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第1節 適用

水道用資材とは、水道工事等に用いる材料をいい、水道工事等を行う場 合は、本仕様書に従った材料を使用すること。ただし、特記仕様書に別 の定めがある場合は、本仕様書より優先する。

第2節 ダクタイル鋳鉄管類 第2-1節 総則

1 適用

当局で使用する水道用配水材料のダクタイル鋳鉄管、ダクタイル鋳鉄異形 管及び接合部品(以下「鋳鉄管類」という。)、仕切弁、ソフトシール仕切弁、

バタフライ弁、バタフライ弁(副弁内蔵式)、補修弁、消火栓、空気弁(以下

「栓弁類」という。)、円形鉄ふた及び角形鉄ふた(以下「鋳鉄製鉄ふた類」

という。)に適用する。

2 規格

ダクタイル鋳鉄管類の規格は原則として、日本工業規格(以下「JIS規 格」という。)、社団法人日本水道協会規格(以下「JWWA規格」という。)

及び当局が別に定めたもの(以下「局規格」という。)による。

また、これらの規格が改正された場合は、その最新版を優先する。ただ し、局規格については、本仕様書、標準構造図(水道編)の記載によるも のとする。

3 製品

(1) ダクタイル鋳鉄管類は、社団法人日本水道協会(以下「JWWA」

という。)等の検査を受けるものとし、検査合格品(検査証印を受け たもの)であること。

(2) ダクタイル鋳鉄管類で、別に定める材料は「名古屋市上下水道局水 道用資材の製作者登録要領」に基づき、当局が登録した製造業者の 製品とする。

なお、製造業者については、当局公式ウェブサイトに掲載されて いる水道用資材の製作者登録一覧表に記載された業者とする。

(http://www.water.city.nagoya.jp/category/bosyu/1599.html を参 照のこと。)

(3) ダクタイル鋳鉄管類の製造に関し、特許に抵触するものは、すべて 受注者の責任において処理すること。

4 調達

(1) 受注者は、現場調査に基づき想定管路図及び配水材料使用承諾願

(附則-1参照)を監督員に提出し、承諾を受けること。

(2) 受注者は、工事工程表に従い工事進捗に支障のないよう、本仕様書 に基づきダクタイル鋳鉄管類を調達すること。

5 検収

(1) 使用するダクタイル鋳鉄管類は、納品のつど配水材料使用確認願(附 則-1参照)を提出し、監督員又は現場監督員の製品確認を受けるこ

と。

また、提出書類に変更が生じたときは、速やかに届け出ること。

(2) ダクタイル鋳鉄管類の製品確認で不合格となったものは、受注者の責 により補修又は、取替えを行い、再確認を受けること。

(3) 受注者は、工事完了時までに製造業者が発行する受検証明書を提出す ること。

6 有効使用期日

ダクタイル鋳鉄管類の有効使用期日は、次に定めるものを原則とする。た だし、当局がやむを得ない事情で必要とするときは、この限りではない。

(1) ダクタイル鋳鉄管類{(2)を除くもの}

検査年月の当月1日から3年間とする。ただし、有効期限を経過した ものについては、JWWA等の再検査の上で発行される受検証明書を提 出すること。

(2) 接合部品のⅢ類(ゴム輪、バックアップリング、シールリング及びガ スケット)

検査年月の当月1日から1年間とする。ただし、有効期限を経過した ものについては、JWWA等の再検査の上で発行される受検証明書を提 出すること。

なお、NS形心出し用ゴム、各種防食ゴムは、上記(1)と同様とする。

(3) その他のものについては、監督員との協議とする。

7 運搬

ダクタイル鋳鉄管類の運搬及び取扱いは、損傷、塗装面に傷などが生じ ないように特に注意しなければならない。

運搬及び取扱いにより、損傷、塗装面に傷などが生じたときは、使用確 認前に補修又は取替えを行うこと。

第2-2節 鋳鉄管類

1 略号と名称及びその内容

鋳鉄管類の略号と名称及びその内容は、JIS規格、JWWA規格、社団 法人日本ダクタイル鉄管協会規格(以下「JDPA規格」という。)のとおり とする。ただし、当局が指定する鋳鉄管類の略号と名称及びその内容は、次 のとおりとする。

