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第1節 一般事項

1 材料等には、JIS 製品についてはその定めにより、その他のものは JIS 等に準じて、種類・製造所・製造年月日など必要な表示がなされているも のでなければならない。

2 「使用材料承諾願」により監督員の承諾を受けた材料等に関して、本仕 様書に記載された品質管理試験及び品質検査を実施し、その結果を監督員 に提出すること。

3 水道用資材並びに下水道用資材の品質管理試験及び品質検査の詳細に ついては、各附属書によること。

第2節 材料等の品質管理試験

材料等の品質管理試験とは、施工管理の一環として、工事に使用する材 料等が所定の品質を保持して供給されることを目的に、受注者若しくは材 料の供給者が行うものである。この場合、受注者又は材料の供給者の費用 負担により、試験研究機関にて、品質管理試験を行わなければならない。

第3節 材料等の品質検査

1 材料等の品質検査とは、受注者の提出した材料に関する資料に基づき、

監督員が検査の一環として行うものである。

品質検査は、材料等の外観、形状、寸法を観測判定するほか、試験研究 機関で行った品質管理試験結果の確認により行う。また、材料等の使用量 が省略限度未満等で品質管理試験を行わない場合は、品質に関する資料

(品質証明書)の照合でよい。

2 材料等は、監督員の実施する品質検査に合格したものであること。

3 前項の検査に合格した材料で、使用時になって損傷又は変質したものは、

新品と取り替えて再度検査を受けること。

4 前三項の検査には、受注者が立会うこと。検査に立会わない場合は、当 該検査の結果について、何ら異議を申し立てることはできない。

第4節 試験研究機関の指定

試験研究機関は、公的試験機関(公益法人等)とし、主な公的機関は、

附則-15「 公的機関一覧表」に示す通りとする。

品質管理試験について、やむを得ず製造業者等の民間試験所で行う場合 は、原則として、監督員の立会により行うこと。また、その場合は、監督 員の立会が確認できる写真等の資料を提出すること。

第5節 共通材料の品質管理

第5-1節 レディーミクストコンクリート

1 レディーミクストコンクリートにおける品質管理項目は、次に掲げる試 験種類、試験方法とする。また、監督員による品質検査は、原則として、

品質管理試験結果報告書の確認により行うものとする。

なお、監督員が特に指示した場合は、試験研究機関による品質検査試験 を行うこと。

(1) 圧縮強度試験

試験方法 JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法 (2) スランプ試験

試験方法 JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法 (3) 空気量試験

試験方法 JIS A 1116 フレッシュコンクリートの単位容積質量試 験 方 法 及 び 空 気 量 の 質 量 に よ る 試 験 方 法

(質量方法)

JIS A 1118 フレッシュコンクリートの空気量の容積に よる試験方法(容積方法)

JIS A 1128 フレッシュコンクリートの空気量の圧力に よる試験方法(空気室圧力方法)

(4) 塩化物含有量

試験方法 JIS A 1144 フレッシュコンクリート中の水の塩化物イ オン濃度試験方法

2 試料の採取場所及び採取方法

試験に使用する試料の採取場所は、工事場所とし、詳細な採取方法は、

JIS A 1115(フレッシュコンクリートの試料採取方法)によること。

3 圧縮強度試験

(1) 試験に使用する供試体の製作は、工事場所で行い、供試体の作り方 は、JIS A 1132(コンクリートの強度試験用供試体の作り方)による こと。

(2) 供試体の製作頻度は、製造工場ごとに、コンクリートの種類が異な るごとに、打設日ごとの使用当初、当日の使用量が150m3を超えるごと とし、その端数について監督員が特に指示した場合は試験を行うもの とする。また、供試体は、試験ごとに1組6個を製作すること。

なお、監督員が指示した場合を除き、日打設量が5m未満のときは、

省略することができる。また、無筋コンクリートを長期にわたり連続 して打設する場合においては、総打設回数の20%以上とすることがで きる。

(3) 供試体には、当局支給の「確認用試料番号票」を埋め込むこと。

(4) 供試体の養生は、標準養生を原則とする。

(5) 試験の実施は、28日及び監督員の指示する日に、それぞれ3個ずつ の試験を行う。

(6) 試験の結果は、同時に作った3個の供試体の材令28日における圧縮 強度の平均値により判定し、呼び強度以上でなければならない。また、

それぞれ1個ずつの供試体の圧縮強度は、呼び強度の85%以上でなけ ればならない。

4 スランプ

(1) 試験は、試料の採取場所で行う。

(2) 試験の頻度は、3(2)に示す供試体製作ごとに行う。

なお、監督員が必要と認めたときは、各車両ごとに実施する。

(3) 試験の判定

スランプの許容差は、次表による。

(単位:㎝)

