2.11 クラスタシステムの構築
2.11.3 現用系サーバでグループリソースを作成する手順
• 2.11.4 現用系サーバで JP1/IT Desktop Management をセットアップする
• 2.11.5 待機系サーバで JP1/IT Desktop Management をセットアップする
• 1.3.1 製品ライセンスを登録する手順
2.11.3 現用系サーバでグループリソースを作成する手順
JP1/IT Desktop Management のインストール後は、Microsoft Cluster Service または Windows Server Failover Cluster で JP1/IT Desktop Management のグループを作成し、リソースを登録しま す。リソースを登録する手順を次に示します。
1. 管理用サーバのグループを作成します。
Microsoft Cluster Service または Windows Server Failover Cluster にあらかじめ登録されている
「Cluster Group」とは別に管理用サーバのグループを作成してください。
2. 作成したグループに必要なリソースを登録します。
グループに登録が必要なリソースを、サーバ構成ごとに次の表に示します。
シングルサーバ構成システムの場合
リソースの種類 リソース名
JP1/IT Desktop Management のサービスリソース以外 のリソース
IP アドレスリソース ネットワーク名リソース
共有ディスク(物理ディスク)リソース JP1/IT Desktop Management のサービスリソース(汎
用サービス)
JP1_ITDM_DB Service
JP1_ITDM_DB Cluster Service JP1_ITDM_Web Container※ JP1_ITDM_Web Server JP1_ITDM_Service
注※ Windows Server 2012 および Windows Server 2008 の場合はコマンドを実行して、リソー スを作成します。Administrator 権限を持つユーザーで、コマンドプロンプトから、次に示すコマンド を実行してください。
cluster△res△"JP1_ITDM_Web Server サービスリソースの名前"△/priv△
StartupParameters=""
(凡例)△:半角スペース マルチサーバ構成システムの場合
リソースの種類 リソース名 リソースの登録要否
管理用サーバ データベースサー バ
JP1/IT Desktop Management の サービスリソース以外のリソース
IP アドレスリソース ○ ○
ネットワーク名リソース ○ ○
共有ディスク(物理ディスク)リソース − ○ JP1/IT Desktop Management の
サービスリソース(汎用サービス)
JP1_ITDM_DB Service − ○ JP1_ITDM_DB Cluster Service − ○ JP1_ITDM_Web Container ○ − JP1_ITDM_Web Server ○ −
JP1_ITDM_Service ○ ○
JP1_ITDM_Agent Control ○ −
(凡例)○:登録が必要なリソース −:登録が不要なリソース 3. 現用系サーバを優先サーバに設定します。
4. JP1/IT Desktop Management のサービスリソース以外のリソースをオンライン状態にします。
JP1/IT Desktop Management のサービスリソース(汎用サービス)はオフライン状態のままです。
グループリソースが作成されます。
グループリソースの作成方法の詳細については、Microsoft Cluster Service または Windows Server Failover Cluster のマニュアルを参照してください。
以降で、各リソースの設定項目および設定内容を説明します。
JP1/IT Desktop Management のサービスリソース以外のリソースの設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
• IP アドレスリソース
• ネットワーク名リソース
• 共有ディスク(物理ディスク)
リソース
フェールオーバーのしきい値 1(推奨値)
フェールオーバーの期間(秒) 900(推奨値)
待ちのタイムアウト(秒) 300(推奨値)
JP1_ITDM_DB Service の設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_DB Service 名前 任意の名称を指定する。
リソースの種類 「汎用サービス」を設定する。
グループ 管理用サーバのグループ名を設定す
る。
実行可能所有者 現用系および待機系の 2 台のサーバ
を設定する。
依存関係 「ネットワーク名リソース」および
「共有ディスク(物理ディスク)リ ソース」を設定する。
サービス名 「HiRDBEmbeddedEdition_JE1」
を設定する。
レジストリの複製 指定しない。
フェールオーバーのしきい値 0(固定)
フェールオーバーの期間(秒) 0(固定)
待ちのタイムアウト(秒) 300(推奨値)
JP1_ITDM_DB Cluster Service の設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_DB Cluster Service 名前 任意の名称を指定する。
リソースの種類 「汎用サービス」を設定する。
グループ 管理用サーバのグループ名を設定す
る。
実行可能所有者 現用系および待機系の 2 台のサーバ
を設定する。
依存関係 「JP1_ITDM_DB Service」のリ ソースを設定する。
サービス名 「HiRDBClusterService_JE1」を設 定する。
レジストリの複製 指定しない。
フェールオーバーのしきい値 1(推奨値)
フェールオーバーの期間(秒) 900(推奨値)
待ちのタイムアウト(秒) 300(推奨値)
JP1_ITDM_Web Container の設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_Web Container 名前 任意の名称を指定する。
リソースの種類 「汎用サービス」を設定する。
グループ 管理用サーバのグループ名を設定す
る。
実行可能所有者 現用系および待機系の 2 台のサーバ
を設定する。
依存関係 シングルサーバ構成システムの場
合、「JP1_ITDM_DB Cluster Service」のリソース を設定する。
マルチサーバ構成システムの場合、
ネットワーク名および物理ディスク のリソースを設定する。
サービス名 「JP1_DTNAVI_WEBCON」を設
定する。
レジストリの複製 指定しない。
フェールオーバーのしきい値 1(推奨値)
フェールオーバーの期間(秒) 900(推奨値)
待ちのタイムアウト(秒) 300(推奨値)
JP1_ITDM_Web Server の設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_Web Server 名前 任意の名称を指定する。
リソースの種類 「汎用サービス」を設定する。
グループ 管理用サーバのグループ名を設定す
る。
実行可能所有者 現用系および待機系の 2 台のサーバ
を設定する。
依存関係 「ネットワーク名リソース」のリソー
スを設定する。
サービス名 「JP1_DTNAVI_WEBSVR」を設
定する。
レジストリの複製 指定しない。
フェールオーバーのしきい値 1(推奨値)
フェールオーバーの期間(秒) 900(推奨値)
待ちのタイムアウト(秒) 300(推奨値)
JP1_ITDM_Service の設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_Service 名前 任意の名称を指定する。
リソースの種類 「汎用サービス」を設定する。
グループ 管理用サーバのグループ名を設定す
る。
実行可能所有者 現用系および待機系の 2 台のサーバ
を設定する。
依存関係 シングルサーバ構成システムの場
合、またはマルチサーバ構成システ ムのデータベースサーバの場合、
「JP1_ITDM_DB Cluster Service」
のリソース を設定する。
マルチサーバ構成システムの管理用 サーバの場合、ネットワーク名およ び物理ディスクのリソースを設定す る。
サービス名 「JP1_DTNAVI_MGRSRV」を設
定する。
レジストリの複製 指定しない。
フェールオーバーのしきい値 1(推奨値)
フェールオーバーの期間(秒) 900(推奨値)
待ちのタイムアウト(秒) 300(推奨値)
JP1_ITDM_Agent Control の設定内容
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_Agent Control 名前 任意の名称を指定する。
リソースの種類 「汎用サービス」を設定する。
グループ 管理用サーバのグループ名を設定す
る。
実行可能所有者 現用系および待機系の 2 台のサーバ
を設定する。
依存関係 シングルサーバ構成システムの場
合、「JP1_ITDM_DB Cluster Service」のリソース を設定する。
マルチサーバ構成システムの場合、
ネットワーク名および物理ディスク のリソースを設定する。
リソース名 設定項目 設定内容
JP1_ITDM_Agent Control サービス名 「JP1_DTNAVI_AGCTRL」を設定