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』夢

Ⅲ   結果 と 考察

1 . 3 年間 の新規利用者数

「子育て相談教室」は、利用者の希望する時に応 じて、

何回でも利用でき る。こ のため、まず 3 年間の「新規利 用者数‑利用実数」、即ち、繰 り 返 し利用 を除いた実数を

算出 した と こ ろ、 413 名 であっ た。性別に よ る 内訳は男 児 228 名(55.2%)、女児は185 名(44.8%)であ っ た

(表1 )0

表1性別ごとの新規利用者数

男児   228  55.2%

背ノ ユ宇; .443.I

ま た年度 ご と の新規利用者数は、平成11年は185名、

12年は133名、 13年は 95名 であっ た(表 2 )。ただ し、

平成11年については、それ以前か ら の継続者、複数利 用者も新規利用者と して算定されている.。平成12 年と 1‑3年を比較する と、新規利用者は減少 している。

表2 年度ごとの新規利用者数

11年 (185)

平成12年

%33

前年度からの継続を含む 2 . 3 年 間 の の べ利用 者数

繰 り 返 し利用回数を含めた、 3 年間の「利用のべ数」

は、 1877 名 であ っ た。年度毎にみ る と、平成11年度は 601名、平成12年は 703名、平成13年は 574名 であ る

(表 3)。 「子育て相談教室」は、月 に 2 回行なわれてお

り、それぞれ、 「歯科・栄養の 日」と「心理・保健の 日」

であ る。そ こ で、各々 の相萩 日 を利用 したのべ数に分類

し、 1回 あ た り の利用者数を算出 し た。そ の結果、 「歯科・

栄養の 日」は、 15人〜45人の範囲で利用 されてお り、 1 回 あた り の相 萩利用者の平均は、 29.64 人(S.D.7.64) であ っ た(表 4)。ま た「心理・保健の 日」について は、

8 人〜39 人 の範囲で利用 さ れてお り、 1回 あた り の相故 利用者の平均は、 22.53人(S.D.7.81)であっ た(表 4)。

表3 繰り返し利用を算入したのべ人数

11年  601

平成12年  703 平成13年  574 1878

表4 1回の相故日あたりの利用者数(3年l

(人)

範田 75誓言笠!9. I

平均  29.64  22.53

S.D.   7.64   7.81

3 . 1人 あ た り の繰 り 返 し利用 回数 と 選 ばれた メ ニ ュ ー

利用者 1人 あ た り が、 「子育て相談教室」を どれ ぐ ら いの頻度 で繰 り 返 し利用 し た かについて、表 5 と 図1に 示 し た。 1回 だ け の利用 は 37% 、 2 回 ま でで過 半数で あ る。一方、 7 回以上の利用 者は 2 割 を超 え、 30 回、 40 回 と い う 「常連 さ ん」も 存在 し た。

表5 1人あたりの繰り返し利用回数(3年rE 利用回数 人

0 0 0 0 6 4 2

1   1 53   37.0   37.0 2 ノ  64   15.5   52.5 3     45   1 0.9   63.4 4    30    7.3   70.7 5    24    5.8   76.5 6    13    3.1   79.7 7    1 5    3.6   83.3 8    1 1   2.7   86.0 9    1 0    2.4   88.4 10    3    0.7   89.1 1 1    3    0.7   89.8 12    5    1.2   91.0 13    6    1.5   92.5 14    1    0.2   92.7 1 5    3    0.7   93.5 1 6    5    1.2   94.7 1 7    4    1.0   95.6 1 8    1    0.2   95.9 19    5    1.2   97.1 22    2    0.5   97.6 23     3    0.7    98.3 26    1    0.2   98.5 28    1    0.2    98.8 29    2    0.5   99.3 32    1    0.2   99.5 38    1    0.2   99.8 45    1    0.2   1 00

計   413  100

10  (爾 19 

∴    .A.a.一.A.  ■l 

1 2  3  4  5  6  7  8  9   20・‑

図1各参加者の参加回数

回数

/

参加者は、受付でそ の 日 利用 し た い も の を選択する。

そ こ で、参加者が選ん だ メ ニ ュ ー数の変移 をみた(1回 あ た り の最大 4 メ ニ ュ ー で あ る)。そ の結果、 3 メ ニ ュ ー

以上 を選択 し た参加者の割合は、平成11年‑ 12 年‑ 13

年 で は、 66 人(年 間 の10.98%) ‑88 人( 12.52%) ‑ 93 人( 16.23% ) と 微増 し て い た(表 6、図 2)。

表6 参加者が選んだメニュー数(単位人)

平 辛 平

254    295    244

(42.26%) (41.96%) (42.51%)

281   320    237

(46.76%) (45.52%) (41.29%)

66    88    93 (10.98%) (12.52 %) (16.20 帆)

