第 9 節 施設,設備等の応急復旧活動
3) 住民等からの問い合わせに対する対応
{ 非常本部等,指定行政機関,地方公共団体等は,必要に応じ,発災後速やかに住民 等からの問い合わせに対応する専用電話を備えた窓口の設置,人員の配置等体制の 整備を図る。また,情報のニーズを見極め収集・整理を行うものとする。
第 11 節 二次災害の防止活動
{ 余震や降雨等による建物被害や構造物被害、洪水、土砂災害等の二次災害防止対策 を講じる事とする。
{ 気象庁は余震と降雨状況について適切な情報収集と広報に努めるものとする。
11.1 洪水・土砂災害対策
担当機関 公共事業省、州、県・市
関連機関
{ 国(公共事業省)及び地方公共団体は専門家を動員して余震や降雨によって起こさ れる二次氾濫、土砂災害等の危険地区の調査を行う。危険度が高いと判定された地 区は関係機関及び住民に周知し、不安定土砂の除去、防護壁設置、適切な警報シス テム設置や避難体制整備等の対策を講じるものとする。更に、災害発生のおそれが ある場合には適切な避難対策を実施するものとする。
{ 気象庁と州政府は必要に応じて、風水害に関する警報基準を引き下げることもある。
11.2 建物と構造物被害
担当機関 公共事業省、州、県・市
関連機関
{ 余震による建物倒壊に関しては公共事業省と地方公共団体は建築技術者を動員し て被災建物及び住宅地について安全性調査を迅速に実施するものとする。調査の結 果、建物が危険であると判定された場合には、必要に応じて被災施設の応急措置や 避難誘導等の対策を実施するものとする。
11.3 高潮、波浪対策
担当機関 公共事業省、州、県・市 関連機関
{ 国及び地方公共団体は高潮や波浪、潮位変化による浸水防止のため海岸保全施設の 点検を行う。必要な場合には、応急工事、適切な警報や避難体制をとるものとする。
災害発生の危険性が高い場合には、迅速な避難対策を実施するものとする。
11.4 爆発、有害物質による二次災害対策
担当機関 石油会社、ガス会社
関連機関 エネルギー・鉱業資源省、州、県・市
{ 火災発生のおそれのある危険物施設管理者、例えば石油施設、化学プラント等では 施設の安全性点検を行い、爆発のような二次災害防止のために必要な応急措置を行 うものとする。爆発の危険性が高い場合には、関係機関に迅速に連絡を行うものと する。
{ 国、地方公共団体及び企業は施設点検、応急対策、関係機関への情報連絡等を行い、
有害物質漏洩防止のための環境モニタリング等を行うものとする。
第 12 節 ボランティア、及び国内・海外からの支援受け入れ
{ 国、及び地方公共団体は災害発生情報が報道された段階から、国内外からの様々な 援助申し込みに適切に対応するものとする。
12.1 ボランティアの受け入れ
担当機関 国家防災庁、州、県・市
関連機関 国務省、保健省、国防省、社会省、インドネシア赤 十字
{ 国及び地方公共団体、また関係機関は被災地のニーズ把握調査を共同で実施し、ボ ランティアの登録、調整を含めた受け入れ体制を確立することに努める。受け入れ に際しては、ボランティアの能力を効果的に活用することに注意を払うものとする。
例えば、高齢者介護や外国人対応等である。更に、ボランティアの活動拠点を確保 することでボランティア活動を円滑に進める事に努める。
12.2 国民等からの義援物資の受け入れ
担当機関 国務省、国家防災庁、州、県・市
関連機関 財務省、保健省、社会省、インドネシア赤十字