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校正作業が完了した ら 、 キーを押しま

ドキュメント内 CM1-DST (ページ 73-77)

校正する

9. 校正作業が完了した ら 、 キーを押しま

す。

10.4項に従い、校正値 を保存し、定電流源 モードを解除します。

手順 S-SFCの画面

キーを押します。

ジコシンダン  ケッカ  OK以外の メッセージが出たとき は、右記以降を参照して 対処してください。

• 故障のメッセージが 表示されたときは、

次ページ以降のメッ セージを参照して対

処してください。 その他のメッセージとし て複数の故障があるとき は 、 そ れ ぞ れ の 故 障 の メッセージを5秒間づつ表 示します。

5.4 トラブルシューティング 5.4.1 動作の確認と異常発生時の対応

はじめに

S-SFCを使用すると、本器の動作が確認でき、異常があ る場合はS-SFCが表示する自己診断メッセージにより適 切に対処することができます。

また、測定中に本器、プロセス、S-SFCまたは通信系に なんらかの異常が発生した場合にもこの自己診断メッ セージに従って適切な対処をすることができます。

この対処方法は次のような場合に分けることができま す。

• 本器、プロセス、S-SFC、通信系が異常と思われる場 合

• 本器が異常と思われる場合

• 本器、プロセスが異常と思われる場合 • S-SFC、通信系が異常と思われる場合 動作の確認

本器の動作を確認する場合は、S-SFCを本器に接続し、

通信状態になっていることを確認後次の手順で行いま す。

(その他のメッセージ)

シュツリョク  FIT-1234  ツウシンチュウ . . .

シュツリョク  FIT-1234  ツウシンチュウ . . .

シュツリョク  FIT-1234  コウセイカンリョウ  20mA

↓ シュツリョク  FIT-1234  シュツリョク  20mAコウセイ 

シュツリョク  FIT-1234  シュツリョク  20mAコウセイ 

↓ シュツリョク  FIT-1234  コウセイカンリョウ  20mA

DSTJ  FIT-1234 ツギノ ドウサヲ ドウゾ 

SCT  FIT-1234 ジコシンダンケッカOK SCT  FIT-1234  ツウシンチュウ . . .

SCT  FIT-1234 ツギノ ドウサヲ ドウゾ 

5.4.2 通信中に異常が発生した場合

メッセージと対処

通信中に異常発生のメッセージが表示された場合、次の ように対処してください。

 メッセージ 対処

• キーを押しま す。

表示されたメッセー ジに従って、対処し てください。

• この際でも 、

、 キーの操 作は有効となりまり ます。

• 対処後、 キーを

押して、 「ジコシンダン ケッ カ OK」が表示され ることを確認してく ださい。

バッテリが不足してい ます。4.1.7項の説明に 従って充電してくださ い。

• キーを押し、

表 示されたメッセー ジに従って、対処し てください。

• トラブルが解消され ると#が消えます。

• #が消えたら キーを押して、「ジ コシンダンケッカ  OK」が表 示されることを確認 してください。

メッセージ 意味 対処

メモリの故 問い合わせ先にご連絡

障 ください。

RAMの故 問い合わせ先にご連絡

障 ください。

ROMの故 問い合わせ先にご連絡

障 ください。

5.4.3 自己診断のメッセージ

メッセージと対処

トラブルが発生した場合に  キーを押すと表示され るメッセージ、その意味および対処方法は次のとおりで す。

本器、プロセス、S-SFC、通信系が異常と思われる場合 本器が異常と思われる場合

メッセージ 意味 対処

 • 発信器  •再び通信開始無応 答 の手順を行って ください。

• キーを押し てメッセージを見 てください。

•ループ、S-SFCの 接続ループ負荷抵 抗 、 電 源 電 圧 を チェックしてくだ さい。

↓(3秒後) SCT  FIT-1234 ハッシンキジュウコショウ 

[シンダン] ヲドウゾ 

      : 

 

 ※※※※※     #

NVM イジョウ 

RAM イジョウ 

ROM イジョウ  ハッシンキカラノオウトウナシ 

本器、プロセスが異常と思われる場合

メッセージ 意味 対処

温度が上がらないよ

うな状態に設置しな おしてください。

プロセス側をチェッ

クします。

定電流源モードにし

て キーを押しま

す。メッセージが出 なければ裏面の紹介 先 に ご 連 絡 く だ さ い。

PV値確認し、必要に

応じてレンジの大き い発信器と交換して ください。

受圧部にダメージが

あることも予測でき ますので、問い合わせ 先にご連絡ください。

温度エレメントおよ

び配線を確認してく ださい。

セ ン タ ー ボ デ ィ 内 部 の 温度が高す ぎる

入力デー

タの異常

プロセス

側の不良

発信器の

故障

差 圧 発 信 器不良

入力値が

設定可能 レンジの 上 限 の 2 倍を越え ている 発 信 器 不

温 度 セ ン サの異常

S-SFC、通信系が異常と思われる場合

メッセージ 意味 対処

S-SFC不良 再び通信開始の手順

を行ってください。

まだこのメッセージ

がでるときは、問 い 合わせ先にご連絡く ださい。

通信不可 S-SFC の接続をチェ

ックしてください。

キーを押して

COMM  ERROR表示 となるときは、S-SFC 交換し、それ以外の メッセージのときは、

この表 の 該 当 メ ッ セージを参照して対 処してください。

通信不良 S-SFCと発信器の接続、

配線、電源をチェックし てください。

プリンタ動 問い合わせ先にご連絡

作不可 ください。

ループ抵抗 抵抗値を調整してく

値過少 ださい。

ループ抵抗 ループ抵抗チェック

過大 し、調整してくださ

い。

印加電圧過 印加電圧を増やして

少 ください。

ニュウリョクデータイジョウ  センサーオンドガタカイ        #

DPメータボディ カフカ 

PPメータボディ カフカ 

メータボディイジョウ 

PTニュウリョクイジョウ         #

SFCイジョウ 

イジョウノナイヨウハ 

ツウシンイジョウ 1

プリンタイジョウ!

