離奪層■囎砂岩
驕岩■顯母花向岩塩鶏■断簡斑岩・細粒花商岩 三川■流紋岩質瀦凝灰岩 菱蔑岩[]珪質掛千枚岩
イ.円通寺礫岩砂岩層下部
礫の種類を測定したのは,南から河原町片山高度65m・同町片山高度80m ・同町片山高度150m・同町稲常・郡家町池田・同町下門尾の6地点である。
主に花歯岩・石英斑岩・流紋岩などの酸性岩類,安山岩,チャート・シス トの礫が見られる。
花嵩岩礫は2〜3割を占めており,淡紅色で緻密な細粒花醐岩と灰白色の粗 粒花尚岩が確認できる。前者は,石英・斜長石・カリ長石・黒雲母が見られ,
郡家町下坂から逆位に分布している花原複合岩類の細粒花金岩によく似てい る。後者は,石英・斜長石・黒雲母・白雲母が見られ,郡家町篠波から麻生に かけてと用瀬町に広く分布している鳥取花醐岩によく似ている。
石英斑岩礫は,河原町片山高度65m・同町片山高度80m・同町片山高度150 mの3地点で,1%〜5%確認され,流紋岩礫は6地点で約1割確認された。
風化変質が激しく,くさり礫になっているものが多いため,薄:片作成はできな かったが,石英斑岩は灰〜白色で斑晶として大きめの石英・長石が見られ,流 紋岩は灰白色で斑晶として小さめ石英が見られた。
安山岩礫は,測定した6地点全てで観察され,4割〜5割を占め,最も多 い。下位から上位に向けて量が減っているという特徴もある。緑色をしてお
り,蚕下では斜長石が多く含まれ,流理構造が見られる。風化変質が激しく,
くさり礫になっているものが多い。この安山岩礫は,円通寺礫岩砂岩層下部の 分布している地域の南西に当たる河原町と北東に当たる国府町に広く分布して
いる河原火山岩層の安山岩溶岩によく似ている。
チャート・シスト礫は,測定した6地点全てで観察され,1割〜3割を占め ており,下位から上位に向けて量が増えている。礫は暗灰色で,光沢に富み,
石英脈が発達しており,円通寺礫岩砂岩層下部の分布している地域の南方から 東方に当たる船岡町・郡家町に広く分布する三郡変成岩・非変成古成層とよく
似ている。
礫の大きさをみると,boulder・cobbleの量は1割から2割を占めている。下 位から上位に向けて,また,南西から北東方向へ向けてboulder・cobbleの量が 減り,pebbleの量が増え,礫は小さくなっていることがわかる(第25図)。
礫組成の変化と礫径の変化から,堆積当時の河川は南西側が上流,北東側が 下流に相当し,後背地は河原火山岩層が広く分布している地域から三郡変成岩 と非変成古成層が広く分布している地域に移り変わろうとしていることがわか
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河原町稲常高度55m
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河原町片山高度50m
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河原町片山高度80m
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第25図 円通寺礫岩砂岩層下部地域別礫組成
■花祠岩 團石英斑岩
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難類□安山岩類 講薦□砂泥互層
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岩層□下部;灘讐主
麟□繕質凝灰角 贈齢■逡蹴岩
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ウ。円通寺礫岩砂岩層上部
礫の種類を測定したのは,河原町片山,鳥取市待居,同市入坂,同市古郡 家,同市香取,同市祢宜谷,同市紙子谷,郡家町池田,同町下門尾,同町下峰 寺,同町上峰寺,同町山上の12地点である。
本部層の下位と上位では,礫組成の割合や礫の大きさが異なっている。下位 となるは,主に霊石山丘陵にあたる地域で河原町片山,郡家町池田,同町下門
尾,鳥取市隠居,同市入坂,同市古郡家,同市祢宜谷,同市香取が相当する。
チャート・シスト礫が最も多く,5割から8割を占め,花砂岩・石英斑岩・流 紋岩などの酸性岩類の礫が2割から3割,安山岩が0から3割を占めている。
大鑑は多い所で3割も占めている。
上位となるのは,津の井丘陵で,鳥取市紙子谷,郡家町下峰寺,同町上峰 寺,同町山上が相当する。チャート・シスト礫が8割から9割に増え,花蜜
岩・石英斑岩・流紋岩などの酸性岩類の礫は多くても2割,安山岩礫は多くて も1割に減っている。
