、笹尾哲 夫、佐藤弘一、二宮孝子、乗本祐慈、渡邊悦 二)が表彰された。

⑶ 施設の公開 1) 三鷹地区

[常時公開]

日 時:4月〜9月 10:00〜17:00 10月〜3月 10:00〜16:00 年末年始(12/28〜1/4)を除く毎日 入場者数:5,556人

公開施設:65cm大赤道儀室(歴史館)、20cm望遠鏡 太陽分光写真儀室、展示室

[定例天体観望会]

日 時:第2土曜日の前日の金曜日と第4土曜日 入場者数:2,626人(23回)

公開施設:口径50cm社会教育用公開望遠鏡

[特別公開]

テ ー マ: アンデスの巨大望遠鏡アルマでえがく暗 黒の宇宙」

日 時:平成14年10月26日(土)10:00〜19:00 入場者数:約1,300人

本年も、東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究セ ンタ−、総合研究大学院大学との共催で開催した。従来は 午後1時開始だった公開を今回は午前10時からとしたが、

当日は朝から雨模様で来場者の出足は悪かったものの、19 時の公開終了までに約1,300人が訪れた。

今回のメインテーマは「アンデスの巨大望遠鏡アルマで えがく暗黒の宇宙」。講演会は参加者が150人を越えるなか、

チリに建設が計画されているALMA(アルマ)について長 谷川哲夫氏の講演とマウナケア山頂のすばる望遠鏡制御室 からテレビ会議による山田亨氏の講演を開催した他、

ALMAの現地ジオラマ模型、クイズ・展示など様々な関連 する企画が行われた。また、普段はなかなか見学できない 1.5m赤外線シミュレータや重力波観測棟などの観測・実 験施設、昨年文化財登録された大赤道儀室(天文台歴史館)

や第一赤道儀室も熱心な見学者であふれた。あいにくの天 候のため天体観望会は中止となったが公開時間が長くな

り、ゆっくりと見学を終え帰路に就く来場者は、満足そう な表情を浮かべていた。

2) 水沢地区

[定例公開]

日 時:月〜金(休日を除く)9:00〜16:00 入場者数:960人

公開施設:木村記念館、VERA20mアンテナ、

VLBI用10mアンテナ等

[施設公開]

日 時:平成14年6月8日(土)10時〜16時、

入場者数:約1000人

水沢観測センターの施設公開は朝から天候に恵まれ多数 の来場者となりました。今回から職員が黄色いスタッフ ジャンパーを着用し、来場者が一目で分かるようにし、昨 年のアンケート結果をふまえて所内数箇所で冷たいお茶の サービスをするなど、来場者への配慮が一歩進んだ施設公 開となりました。

《施設公開の内容》

木村記念館では、100年に及ぶ臨時緯度観測所時代からの 資料を展示しました。本館ロビーでは、講演会と連動した

「星の大きさを測る」研究のポスターや、超伝導重力計を用 いた地球ダイナミクス研究のポスターの展示と来場者への 説明が行われました。各展示コーナーに足を運ぶことで答 が分かるようになっているクイズの答え合わせと記念品の 受け渡し、天文台グッズの販売もロビーで行われました。

今年は天体写真の絵葉書と星座早見表が記念品として用意 されました。グッズ販売コーナーでは すばるTシャツ が良く売れていました。

本館会議室では、佐藤弘一氏による講演会が行われ、50 人を越す聴衆が光干渉計を用いて星の大きさを測る話に聞 き入りました。

けやき会館では、測月学(RISE)グループが会議室で将 来の月利用に関するビデオと水沢観測センターの紹介ビデ オを上映し、ロビーでは月探査計画の歴史やRISE計画の 概要説明が行われました。新企画で大人気だったのがサッ カーボール型惑星ペーパークラフトで、予想以上の方が興 味を示し、自宅へ持ち帰ったり、現場で1時間以上掛けて 作成していかれました。RISE関係者はペーパークラフト のコピーで大忙しでした。

RISE関連では、他にも、月の地形を調べる装置(レー ザー高度計)の試作機が絶対重力計室で公開され、振動実 験装置の実演が行われました。試作機とはいえ、衛星搭載 機の実物を前にして多くの質問が担当者に投げかけられて いました。

屋外では、やはり、VERA20m鏡の周りに人だかりがで きました。アンテナの前で記念写真を撮る人、駆動制御パ ソコンの簡単なキー操作で大きなアンテナが正確に動くこ

とに驚く人、説明パネルの前で熱心に職員の話に耳を傾け る人など様々な反応が見られました。今年は特に、アンテ ナ内部見学の時間が設けられ、見学開始時間になる度に長 い行列ができました。

天体望遠鏡による太陽黒点観測も好天に恵まれて大成功 で、別の望遠鏡では昼間ながら金星を自動追尾で捉えてい たこともあり、来場者の天文現象への興味をかき立ててい ました。

