第3章 計画推進に向けて
1 用語集
用語 解説
あ
オストメイト トイレ
人工肛門や人工膀胱を装着した人(オストメイト)の便宜 を図る設備が整ったトイレのこと。排せつ物のたまった袋
(パウチ)の中身を捨てたり洗ったりするための流し台な どが備え付けられている。
か
加配 障害のある子どもの支援のために保育園、幼稚園等に保育 士や教諭を配置すること。基幹相談支援センター
地域の相談支援の拠点として、支援困難事例への対応や成 年後見制度の普及・利用促進を行うとともに相談支援事業 者への助言等、総合的かつ専門的な支援を行う機関。
QOL(生活の質)
物理的な豊かさ、個々の身辺自立だけでなく、精神面を含 めた生活全体の豊かさ、満足度を評価する概念。Quality Of Life の略
グループホーム
「共同生活援助」のこと。障害のある人などが集まって、
スタッフの援助を受けながら、一般住宅などで暮らす居住 形態。平成 26 年4月から、ケアホーム(共同生活介護)が グループホームに統合された。
ケアマネジャー
高齢者やその家族からの相談に応じ、要介護者などの心身 の状況に応じた適切な介護サービスが利用できるよう、居 宅サービス計画(ケアプラン)を作成し、介護サービス事 業者などとの連携・調整を行う人。
権利擁護
自分の権利を表明することが困難な寝たきりの高齢者や、
認知症の高齢者、障害のある人の権利や要求の表明を支援 し、代弁する取り組み。
高次脳機能障害
頭部外傷、脳血管障害等による脳の損傷の後遺症として、
記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害など の認知障害が生じ、日常生活・社会生活への適応が困難と なる障害のこと。
合理的配慮
個別の状況に応じて講じられるべき措置であり、例えば、
乗り物への乗車に当たっての手助けや、筆談・読上げ等の 障害特性に応じたコミュニケーション対応、段差の解消の ための渡し板の提供等が考えられる。
こころのバリアフリー
人のこころの中にある、障害のある人などに対する偏見や 差別意識をなくすこと。または、偏見や差別意識がない状
支援ファイル 個人のプロフィールや成長の経過、相談や支援の内容、医 療機関の記録などをひとつのファイルにまとめたもの。
思春期スクリーニング
思春期を中心に顕在化する発達障害や子どもの困り感を発 見し、適切な支援につなげることで、不登校やひきこもり 等の二次障害の予防を図る取り組み。
社会的障壁
日常生活や社会生活を営むうえで障壁となる事物、制度、
慣行、観念その他一切のこと。建物の段差などハード面だ けでなく、障害のある人に対する差別的な考え方などソフ ト面の障壁も含む。
障害児支援利用計画 サービス利用者を支援するための中心的な計画で、児童の 解決すべき課題や支援方針、利用するサービスなどが記載 される。
職親制度
社会的引きこもりの回復期にある青少年が、自立に向けて 自信を取り戻すことを目的として、京都府に登録した協力 事業所において就労体験を行う制度。
職場適応訓練 実際に従事する仕事を事前に経験することにより、作業内 容や職場環境に適応しやくする訓練。
ジョブコーチ
「職場適応援助者」のこと。障害のある人とその家族、ま た事業主に対して、障害のある人が職場適応できるよう支 援をする。
スクールサポーター 障害のある子どもの支援のために、学校等に配置され学習 指導などを行う者のこと。
生活サポート事業 障害支援区分非該当で、在宅生活に支援が必要な人に対し、
家事援助等を提供します。
成年後見制度
判断能力が低下した認知症高齢者や知的障害のある人、精 神障害のある人などを法的に保護し、支援するため、平成 12 年度に開始された制度。家庭裁判所により選任された後 見人等が、本人の意思を尊重し、法律行為の同意や代行な どを行う。
SST
(ソーシャル スキル トレ ーニング)
「社会生活技能訓練」、「生活技能訓練」などとも呼ばれ る。対人関係を中心とする社会生活技能のほか、服薬自己 管理・症状自己管理などの、日常生活を円滑に送る技能を 高める訓練。
た
地域活動支援センター 障害のある人に、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等を行う日中活動の場。
地域権利擁護事業
福祉サービス利用援助事業(地域福祉権利擁護事業)のこ と。
判断能力が不十分な人が地域において自立した生活が送れ るよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援 助等を行うことにより、その人の権利を擁護する事業。
各区市町村に設置される、介護保険法で定められた、地域
トライアル雇用
ハローワーク等の紹介により、障害のある人などを一定期 間試行雇用し、期間終了後に本採用するかどうか決める制 度。事業主には助成がある。
な
