第 3 章 e 自警機器開発
3.1.2 マツダ商事製 e 自警カメラ(eJKC-ZB102a)の改良
第2世代マツダ商事製e自警カメラ(eJKC-ZB102a)を用いた社会実験を行い,
様 々 な 改 善 点 が 明 ら か に な っ た . 第 2 世 代 マ ツ ダ 商 事 製 e 自 警 カ メ ラ
(eJKC-ZB102a)は,外観からでは,カメラが動作しているか確認する方法がな く,容易に動作確認をすることができなかった.また,バックプレートのネジ の精密性が高く無く,水滴や埃等が侵入してしまう可能性があった.また,カ メラのズームやフォーカス等の調整用のネジに表示等がなく,わかりにくかっ た.さらには,専用の暗号化の複合化ソフトで記録された動画を確認する際,
動画ファイルを読み込むごとに,毎回暗号化解除キーを入力する必要があるた め,非常に時間がかかってしまい,迅速な捜査に支障をきたしてしまう可能性 があった.これらの問題点を改善するべく,この e 自警カメラを製造している 企業と改良に関する交渉を重ねた結果,少し改良を加えたマツダ商事製 e 自警
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カメラ(eJKC-ZB102b)を経て,新型マツダ商事製e自警カメラ(eJKC-ZB102c)
が完成した.図3.1にその外観と表3.1に仕様を示す.
図3.1新型マツダ商事製e自警カメラ(eJKC-ZB102c)
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表3.1新型マツダ商事製e自警カメラ(eJKC-ZB102c)の仕様 カメラ本体 1/3 Sony Super HAD CCDカメラ
レンズ 4-9mm/9-22mm 可変焦点レンズ
電源 AC 100V
防水機能 あり(屋外設置可)
リモコン 付属(各種設定が可能)
SDカードの容量 32GBまでのSDHCをサポート 動画圧縮 MPEG4(ASF)/MPEG D1(30FPS) フレームレート 5/15/30 fps から選択可能 ビデオ録画解像度 D1
VGA QVGA
: 704×480(NTSC),704×576(PAL) : 640×480(NTSC),640×576(PAL) : 320×240(NTSC),320×288(PAL)
新型マツダ商事製e 自警カメラ(eJKC-ZB102c)は,SDカードの容量がいっ ぱいになった際の古いデータの上書き機能が旧型より安定化しており,上書き 機能のエラーで動作が停止する可能性が低減され,より安心して運用すること が可能になっている.
バックプレート内にあったパイロットランプはフロントサイド(図3.2の赤く 光っている部分)に移設された.動作確認をする際にバックプレートを外す必 要がなくなり,容易に動作確認をすることが可能になった.カメラに異常が発 生し動作停止した際には,すぐわかるようになっているため,犯罪発生時にカ メラが稼働しておらず,証拠や手がかりが記録されていないという事態を避け ることができる.また,バックプレートのネジはより精密に加工されている.
バックプレート内にあるカメラをフォーカスやズームを調整する際の調節ネジ
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には,FOCUS・ZOOM と表記されよりわかりやすくなっている.図 3.2 にフロ ントサイドのパイロットランプの画像を,図3.3にバックプレート内の調節ネジ の画像を示す.
図3.2 フロントサイドに追加されたパイロットランプ
図3.3 追加されたバックプレート内の調節ネジの表記
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図3.2で確認できる無数の透明な粒状の物は,赤外線 LEDモジュールとなって おり,新型マツダ商事製e自警カメラ(eJKC-ZB102c)は夜間の単体での撮影が 可能である.引き続き,二重暗号化機能を採用し,プライバシー保護機能が搭 載されている.
e 自警カメラで暗号化して記録された映像を確認するための専用ビューアソフ トウェアも改良された.ソフトを立ち上げたのち,暗号化解除Key を 1度入力 するだけでソフトを終了するまでの間,複数の動画ファイルの閲覧が可能にな った.動画ファイルを開くごとに毎回暗号化解除 Key を入力する必要がないた め,動画ファイルの確認が容易になった.