スランプ 2.5 5以上8未満 8以上18以下 許容差 ±1.0 ±1.5 ±2.5 5 空気量

(1) 試験は、試料の採取場所で行う。

(2) 試験の頻度は、3(2)に示す供試体製作ごとに行う。

(3) 空気量の判定

空気量の許容差は、普通コンクリートにおいて、4.5±1.5%である こと。

6 塩化物含有量

(1) 試験は、原則として試料の採取場所において、受注者の技術者が行 う。特に監督員が承諾する場合は、工場出荷時に実施しても良いが、

試験には、受注者の技術者が立会うこと。

(2) 試験の頻度は、3(2)に示す供試体製作ごとに行う。

(3) 1回の試験に必要な測定回数は3回とする。

(4) 構造物のうち仮設物及び用心鉄筋を有しない無筋コンクリート構 造物は、この試験を省略することができる。

(5) 試験の判定

判定は試験ごとに行うものとし、それぞれの検査における 3 個の測 定値の平均値が「本章第5-2節2項」に示している塩化物量の規制 値以下であること。

なお、判定の結果不合格となった場合は、その運搬車の受取りを拒 否するとともに、次の運搬車から毎回試験を行い、それぞれの結果が 規制値を下回ることを確認した後、そのコンクリートを用いるものと する。ただし、この場合塩分量が安定して規制値を下回ることが確認 できれば、その後の試験は通常の頻度で行ってよいものとする。

7 単位水量測定 (1) 適用範囲

単位水量測定について、測定方法及び管理基準値等を規定するもの であり、水中コンクリート・転圧コンクリート等の特殊なコンクリー トによる施工を除き、コンクリート種別ごとの1日当り使用量が、100m3 以上の施工に係るコンクリート工にかかる工事を対象とする。

また、上記以外に監督員が特別に指定したものは、測定を行わなけ ればならない。

(2) 測定機器

単位水量測定機器については、エアメータ法又はそれと同程度若し くはそれ以上の精度を有する測定機器を使用することとし、受注者は 施工計画書に記載するとともに、事前に機器諸元表、単位水量算定方

法を監督員に提出するものとする。

また、使用する機器はキャリブレーションされた機器を使用するも のとする。

(3) 品質の管理

受注者は、施工現場において、打設直前のレディーミクストコンク リートの単位水量を本仕様に基づき測定しなければならない。

(4) 単位水量の管理記録

受注者は、測定結果をその都度記録(プリント出力機能がある測定 機器を使用した場合は、プリント出力)・保管するとともに、測定状 況写真を撮影・保管し、監督員の請求があった場合は遅滞なく提示す るとともに、検査時に提出しなければならない。

また、1日のコンクリート打設量は、附則-13 「レディーミク ストコンクリート単位水量測定結果表」に記載するものとする。

(5) 測定頻度

単位水量の測定頻度は、次のア~ウによる。

ア コンクリート打設(コンクリート種別ごと)を午前から午後にかけ て行う場合は、2回/日(午前1回、午後1回)とする。

午前又は午後のみ打設する場合は、1回/日とする。

イ 重要構造物(原則として水セメント比が55%以下、呼び強度は24N/

2以上のもの)においては、ア に加え、コンクリート打設量が100m3 を超える毎に1回測定するものとする。

また、ア の規定を満足する測定頻度の場合、この項の測定をもっ て、ア の測定結果報告として兼ねることが出来るものとする。

ウ 荷卸し時に品質の変化が認められたときは、その都度とする。

(6) 管理基準値・測定結果と対応 ア 管理基準値

現場で測定した単位水量の管理基準値は下記によるものとする。

区分 単位水量(kg/m3) 管理値 配合設計±15kg/m3 指示値 配合設計±20kg/m3

注)示方配合の単位水量の上限値は、粗骨材の最大寸法が20~25㎜の場 合は、175kg/m3、40mmの場合は165kg/m3を基本とする。

イ 測定結果と対応

a 管理値内の場合 (配合設計±15kg/m3以内)

測定した単位水量が管理値内の場合は、そのまま打設してよい。

b 管理値を超え、指示値内の場合(配合設計±15kg/m3超~±20kg

/m3以内)

測定した単位水量が管理値を超え指示値内の場合は、そのまま打 設してよい。受注者は、水量変動の原因を調査し、レディーミクス

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