鋳鉄管類の略号

ダクタイル鋳鉄管の区分は、次のとおりとする。

ダクタイル鋳鉄品を示す。

K、TS、GX、NS 接合形式(K形、S形、GX形、NS形)を示す。

内面エポキシ樹脂粉体塗装又は、水道用液状エポキシ樹脂塗料塗 装及び、水道用無溶剤形エポキシ樹脂塗料塗装を示す。

内面モルタルライニングを示す。

ポリエチレンスリーブ被覆を示す。

1、2、3 管の種類を示す。(1、2種又は3種)

標準管 接合形式が受口と挿し口とも同一の管で、管長がJWWA G 113、

JWWA G 120規格とJDPA G 1049規格のもの。

異種継手管 接合形式が、受口と挿し口で異なるもの。

一般管 所定の長さに切管できない管で、管長がJWWA G 113、120規格 とJDPA G 1049規格のもの。

2 水道用ダクタイル鋳鉄管

JIS規格、JWWA規格、JDPA規格による。ただし、当局が次に定 めたものは、規格より優先する。

(1) 接合形式、呼び径及び種類

接合形式、呼び径及び種類は、次表のとおりとする。

なお、呼び径600以上の切用管は別途管厚を指定する。

接合形式 呼び径及び種類(記号)

K形 75~350及び2000~2600 1種管(D1)

400~1800 2種管(D2)

U形 700~1800 2種管(D2)又は3種管(D3)※2 2000~2600 1種管(D1)又は3種管(D3)※2 KF形 500~900 特厚管(DPF)

UF形 700~2600 特厚管(DPF)

GX形 75~400 1種管(D1)又はS種管(DS)※3 NS形 75~400 1種管(D1)又は3種管(D3)※1、※3

500~1000 S種管(DS)

S形 500~1800 2種管(D2)

2000~2600 1種管(D1)

PN形 300~350 1種管(D1)、400 2種管(D2)

400以上は設計図書による。

押込直管(推進工法用管)

(U形、UF形、US形) 800~2600 2種管(D2)又は特厚管(DPF)

※1 NS形の呼び径75~250のNSゴム輪は、タイプⅡを使用する。

※2 U形の3種管は、共同溝内、シールド内配管及び施設構内に使用する。

※3 GX形のS種管及びNS形の3種管は、施設構内で浄水処理に影響がほとんどなく、緊 急修繕も比較的容易な管路に使用する。

(2) 内面塗装及びライニング

ア 呼び径400まで(NS形は呼び径1000まで)の鋳鉄管

JWWA G 112(水道用ダクタイル鋳鉄管内面エポキシ樹脂粉体 塗装)に基づき管内面にエポキシ樹脂粉体塗装を行うこと。

イ 呼び径400を超える鋳鉄管

JWWA A 113(水道用ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング)

に基づき、管内面にモルタルライニングを行うこと。

(3) 外面塗装

ア JWWA K 139(水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料)に基づ き管外面に合成樹脂塗装を行うこと。

切用管 所定の長さに切管できる管で、管長がJWWA G 113とJDPA G 1049規格のもの。

甲切管 管長がJWWA G 113、120規格とJDPA G 1049規格のものより 短いもので、受口と挿し口のあるもの。

乙切管 管長がJWWA G 113、120規格とJDPA G 1049規格のものより 短いもので、両挿し口のもの。

押込直管 推進工法用。

イ GX形は、JDPA G 1049(GX形ダクタイル鋳鉄管)の外 面耐食塗装を行うこと。ただし、外面耐食塗装の代わりにJWW A G 120、121の外面塗装でもよい。

(4) 表示

JDPA Z 2004(ダクタイル鋳鉄管類の表示)、2004-2(GX形 ダクタイル鋳鉄管の表示)及び局規格で表示する。ただし、表示規 格が重複する項目は局規格を優先する。

当局が指定する水道用ダクタイル鋳鉄管の表示

管の種類 外面部接合形式の表示例

異種継手管 受口K-挿し口UF・受口KF-挿し口S 押込直管(推進工法用管)標準管 受口UF-挿し口UF

押込直管(推進工法用管)異種継手管 受口UF-挿し口US

※表示は、白ペンキで8㎝角の大きさに明示すること。

3 水道用ダクタイル鋳鉄異形管

JIS規格、JWWA規格、JDPA規格による。ただし、当局が次に 定めたものは、規格より優先する。

(1) 接合形式、呼び径及び種類

接合形式及び呼び径は、次表のとおりとする。

接合形式 呼び径及び種類(記号)

K形 75~2600(DF)

U形 700~2600(DF)

KF形 500~ 900(DF)

UF形 700~2600(DF)

GX形 75~ 400(DF)

NS形 75~ 400(DF)※1

500~1000(DF)

