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第 4 章 皮脂腺構造と皮膚粘弾性との関連性 ~被験部位の影響~

4.3 結果

4.3.1 皮脂腺構造の評価結果

皮膚粘弾性との関連性を検討する前に、皮脂腺構造自体が被験部位でどのよう に異なるかを把握するため、表4.1に超音波顕微鏡観察により評価された男性被験 者の頬と前腕の皮脂腺密度の評価結果を示す。比較のため図4.6に頬と前腕の計測 値の平均値を棒グラフで示す。

表4.1 男性被験者における頬と前腕の皮脂腺密度の評価結果.

頬 前腕

n 21 21

Mean 1.16 0.47

SD 0.40 0.14

図4.6 男性被験者における頬と前腕の皮脂腺密度の平均値の比較.

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同一被験者において被験部位の違いにより皮脂腺密度に差があるかを解析する ため、男性被験者 21例の計測結果に対して一対の標本による両側の t検定を実施 し、頬と前腕の皮脂腺密度の平均値の差が有意水準5 %で統計的に有意かを確かめ た。その結果、t (20) = 9.14, p < 0.01であり、統計的に有意な差が認められた。

次に、表 4.2に超音波顕微鏡観察により評価された男性被験者の頬と前腕の皮脂 腺断面平均サイズの評価結果を示す。同様に比較のため図4.7に平均値を棒グラフ で示す。

表4.2 男性被験者における頬と前腕の皮脂腺断面平均サイズの評価結果.

頬 前腕

n 21 21

Mean 0.33 0.36

SD 0.09 0.10

皮脂腺密度と同様に、同一被験者において被験部位の違いにより皮脂腺断面平 均サイズに差があるかを解析するため、男性被験者21例の計測結果に対して一対 の標本による両側のt検定を実施し、頬と前腕の皮脂腺断面平均サイズの平均値の

図4.7 男性被験者における頬と前腕の皮脂腺断面平均サイズの平均値の比較.

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差が有意水準5 %で統計的に有意かを確かめた。その結果、t (20) = 1.2, p = 0.24で あり、統計的に有意な差は認められなかった。

最後に、表4.3に超音波顕微鏡観察により評価された男性被験者の頬と前腕の皮 脂腺占有率の評価結果を示す。同様に比較のため図4.8に平均値を棒グラフで示す。

表4.3 男性被験者における頬と前腕の皮脂腺占有率の評価結果.

頬 前腕

n 21 21

Mean 0.36 0.16

SD 0.06 0.05

同様に、同一被験者において被験部位の違いにより皮脂腺占有率に差があるか を解析するため、男性被験者 21 例の計測結果に対して一対の標本による両側の t 検定を実施し、頬と前腕の皮脂腺占有率の平均値の差が有意水準5 %で統計的に有 意かを確かめた。その結果、t (20) = 14.18, p < 0.01であり、統計的に有意な差が認 められた。

図4.8 男性被験者における頬と前腕の皮脂腺占有率の平均値の比較.

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