旧本館では、計算機博物館と銘打って、初の電卓からパ ソコンまでの計算機の実機展示と、水沢で導入した歴代の 電子計算機のパネル展示が行われました。タイガー計算機 や初期のパソコンを懐かしく動かしてみたり、じっくり時 間をかけ見入っている人たちが多く見受けられました。

隣室では時計博物館として、振り子時計や原子時計の展 示及びパネル展示が行われました。

今年も暑い中、小・中学生から年輩の方まで熱心に見学 していただき、これからますます質の良い研究を行い、成 果を一般の方々に分かりやすく説明していく必要があるこ とを職員一同改めて認識した日になりました。

3) 野辺山地区

[一般公開]

日 時:毎日 8:30〜17:00 (12月27日〜1月4日休止)

入場者数:64,837人

公開施設:45m電波望遠鏡、ミリ波干渉計、電波ヘリ オグラフ等(外観のみ)

[特別公開]

日 時:平成13年8月31日(土)9:00〜16:00 入場者数:1,934人

平成14年度特別公開は8月31日(土)に行われ、2つの 講演「アンデスより空を見上げて」(奥村幸子)および、「電 波で見る太陽系」(長谷川均)は、どちらも盛況でした。同 時に、VSOP2 modelの展示、ペーパークラフトの作成、

干渉計アンテナ移動、天文グッズの販売、ミニミニ講演な ども行われましたが、入場者数は2000人弱(例年の30%減)

となりました。通年行われている一般公開は、展示物等特 に変わったところはありませんでしたが、大雪のため冬期 の入場者が減少しました。

4) 乗鞍地区

日 時:5月中旬から10月の毎日 8:30〜17:00

公開施設:口径25cmコロナグラフ、パネル展示 5) 岡山地区

[一般公開]

日 時:6月の鏡類メッキ期間を除く毎日。

入場者数:16,769人

公開施設:188cm反射望遠鏡をガラス越しに見学。

[特別公開]

テ ー マ: もう一つの太陽系を探せ(系外惑星探査)」

日 時:平成14年8月24日(土)10:00〜17:00 入場者数:650人

特別公開では、例年通り188cm反射望遠鏡ドームと91cm 反射望遠鏡ドームを公開し、観測所の観測装置の紹介や研 究についての解説を行った。平成14年度も、鴨方町岡山天 文博物館との共催であった。

今年のテーマは「もう一つの太陽系を探せ」ということ で、最近の系外惑星探査の進展をパネルで紹介し、あわせ て岡山観測所188cm望遠鏡を用いた惑星探査プロジェク トの説明を行った。188cm望遠鏡では望遠鏡およびドーム 操作のデモを行った。実際に望遠鏡が動き、ドームが大き な音を立てて回るのを見て、驚く人も多かった。また、数 回にわけて188cm望遠鏡の主鏡を見学するツアーを行っ た。普段見られない主鏡を見られたとあって、参加者には 好評であった。中間赤外線カメラを利用した赤外線観測実 験コーナーも人垣ができるほどの盛況であった。188cm ドーム階下では、天文質問コーナーの他に、188cm望遠鏡 やALMAアンテナなどのペーパークラフトコーナーを設 けた。子供達を中心に一生懸命クラフト作りを行う姿が見 られた。岡山天文博物館では、プラネタリウム上映やスタ ンプラリーなどが行われ、大変好評であった。

当日は天候に恵まれ、昨年度よりも多くの来訪者があっ

た。夏休みの後半に行ったためか、子供連れの姿が目立っ た。

[特別観望会]

日 時:平成14年11月23日(土)18:00〜22:00 入場者数:97人

日 時:平成15年3月29日(土)18:30〜22:30 入場者数:106人

平成14年度は2回の特別観望会を行った。両方とも全国 から参加者を募った。観測所の対応可能人数に限界がある ため、応募者のなかから抽選で100名前後を選んで、来てい ただいた。2回ともかなりの数の応募者があり、3月の観 望会では競争率は7倍にもなった。遠くは沖縄や埼玉など からも応募があった。

11月の観望会では、天王星、アルビレオ、球状星団M15 を観望した。このときは非常にシーイングが良く、M15の 中心部の星が分解してかなり見えるみごとなもので、参加 者からは感嘆の声があがっていた。天王星の青白い色も美 しく、恒星とは違って点像ではないことを実感していただ いた。

3月の観望会は、土星と木星を観望した。快晴であった が、残念ながらシーイングは11月には及ばなかった。参加 者は、カッシーニの間𨻶や木星の縞模様、両惑星の衛星な どを見て概ね満足されたようである。

これらの観望会も鴨方町岡山天文博物館と共同で行っ た。博物館ではプラネタリウムを利用した星空解説と観望 天体の解説を行った。

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