S形 500~2600(DF)

US形 700~2600(DF)

PN形 300~1500(DF)

フランジ形 ※2 75~2600(DF)

※1 NS形は、呼び径75~250のNSゴム輪はタイプⅡを使用する。

(継輪、帽は除く)

※2 フランジ形は、JWWA G 114の7.5KのGF形(溝形)とし、

形式2とする。

(2) 内面塗装

JWWA G 112(水道用ダクタイル鋳鉄管内面エポキシ樹脂粉体 塗装)に基づき、管内面にエポキシ樹脂粉体塗装を行うこと。

なお、呼び径1500を超える製品は、JWWA K 157(水道用無溶 剤形エポキシ樹脂塗料塗装方法)を使用する。

(3) 外面塗装

ア JWWA K 139(水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料)に基づ き管外面に合成樹脂塗装を行うこと。

イ GX形は、JDPA G 1049(GX形ダクタイル鋳鉄管)の外面 耐食塗装を行うこと。ただし、外面耐食塗装の代わりにJWWA G 120、121の外面塗装でもよい。

(4) 表示

JDPA Z 2004、2004-2で表示する。ただし、GX形の短管1号 及び短管2号には、ト(規格品以外を示す)の表示を行うこと。

(5) GX形ダクタイル鋳鉄異形管の使用材料は次のとおりとする。

種類 呼び径

二受T字管 75~400 受挿し片落管 75~400 挿し受片落管 75~400 両受曲管45° 75~400 両受曲管22 1/2゜ 75~400 曲管90° 75~400 曲管45° 75~400 曲管22 1/2゜ 75~400 曲管11 1/4゜ 75~400 曲管5 5/8゜ 75~400 フランジ付T字管 75~400 うず巻式フランジ付T字管 75~300 排水T字管 300、400

継ぎ輪 75~400

乙字管 75~300

帽 75~400

短管1号 75~400 短管2号 75~400

(6) GX形の短管1号及び2号の有効長は次のとおりとする。

呼び径 短管1号 (mm)

短管2号 (mm) 75 80 390 100 80 390 150 90 400 200 90 410 250 100 460 300 100 480 400 110 510 4 接合部品

JWWA G 113、120(水道用GX形ダクタイル鋳鉄)及びJWWA G 114、121(水道用GX形ダクタイル鋳鉄異形管)並びにJDPA G 1049(GX形ダクタイル鋳鉄管)の附属書による。ただし、当局が次に 定めたものは規格より優先する。

(1) GX形のライナの内外面塗装は、JWWA G 112(エポキシ樹脂 粉体塗装)とし、塗膜厚さは、内面0.3㎜以上、外面は目標0.3㎜と する。

(2) NS形のライナの内外面塗装は、JWWA G 112(エポキシ樹脂 粉体塗装)とし、塗膜厚さは0.3㎜以上とする。

(3) UF形及びUS形のセットボルトは、JIS G 4303(ステンレス 鋼棒)、JIS G 4308(ステンレス鋼線材)、JIS G 4309(ス テンレス鋼線)のSUS304、SUS304J3、SUSXM7とする。

(4) NS形のTSボルト(T頭ボルト・ナット)、S形のボルト・ナッ トは、JIS G 4303(ステンレス鋼棒)のSUS304、SUS304 J3、SUSXM7とする。

(5) フランジ形のTSFボルト(六角ボルト・ナット)は、JIS G 4303(ステンレス鋼棒)のSUS304、SUS304J3、SUSXM7 とする。

(6) SUS304、SUS304J3、SUSXM7は、ボルト又はナットの ねじ部に焼き付き防止処理を施すこと。

(7) TSFパッキンは、GF形ガスケット1号とし、材質はSBRⅠ類 A・55とする。

(8) 表示は、JDPA Z 2004、2004-2規格のとおりとする。

(9) Mボルトは、酸化被膜処理をしたFCD420-10にNi、Cu等を 添加した合金T頭ボルト・ナットとし、耐食性・機械的強度を向上 させたものとする。

(10) GX形のダクタイル鋳鉄管の接合部品は次のとおりとする。

種類 呼び径

押輪 75~400

ロックリング 75~400

ライナ 75~400

切管用挿し口リング 75~400 T頭ボルト・ナット 75~400

ゴム輪(直管用・

異形管用)

75~400 ロックリングホルダ 75~400

ライナボード 75~400

5 接合部品の内容

接合部品の中で、1組と明記した内容は、次のとおりとする。

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