31.8%
30.5%
26.5%
27.1%
8.5%
9.0%
22.5%
19.9%
3.2%
4.5%
3.9%
5.8%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
地域生活を営むのが 可能 地域生活を営むのが
困難
通院医療 訪問看護等 アウトリーチ デイケア等 ナイトケア 精神症状に対応する一般医 身体合併症に対応する精神科医 不要 その他 無回答
32.0%
29.1%
24.6%
23.5%
8.8%
10.6%
18.3%
13.9%
4.4%
7.2%
7.3%
12.4%
地域生活を営むのが 可能 地域生活を営むのが
困難
通院医療 訪問看護等 アウトリーチ デイケア等 ナイトケア 一般医 身体合併症に対応する精神科医 不要 その他 無回答
65歳以上で援助の必要性が高い群は、内科管理の必要度合いが約20%にあたる
援助の必要性が 高い群
援助の必要性が 低い群 援助の必要性が
高い群 援助の必要性が
低い群
65
歳未満でも援助の必要性が高い群は、内科管理がある程度必要看護師は
「訪問看護をしたい」と思っているか?
訪問看護ステーションの人材不足の状況
出典:全国訪問看護事業協会 平成18年度老人保健健康増進等事業「新たな訪問看護ステーションの事業展開の検討」
○ 半年間に求人募集をしたステーションの過半 数がこれまでに比べて「少なくなった」と回答。
半年間(H18.4~9)の求人募集の有無
半年間(H18.4~9)に求人募集した反応
(求人募集をしたステーションのみの回答)
○ 人材不足の結果、約4割のステーション が訪問看護の利用を断っている。
(N=1,880)
55.2% 39.8% 5.0%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
なかった あった 無回答
半年間に、人材不足により訪問看護の 利用依頼を断ったことがあるかどうか
(N=1,880)
62.7% 0.9%
36.5%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
しなかった した 無回答
(N=1,178)
42.4% 11.0% 34.7% 3.2% 8.7%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
かなり少なくなった やや少なくなった かわらない 増えた 無回答
○ 求人募集をしたステーションが6割。
○ うち、求人募集しても、採用できなかったところ が
35.1
%。訪問看護ステーションの規模
出典:平成23年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業)訪問看護の基礎強化に関する調査研究事業~訪問看護事業所の 基盤強化促進に関する実態調査~、全国訪問看護事業協会
○ 訪問看護ステーションは、5人未満の零細事業所が68.3%と半数以上である。10人以上の大規模型 は3.1%である。
■ 5人未満の零細事業所が半数以上
精神科訪問看護において 病棟看護師が感じる困難に
関する調査
川内健三・天谷真奈美(2013年)
○用語の定義
困難とは、「精神科訪問看護を実施して
きた中で看護師が遭遇した負担感や難し
さ、ストレス」
○研究対象施設(2ヶ所)
A病院:公立総合病院で精神病床が673床。病棟から の精神科訪問看護は退院支援を目的に退院 前から退院直後まで短期間に実施。
B病院:民間精神科単科病院で500床。病棟からの 精神科訪問看護は、病棟でのかかわりのある
患者を対象に、地域生活が安定するまでの期間 に実施。
研究参加者(15名)の概要 ○性別
○年齢
男 性 女 性
7
名8
名20
歳代30
歳代40
歳代50
歳代60
歳代2
名6
名3
名3
名1
名研究参加者(15名)の概要 ○精神科看護経験年数
○精神科訪問看護経験年数
○精神科訪問看護の実施頻度(1年間)
10
年未満10
年以上20
年未満20
年以上5
名7
名3
名5
年未満5
年以上10
年未満10
年以上13
名1
名1
名10
回未満10
回以上50
回未満50
回以上5
名9
名1
名1.病棟からの訪問看護を行う態勢が不十分な中で訪問看護 を行う困難感
2.限られた時間や場所で対応しなければならない難しさ
3.患者のペースや都合を優先しないと、支援を受け入れてもら えない負担感
4.ストレスに弱く病状変動しやすい精神障がい者への影響を考 えながら、気をつけてかかわらなければならない
精神科訪問看護において病棟の看護師が感じる困難
8つのカテゴリー
5.患者の主体性を尊重する訪問看護に切り替えられない 難しさ
6.問題の重大さに関係なく、課題解決を1人で行わなけれ ばならない負担感
7.患者の変化が見えにくいため、支援の成果やゴールが明確 にならない難しさ
8.患者の背景の複雑さによって、社会資源を探す難しさ
精神科訪問看護において病棟の看護師が感じる困難
8つのカテゴリー
病棟からの訪問看護を行う態勢が不十分な中で 訪問看護行う困難感
○病棟からの訪問看護を行うための手順が整っていない
○マンパワーの問題で訪問看護に行きにくい
○病棟業務と訪問看護のバランスをとるのが難しい
○困ったときに相談できる人や機会がない
○上司や同僚に訪問看護に行くことに同意が得られない
限られた時間や場所で対応しなければならない 難しさ
○限られた時間や場所で対応しなければならない
「病棟だったら、気まずくなっても次の患者さんのところに 行って、ちょっと時間をおいてから来ようとかできるけど、訪 問だったら、その決められた時間の中で必要な情報をとっ て、状態を観察してってやらなきゃいけない」
患者のペースや都合を優先しないと、支援を 受け入れてもらえない負担感
○患者の住居スペースであるにもかかわらず、患者の意見を 尊重しきれない
「家だと、本人の全てペース。なのに、どこからがきれいで、
どこからが汚いって線引きしてしまって。まぁ、こっちがしつ こくというか、本人がそれ以上、望まないのに言ってしまっ たってことなんですかね」
ストレスに弱く病状変動しやすい精神障がい者への 影響を考えながら、気をつけてかかわらなければならない
難しさ
○自分の言動や存在が、患者に影響を与えてしまうと感じる
「私が言った一言で(患者は)落ち込んじゃったりする わけじゃないですか。そんな自分、悪いのかなぁって。思っ ちゃったりすると、すごい責任感じたりするし」
ストレスに弱く病状変動しやすい精神障がい者への 影響を考えながら、気をつけてかかわらなければならない
難しさ
○コミュニケーションをとることが難しい
「質問、質問ってなっちゃうと、患者さんのストレスに なっちゃったり、こっち側もイヤじゃないですか。コミュニ ケーションって難しいなぁって」
ストレスに弱く病状変動しやすい精神障がい者への 影響を考えながら、気をつけてかかわらなければならない
難しさ
○自分の先入観、問題を探す姿勢がかかわりに影響してしまう
「アルコールのありそうなところを見て掃除して。まぁ、実際 にはアルコールは出てこなかったんですけど。先入観で見 ちゃってる自分がイヤでしたよね」
患者の変化が見えにくいため、支援の成果や ゴールが明確にならない難しさ
○訪問看護をいつまで続ければいいのか、ゴールがわからない
「病棟から訪問に行き始めたら、いつまで行くのかってこと ですよね。患者さんはあくまて患者さんなわけで、生活も 管理が必要だったりするけど」
精神科訪問看護において 病棟看護師が感じる困難
とは
病棟看護と訪問看護による発想のギャップ
○病棟の看護師は、入院患者の安全を第一に考える。
→ 患者間でのトラブルを防ぐ。
危険物の持ち込みを防ぐ。
○病棟の看護師は、入院患者の病状の回復を支援する。
→ 病気がどれだけよくなったかを観察し、査定する。
病気がさらによくなるための援助を考え、実施する。