チャート・シスト礫は上位に向けて量が多くなる。礫は,暗灰色で,光沢に 富み,石英脈が発達しており,円通寺礫岩砂岩層上部の分布している地域の南 方から東方に当たる船岡町・郡家町に広く分布する三郡変成岩・非変成古成層
とよく似ている。
花韮岩礫は,上位ほど量は少なくなる。淡紅色をし,細粒のものと,白色で 粗粒のものがあり,前者は郡家町下坂から津黒に分布している花原複合岩類の 細粒花悪騒によく似ており,後者は郡家町無疵から麻生にかけてと用瀬町に広 く分布している鳥取花歯岩によく似ている。
石英斑岩礫は,灰〜白色で斑晶として大きめの石英・長石が見られ,流紋岩 は灰白色で斑晶として小さめ石英が見られる。風化変質してくさり礫になって いるものが多い。
安山岩礫は,ほとんどが霊石山丘陵で見られ,緑色をし,斜長石を含むとい う特徴がある。風化変質してくさり礫になっているものが多い。この安山岩 は,円通寺礫岩砂岩層上部の分布している地域の南西に当たる河原町と北東に 当たる国府町に広く分布している河原火山岩層の安山岩溶岩によく似ている。
また,郡家町山上でのみ細粒砂岩およびシルトの偽礫が,約1割見られる。
露頭で観察する際,たいへんもろく,すぐくずれてしまい,遠くから運搬され たものではないことがわかる。円通寺礫岩砂岩層上部に見られる砂岩シルト 岩,または指交関係におる三代寺シルト岩のものと考えられる。
礫の大きさをみると,boulder・cobbleの量は下位では1割から3割を占めて おり,上位ではなくなっている。下位から上位に向けて,つまり,南西から北 東方向へ向けて礫は小さくなっていることがわかる(第26図)。
礫組成の変化と礫径の変化から,堆積当時の河川は南西側が上流,北東側が 下流に相当し,後背地は河原火山岩層と矢田川層群・三郡変成岩と非変成古成
65
層が分布している地域から三郡変成岩と非変成古成層が広く分布している地域 に移り変わっていることがわかる。なお,花原複合岩類の細粒花嵩岩の分布地 域が南にはないことから,郡家礫岩層の細粒花闘岩礫が再堆積したものと考え
られる。
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鳥取市八坂高度30m
鳥取市待居高度20m
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第26図 円通寺礫岩砂岩層上部地域別礫組成
講菱織砂泥互層
円通寺 礫岩砂 岩層 河原火
山岩層 白亜紀 矢田川層群
上部 チャート礫ゴご∵う
下部;妻撫羅
[コ 体の礫岩
安山岩質凝三 角礫岩B 流紋岩質 溶結凝灰岩
3.円磨度と古流向
郡家礫岩層と円通寺礫岩砂岩層を構成する礫の円磨度と斜交層理を測定する ことにより,古流向の検証を行うことを考えた。なお,円磨度の測定は,礫組 成測定地点と同じ地点で行い,斜交層理は円通寺礫岩砂岩層上部のみ測定し
た。
[測定方法]
①郡家礫岩層については,6地点の礫岩層が見られる露頭を選んだ。砂岩がレ ンズ状に入るような最上部層準について測定した。円通寺礫岩砂岩層につい ては,ユ6地点の礫岩層が見られる露頭を選んだ。
②平均垂雪値が最:大になりそうなユm四方の露頭面を選定し,その中より起き い礫から順に100個選び出し,礫の露出断面における円親書の測定を行っ
た。
③円毎度は,Pettilohn(1975)に従い,角礫・亜角礫・亜円礫・円礫・全円礫 の5段階に分類した。
④斜交層理については,斜交層理の走行・傾斜を測定し,記録した。
[測定結果]
円磨度の測定結果を第27図〜第29図に,斜交層理の測定結果を第30図
に示し,次のア,イ,ウで,部層別にその変化や古流向について検討する。
ア.郡家礫岩層
礫の円磨度を測定したのは,北から郡家町篠波・同町山路・同町郡家・河原 町立口・同町小倉・同町神馬の6地点である。
測定した6地点のうち,北東に位置する郡家町篠懸・同町山路・同町郡家・
河原町神馬の4地点では,亜円礫が最も多く,4割から5割を占めており,亜 角礫・円礫がそれぞれ1割から3割程度を占めている。一方,南に位置する河 原町釜口・同町小倉の2地点では,円礫が最も多く,4割から6割程度を占 めている(第27図)。
この結果から,千代川の東側では南西方向ほどわずかに円三度がよいことが わかり,東側から西側への古流向を示すと考えられる。この結果は,「2,礫 組成」で記述している礫の種類・大きさの測定結果とも合致している。千代川 西側では東方向ほどわずかに円硬度がよいことがわかる。基底礫岩ということ や層厚は厚い所で65mで,礫岩がほとんどを占めていることから,河原町・
郡家町付近に存在した盆地に向けて谷を埋めるように堆積した崖錐堆積物とい える。なお,松本(1986)の鹿野町〜鳥取市付近より供給されたという報告 とは異なる。