② Aグループ、Bグループにそれぞれゲームのルール(<別紙>参照)を配付する。
• 【*シート*】はAグループ用、【**シート**】はBグループ用である。
異なるシートを配付することを生徒に気づかれないようにする。
• 各シート内の 『ゲームの進め方』 は、AグループとBグループの共通のルー ルである。
• 各シート内の 『ルール』 はAグループ・Bグループで異なるルールである。
• 各シートは生徒それぞれに配付し、1回戦が終わるころ生徒に意識させない ようにそれとなく回収する。
③ Aグループ・Bグループでの一回戦の各勝者が、「特命大使」として、相手チー ム(Aグループの特命大使はBグループ、Bグループの特命大使はAグループ)
を視察する。その際、あらかじめ<別紙>【メモ用紙】を渡し、記入してよい。(1)
⑥の説明の際には、見ながら説明してもよい。
④ それぞれの回にかかる時間が長い場合は、2人があがって終了としてもよい。
⑤ 3回戦終了後、(2)を記入させる。その際、3回戦目のルールなので、「特命 大使」と「もう一方のグループに行った人(2回戦の1・2位)」はもう一方のグ ループのルールを記入し、「ずっと最初のグループにいた人」は自分たちのグルー プのルールを記入して、答え合わせの際に使用する。
⑥ (3)感想記入後、それぞれの役で意見を出し合い、(4)に気づきをまとめさ せる。
⑦ 時間があれば、1回戦(それぞれのルールの下でのゲーム)を2回行ってもよい。
3 解説
(1)ワーク1について
異文化の中でどのように行動してよいかわからないときの不安感を体験するととも に、言葉を介さずに伝える方法について考える。
(2)ワーク2について
特命大使や2名の訪問者によって文化が伝わるということと、ルールがよくわから ないという不安感などを体験する。互いのルールへの誤解など、現実に異文化理解の 場面で起こりうることも、ゲームの進行状況によっては体験可能である。
ゲーム中は、特定の言葉以外話してはいけないが、アイコンタクトやボディランゲー ジは可能なので、言葉を介さない意思疎通の体験も行うことができる。
2回戦目では、特命大使は1人で別の環境に入って行くが、3回戦目は仲間が一緒 である。それぞれの時の気持ちや互いの感情についても考えてもらいたい。マイノリ ティの人たちが固まる(グループ化する)ことは、批判的に捉えられがちであるが、
文化(立場)を同じくする者同士が互いに結びつき合う気持ちについても考えるきっ かけとしたい。
<別紙>(コピー用シート)
【*シート*】
【**シート**】
【メモ用紙】
カード交換の方法:
「ピー」という言葉の意味:
「ポー」という言葉の意味:
ゲームの「勝ち」:
勝った人はどうするか:
普段の表情:
11 犯罪被害者とその家族の人権について考えよう
Aさんのお兄さんは、昨日の夕方、通りがかりの人に暴行されて意識不明となり、病院 で手当を受けています。Aさんなど家族の人たちは、交代でお兄さんに付き添うことにし、
Aさんは先ほど自宅に戻ってきました。
先ほど朝のニュースで事件のことが報道され、事件の概要とお兄さんの名前、自宅の住 所が町名まで伝えられていました。すると…
ワーク1
ニュースで報道されたためか、報道陣や近所の人がAさんの自宅の前に集まってきまし た。その人たちは、何を話していると思いますか。3つあげてみましょう。
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ワーク2
Aさんの自宅の電話やインターホンが何度も鳴りました。どのような人が、どのような 用事で電話をしてきたり、訪ねてきたと思いますか。3つあげてみましょう。
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ワーク3
(1)2人一組のペアグループを作り、「話す人」と「聞く人」に分かれましょう。
(2) 「話す人」は、自分が考えたワーク1・ワーク2の内容を「聞く人」に伝えましょう。
「聞く人」は、Aさんの家族の立場に立って「話す人」の言葉を聞きましょう。
(3)「聞く人」は、「話す人」の言葉を聞いて感じたことを下に書きましょう。
(4)「話す人」と「聞く人」を交代し、(1)~(3)を行いましょう。
ワーク4
ワーク1~3をもとに、事件の被害者の家族が本当にしてほしいと思う「周囲の人々の 支えや協力」とは、どのようなことだと思うか、自分で考えてみましょう。
ワーク5
ワーク4で考えたことをグループ内でお互いに発表した上で、事件の被害者の家族が本当に してほしいと思う「周囲の人々の支えや協力」について話し合い、3つにまとめてみましょう。
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