601   703    574 1メニュー

2メニュー

3メニュー 以上

% % % % % % % % % % % 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 8 7 6 5 4 3 2 ー ri

lコ3メニユ‑

■ 2メニユ‑

EZHメニユ‑

Hll H12    H13

図2 参加者が選んだメニュー数

4 .相 談 内容別利用 状況

利用 者 413 名 に つ い て、 3 年間 にお け る 相談 メ ニ ュ ー

の利用 状況をみた。そ の結果、 「身体計測」は、全利用者 の 94% が利用 し て い た。ま た「歯科相談」は全利用者の

57.1% 、 「仲 間 づ く り」は 40%、 「栄養相 談」は 38.3% 、

「保健相談」は 25.5% 、 「心理相談」は 22.7% で あ っ た

(表 7)。また、一人あた り の各相談に対する繰り 返 し利 用回数において も、身体計測は 4.27回 と群を抜いて多か

っ た(表 8 )。 「身体計測」に比べて、 「栄養相談」 「保健

相談」 「心理相談」な どは、相談内容に則 して時間をかけ て取 り 組む性質があるため、選択数のみによ る解釈は避 けなければな らないが、 「身体計測」 「歯科相談」を入 り 口 と して他の相談に繋が る可能性を持つ重要なメ ニュ ー

と 考え る こ と はでき そ う である。

表7 相談メニュー別選択数(3年間)

(参加実赦413名。複数選択)

相放メニュー  人牡 Jekに占める%

身体計測  389   94.0 歯科相鉄  236   57.1 仲間づくり  1 66   40.0 栄養相放  1 59   38.3 保健相故  1 06   25.5 心理相放   04   22.7

表8 ‑人あたりの平均利用回数

頼政メニュー平均利用回救 身体計測  4.27 食料相政  2.53 仲間づくり  2.76 栄養相放 1.64 保健相放 1.47 心理相倣 1.33

ま た、事業を運営する ス タ ッ フ側の視点 と して は、 1 回の相談で どの く ら いの相談者 と 対応する こ と にな る か

と い う 点 も重要であ る。こ の視点か ら の集計結果は、担 当 ス タ ッ フ の人数 と と も に、表 9 に示 した。相談 日 に よ

る ばらつき はある も のの、現状では概ね対応可能な範囲 と 思われた。しか し、 「歯科相談」は、対応内容(口腔内

チェ ック、ブラ ッ シング指導、フ ッ 素塗布な ど)を考え

る と、ス タ ッ フ数に比 して相談者数が多い傾向にあ り、

対応が困難な回 も あっ た よ う であ る。相談の質を保持す

(

る た め に は、ス タ ッ フ 数の増員 な ど今後 の検討が 望 ま れ よ う。ま た、ス タ ッ フ が1対1で対応す る 形式を と ら な い「仲間 づ く り」について も、そ の 時々 の利用者数 に よ っ て、適切 な配慮が必要 と な る か も しれな い。

表9相散メニュ‑別にみた、 1回の利用者数(3年間) 相故メニュー 範田(人) 平均(人) S.D.

身体計測 歯科相軌

仲間づくり

栄養相故 保健相政

心理相故

7‑41  23.22 7‑26  1 6.58 0‑18   6.28 2‑21  8.42 1 ∫‑9   4.36 1‑10   3.79

8 0 6 7 7 7 9 2 5 2 1 3

74 4 42 2 22一221

5 .相談 メ ニ ュ ー別利用者数の年次変化

各相 談 メ ニ ュ ー ご と の のべ利用者数を、年度毎 に集計 した結果は、表10‑表15 に示 した と お り であ る。 「身体

計測」 「歯科相談」 「栄養相談」 「保健相談」は、いずれ も 平成12 年度 に増加 してお り、平成13 年度 に減少 し た。

一方、 「仲 間づ く り」と「心理相談」は横ばい又 は増加傾

向 に あ る。いずれ も、相談の必要性が増減 し た の か、相

談 し に く さ の 問題が あ っ た の かな ど、こ の数値か ら だ け では解釈が で き な いた め、今後 の検討が必要 と な る。

表10 身体計測(72回)

人 平均人数/回 22.42 26.J67 20.58

平成11年 平成12年 平成13年 計

538 640

表12仲間づくり(72回)

平成11年 平成12年 平成13年 計

1 14   4.75 1 69    7.04 175    7.29

458

表14保健相談(36回)

平成11年 平成12年 平成13年 計

43    3.58 70    5.83 43    3.58

156

表11歯科相鉄(36回)

人数 平均人数/回 平11年  214  17.83 平成1 2年  208  1 7.33

昔郎年 去;: 141181

表13栄養相談(36回)

平成1 1年 108  9.00 平成1 2年  85   7.08

景虎1時 2T. 5・67・

表15 心理相敢(33回+) 人

平成1 1年  42   3.50 平成1 2年  36   3.00

蒜成'3年.4275 4・70

*相放員の都合でH11年に1臥H13年l3回休み

6 .利 用 者 の 月 齢構成

「子育て相談教室」は、年齢によ る呼び出 し型の事業 ではな く、利用者の主体的な意思に よ る参加であ る こ と

が、特色のひ と つ と して設定 されていた。そ こ で、実際 に は、いかな る 月 齢の子 ど も を持つ母親が利用 を して い る の かに つい て の 実態 を集計 した。