ループテイコウチガヒクイ 

ループテイコウノデンアツ 

メッセージ 意味 対処 キーを押して 確認後もう一度設定 してください。

設定レンジの下限値 と上限値を校正。

正しいキーを押しま す。

入力値が校正値と 合っているか確認 し、設定レンジの上 限値を校正してくだ さい。

キーを押して から入力をやり直し てください。

入 力 値 が 校 正 値 と 合 っ て い る か 確 認 し、設定レンジの下 限値を校正してくだ さい。

再度通信を行って

ください。

データベースを確

認し、発信器を再 度校正してデータ を入れてください。

キーを押し、数 値確認後、もう一度設 定してください。

S-SFCの操作手順を確 認してください。

操作ミスと思われる場合

入力キー間 違い キー入力手 順間違い 再校正要す

押したキー は使用しな い スパン校正 量過大

定電流源 モードでの 要求出力値>

出力範囲

(−1.25%

〜105%)

ゼロ校正量 過大

S-SFCの電 源投入時、

発信器の データ・

ベースが正 しくない 設定値>発信 器のレンジ上 限値の1.5倍

実行できな い要求あり

5.4.4 トラブルシューティング

本発信器が動作しない、もしくは動作が異常な場合は、

以下の項目を確認してください。

現象 対策

表示部に何も 電源電圧が正しく印加されているか確認

表示されない してください。

電 源 の 結 線 が さ れ て い る か 確 認 し てください。

出力が 0 のま 設定内容は合っているか確認してくださ

ま変化しない い。

ローフローカット範囲の流量でないか確

認してください。

配管につまりが無いか確認してください。

出力がずれて 配管から流体が漏れていないか確認して

いる ください。

流体が逆流していないか確認してくださ

い。

HP 側、LP 側の接続の向きが合っている

か確認してください。

発信器が傾いていないか確認してくださ

い。

また、下記についても確認してください。

• 自己診断結果を SFC にて確認する • HP 側、LP 側の接続の向きは合っているか • 配管接続部に漏洩はないか

• 製品側のボルト締付部にゆるみはないか • 配線にゆるみや断線がないか

• 配線接続に誤りはないか

• 電源電圧や負荷抵抗は仕様どおりか • 圧力・温度は仕様どおりか

• 強い磁気やノイズ発生源が近くにないか

上記の確認でも異常な場合は、使用を中断し、電源を外 した上で弊社支店、営業所、販売代理店へ連絡してくだ さい。

キーソウサ アヤマリ 

DP コウセイチガショキチ            # PP コウセイチガショキチ            # PT コウセイチガショキチ            #

コノキノウハ アリマセン 

DPスパンコウセイイジョウ          # PPスパンコウセイイジョウ          # PTスパンコウセイイジョウ          #

セッテイチ > ハンイ 

DPゼロコウセイ イジョウ          #

PPゼロコウセイ イジョウ          # PTゼロコウセイ イジョウ          #

ナイブ データ ミスマッチ 

ヨウキュウジッコウ フカノウ  ニュウリョク > センサレンジ 

No.SS1-DST100-0700

(第 11 版)

■概 要

 DSTJ3000スマート・トランスミッタ温度・圧力補正形差圧 発信器は、気体の質量流量測定のための差圧発信器です。差 圧・圧力・温度を同時測定し、静圧変動、温度変動による密 度変化の補正を行い、質量流量(標準状態における容積流 量)に比例した4〜20mA DCのアナログ信号またはデジタル 信号を出力します。

■特 長

(1)発信器1台で気体の質量流量測定を実現

差圧発信器・圧力発信器・温度変換器・演算器の機能1 台に集約。

・機器購入コスト/配線コストの削減が可能。

・予備品/保守コストの削減が可能。

・使用機器の削減によりループ精度が向上。

(2)従来の設備をそのまま利用して、発信器を交換すれば、

温度・圧力補正(体積流量⇒質量流量での管理)が可能 に。

・既設の配管/導圧管、オリフィスはそのまま利用可能

・差圧レンジもそのままで簡単に温圧補正に更新

(3)高精度/ハイレンジアビリティ

差圧設定可能スパン0.75〜100kPaでレンジアビリティ 135:1を実現。新開発のDualセンサ採用により、差圧の 測定スパン5kPaから精度±0.1%F.Sを保証、小流量から 大流量まで安定した測定が可能です。

(4)温度・圧力の表示が可能

デジタル指示計(オプション)で流量表示の他、温度・

圧力の同時表示が可能で、監視用途に使用できます。温 度計・圧力計の設置が不要となります。

デジタル指示計表示例

.

/

メイン表示

サブ表示

D S P

− 0 0 0 M P a G 1 0 0 ℃ k g

(5)飽和蒸気補正

飽和蒸気専用の密度補正を実施します。(付加仕様:F2 を選択)

飽和蒸気の静圧から蒸気密度を算出するため、温度入力 は不要です。

正確な質量流量を測定することで、ユーティリティ蒸気 の厳密な使用量の管理が可能になります。

DSTJ

TM

  3000  スマート・トランスミッタ 

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