{ 気象庁と州は共同して,流域面積が大きく洪水により相当な損害を生ずるおそれが ある河川において,洪水のおそれがあるときは,水位又は流量を示してその状況を 直ちに州の水防計画で定める水防管理者及び量水標管理者に通知し,必要に応じ報 道機関の協力を求めて,一般に周知するものとする。
{ 気象庁と州は共同して,大雨による土砂災害の危険度が高まったときに,県・市の 長が防災活動の実施や住民等への避難勧告等の発令を適時適切に判断することが できるよう,土砂災害警戒情報を作成・発表し,県・市の長に通知するよう努める ものとする。また,公共事業省及び気象庁は,地方公共団体等が土砂災害警戒情報 を活用した警戒避難体制を構築するよう働きかけるものとする。
1.2 住民の避難誘導
担当機関 国軍(陸・海・空)、警察、州、県・市
関連機関 国家防災庁、国家捜索・救助庁、地域コミュニティ
{ 地方公共団体は,風水害の発生のおそれがある場合には河川管理者,自主防災組織 等と連携を図りながら気象情報等に十分注意し,浸水区域や土砂災害危険箇所の警 戒活動を行う。その結果,危険と認められる場合には,住民に対する避難のための 準備情報の提供や勧告・指示等を行うとともに,適切な避難誘導を実施するものと する。
{ 地方公共団体は,災害が発生するおそれがある場合には,必要に応じ避難場所を開 設し,住民等に対し周知徹底を図るものとする。また,必要があれば,あらかじめ 指定された施設以外の施設についても,管理者の同意を得て避難場所として開設す る。
{ 住民への避難勧告等の伝達に当たっては県・市防災無線をはじめとした効果的かつ 確実な伝達手段を複合的に活用し,対象地域の住民への迅速かつ的確な伝達に努め るものとする。
{ 避難誘導に当たっては,地方公共団体は,避難場所及び避難路や浸水区域,土砂災 害危険箇所等の存在,災害の概要その他避難に資する情報の提供に努めるものとす る。
{ また,ヘリコプター,船舶による避難についても検討し,必要に応じ実施するもの とする。
{ 情報の伝達,避難誘導,安否確認の実施に当たっては,災害時要援護者に十分配慮 するよう努めるものとする。
{ 避難勧告等の解除に当たっては十分に安全性の確認に努めるものとする。
1.3 災害未然防止活動
担当機関 公共事業省、県・市
関連機関 林業省、国軍(陸・海・空)、警察、州、地域コミ ュニティ
{ 水防管理者は,水防計画に基づき,河川堤防等の巡視を行い,水防上危険であると 思われる箇所について応急対策として水防活動を実施する。
{ 河川管理者,海岸管理者及び農業用用排水施設管理者等は,洪水,高潮の発生が予 想される場合には,ダム,せき,水門等の適切な操作を行うものとする。その操作 に当たり,危害を防止するため必要があると認めるときは,あらかじめ,必要な事 項を関係県・市及び警察に通知するとともに一般に周知させるものとする。
{ 自主防災組織及び国軍は,河川管理者,地方公共団体と連携し,出水時に現地にお ける迅速な水防活動を実施するため,必要に応じ水防上緊急の必要がある場所にお いて警戒区域を設定し,水防関係者以外の者に対してその区域への立入の禁止,又 はその区域からの退去等の指示を行なうものとする。