難病平成 25 年4月より、難病が「障害者総合支援法」の対象と なり、130 の疾病が対象の難病に指定された。さらに平成 27 年1月からは、対象の疾病が 151 に拡大された。
のびのび福知っ子
福知山市の「就学前発達支援事業」の名称。就学までの時 期に、子どもたちが持てる力を伸ばすことを支援すること を目的として、保育園等の4歳児クラスを対象とした健診 や、就学予定児に対して就学前スクリーニングを実施する とともに、必要に応じて関係機関の紹介や相談・支援等を行 う。
ノーマライゼーション
障害のある人を特別視するのではなく、障害のある人もな い人も共に生きる社会こそノーマル(通常、正常)な社会 であるとの考え方に基づき、そのような社会実現に向けて 条件を整える取り組みのこと。
は
発達障害
発達障害は、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎 性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに 類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢にお いて発現するものとして政令で定めるもの」と定義されて いる。(「発達障害者支援法」第1章第2条)
なお、症状が軽い「アスペルガー症候群」なども含めて、「自 閉症スペクトラム障害」と呼ぶこともある。
バリアフリー化
障害のある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)と なるものを除去するという意味。段差等の物理的障壁の除 去をいうことが多いが、社会的、制度的、心理的なすべて の障壁の除去という意味でも用いられる。「社会的障壁の 除去」とほぼ同義。
ピアカウンセラー 同じ悩みや障害のある人の相談に乗ったり、援助したりす る人。
ピアサポート 同じ障害があるなど、同じ立場にある当事者同士が、相談 などを行う相互支援の取り組み。
避難行動要支援者
災害が発生し、又は災害が発生するおそれがある場合に自 ら避難することが困難な者であって、その円滑かつ迅速な 避難の確保を図るため特に支援を要する者をいう。(「災 害対策基本法」第 49 条の 10)
平成 25 年の災害対策基本法の一部改正(平成 25 年6月)
により、名簿の作成が義務付けられ、これに基づくものは
「避難行動要支援者名簿」と呼び、災害が発生し、又は災
福祉避難所
災害時に高齢者、障害のある人、妊産婦、乳幼児、病者な ど、一般的な避難所では生活に支障を来たす人を受け入れ てケアする避難所。バリアフリー化され、専門スタッフを 配置した介護施設や学校を自治体が指定する。民間施設の 場合は事前に協定を結ぶ。
法定雇用率 官公庁や事業所において、常用での雇用が義務づけられた
障害者雇用の割合。「障害者の雇用の促進等に関する法律」
に定められている。
ほっとはあと製品 障害のある人が製作した製品のこと。京都府が全国から名 称を募集し、「ほっとはあと製品」と名づけられた。
ホームヘルパー 障害のある人の自宅に赴き、入浴、排せつ、食事など身の 回りの介護を行う有資格者のこと。
ま
民生児童委員
民生委員・児童委員
民生委員法・児童委員法に基づいて地域に設置が定められ、
住民の信頼を受けた地域の世話役として地域住民のよき相 談相手となり、地域の高齢者や児童、障害のある人など福 祉サービスが必要な人のいる家庭が孤立しないよう、窓口 として行政などにつなげる役割を担う。
や
ユニバーサルデザイン特定の年齢・性別・国籍・心身状態や障害の有無などに関 わらず、すべての人が利用しやすいように製品や建物、情 報などを設計すること。又は、そうしてつくられたもの。
要配慮者名簿
高齢者や障害のある人など、災害時に避難支援を必要とす る人を本人からの申し出により名簿化し、近所の人をはじ め、自治会、民生児童委員、自主防災組織など、地域にお ける支援体制を事前に整えるために活用するもの。
要約筆記 発言者の話を聞いて、要約して文字で表すことで、その場
の話の内容を伝える通訳のこと。
ら
ライフステージ
人の一生における、さまざまな段階のこと。幼年期・児童 期・青年期など年齢による区分だけでなく、結婚期・出産 期・育児期・教育期等、生活環境の節目によっても分けら れる。
理学療法士(PT)
障害のある人に対し、身体の基本動作能力(座る、立つ、
歩くなど)の回復や維持及び障害の悪化の予防を目的に、
運動療法や電気刺激、温熱、マッサージ等の物理療法など を加える専門家のこと。
Physical Therapist(PT)とも呼ばれる。
リハビリテーション
障害のある人の身体的、精神的、社会的な自立能力向上を 目指し、単なる機能回復ではなく、「自分らしく生きる」
ために行われるすべての活動をいう。
療育 障害のある子どもが社会的に自立することを目的として行 われる医療と保育。