その結果、初回相談時月 齢においては、 0‑17 ケ 月 が

6 割、 18 ケ 月 以上は 4 割であっ た。のべ数において も、

こ の傾向 は同様であ っ た(図 3、図 4)。

図3 初回参加時月齢

(実数413名)

42M以上 36‑41M 4%

図4 参加者の月齢 (3年間のべ数1 878名分)

7 .専門相談別 にみた、初回相談時の児月 齢 8 .専門相談別 にみた のべ利用者の児月 齢

こ こ では、 「歯科相談」 「栄養相談」 「保健相談」 「心理 相談」について、各々 の初回相談時の月 齢 と、繰 り 返 し

利用 時の月 齢を含んだ集計結果について検討する。

初回相談時の月 齢構成は、表16‑表19 に表 し、さ ら

に 図 5 に示 した。のべ数か ら みた月 齢構成は、表 20‑表 23 と 図 6 に示 した。初回の月 齢構成一は、 「保健相談」と

「栄養相談」は、 0‑ 17 ケ 月 ま での相談が約 80%、 1歳 半健診以後 と な る18 ケ 月 以降は 20%余で あ る。 「歯科相 談」と「心理相談」は、 0‑ 17 ケ 月 と18 ケ 月 以降が ほ ぼ 半々 と な っ て い る。こ の傾向 は、のべ数について も 同様 で あ っ た。

表16 歯科初回相故月齢(実数236名)

0〜5M 6‑llM 12‑17M 18‑23M 24‑ 29M 30‑ 35M 36・‑41 M 42・‑47M 48M一一

表18 保健初回相故月齢(実数106名)

0‑5M 6‑llM 12・‑17M 18‑23M 24‑29M 30‑35M 36M〜

27   25.47 37   34.91 21  1 9.81 6    5.66 7   6.61 4   3.77 4   3.77

106   100

表17栄養初回相散月齢(実数159名)

0‑5M 6‑llM 12‑17M 18‑23M 24‑29M 30‑35M 36‑41M 42.‑47M 48M・‑

29  1 8.24 55   34.59 38   23.9 7   4.40 13   8.18 7   4.40 4   2.52 5   3.15 1   0.62 計      159  100

表19 心理初回相敵月齢(実数94名)

0‑5M 6‑llM 12‑17M 18・‑23M 24‑29M 30‑35M 36‑41M 42.‑ 47M 48M・一

保健相談

栄養相談

歯科相談

心理相談

TFぎ 劔劔劔劔 

‑ 剪      

ド  トdb r     劔 

l 劔剪  ∫ 

l l l  ーi l     劔  

J 劔劔   I 

llFf 1 劔劔劔劔 

   覆  

l 劔 劔  ll‑ 劔 

〟‑■■■■ 

DR       劔 

0%     20%     40%     60%     80%    1 00%

図5 初回相談時の児月齢

E9 0‑5M 16〜11M D12・‑17M

□18‑23M室

■24〜29M B 30一一35M

■36‑41M

「:+

42〜47M

ll■48M〜 ;

表20歯科相鉄児月齢(のベ598名)     表21栄養相談児月齢(のべ261名)

0‑5M 6‑llM 12‑17M 1 8‑23M 24‑29M 30‑35M 36〜41M 42〜47M 48M一一

表22 保健相談児月齢(のべ156名)

0‑5M 6‑llM 12〜17M

18‑23M

24〜29M 30‑35M 36‑41M 42‑47M

0‑5M 6‑llM 12・‑17M

18〜23M 24‑29M 30‑35M 36‑41M 42‑47M 48M〜

表23 心理相談児月齢(のべ125名)

0〜5M 6‑llM 12‑17M 18‑23M 24‑29M 30‑35M 36‑41M 42・‑47M 48M〜

‖24202 171 41 33は一ー 8・81 9・21 61 6・85・61 1 ・21 0・42・4蓋

0%     20%     40%     60%     80%    1 OO篤

図6 のべ相談利用者の児月齢(繰り返し利用を含む)

Eg 0‑5M b6‑llM

□ 12一一17M

D 18‑23M

■ 24‑29M ロ30‑35M

■ 36〜41M

□ 42〜47M l■48M〜 l

前項( 6 .利用者の月 齢構成)において、全体的な利

用者の月 例構成は、 6割が 0‑17 ケ 月、 4割が18 ケ 月 以 上であったが、メ ニューごと に見る と、 「栄養相談」 「保

健相談」は「歯科相談」 「心理相談」に比べて、年少児の

利用が多かっ た。こ の結果は、今後、さ らに継続的な利

用 に よ り 変動する こ と も 考え られる が、相談内容 と 併せ て吟味 してい く こ と に よ り、住民に求め られてい る相談 の傾向をよ り 正確に示 していく こ と ができ る と思われる。