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本2

ドキュメント内 真宗研究22号全 (ページ 39-42)

芳 守

! ? 契 t

親驚

︵一

一七

コ了

一一

一六

二︶

が︑

その

主著

﹁教

行信

証﹄

を成

すに

当り

︑世

親︵

天親

菩薩

四︑

五世

紀ご

ろ︶

の﹁

浄土

論﹄

ならびにこれに対する曇驚︵四七六|五四二︶作の註釈書﹃浄土論註﹄を最も重要な浄土思想説として参照したことは 明らかである︒ことに同書﹁証巻﹂のなかば以後における﹁還相廻向﹂論の箇所中に引文したものは︑所引内容そ のものが教理上︑大切であることはいうまでもないが︑聖人の自釈文中における﹃論註﹄への言及自体についても︑

御本書の他の箇所に見られない要説視のほどがうかがえるといえよう︒まずそれらの文を示してみよう︒はじめに︑

二言ニ還相廻向一者︑則是︑利他教化地益也︒則︑出ニ於必至補処之願づ亦名二生補処之願﹁亦可レ名ニ還相廻向之

願一

也︒

顕一

一註

論一

故︑

不レ

出=

願文

吋可

レ披

ニ論

註吋

と 設ィそ

ν

γ

レ ニ 恒

イムヲ ご

隼区 名ノは

『 ぶ

1ノカ当

十 、

ノ 去

薩衆

必至補処の願︵第二十二願︶の全文はつぎのとおりである︒

来ニ生我国﹁究克必至二生補処吋除下其本願︑

自在

所化

為ニ

衆生

一故

世親

の浄

土観

試論

一 一

世親

の浄

土観

試論

被一

一弘

誓鎧

﹁積

一一

累徳

本﹁

度ニ

脱一

切﹁

遊一

一諸

仏国

づ修

一一

菩薩

行﹁

供一

一養

十方

︑諸

仏如

来寸

使レ

立中

幅一

川上

正真

之道

ω

超一

一出

常倫

﹁諸

地之

行︑

現前

修一

一習

︑普

賢之

徳吋

若不

レ爾

︑ 不

取ヲ

三 開一一

売ヲ化三ー 。 恒

無量

衆生

これ

を﹁

一生

補処

の願

﹂︑

さらには﹁還相廻向の願Lとも称するというのである︒

周知のごとく︑親驚はすでに﹃教行信証﹄の冒頭︵教巻︶において︑﹁大無量寿経﹂をもって﹁真実の教・浄土真

t

γ

品 デ る

埜ゴもの

士浄 と宮 標

主 桔

ミ ヲ

予さ

二 ら 種 ノ に 廻 向

一者

往相

二者

還相

︒就

一一

往相

廻向

づ有

−一

真実

教・

行・

信・

証吋

として︑真宗の要義が廻向論として横に一貫して説きうるものとしたが︑右のうち往相廻向論については︑教巻をは

じめ

行巻︑信巻本末ならびに証巻の前半にまでかけて一応詳細︑

ν失按一一真宗教行信証一者︑如来大悲廻向之利益︒故︑若因︑

廻向成就吋因浄故︑果亦浄也︒応レ知︒

説きおわった︒そのむすびの語には︑

若果︑無レ有閑一事非三阿弥陀如来清浄願心所ニ

とあり︑すでにその意趣は還相あるによって往相あることを証示するものであった︒

要す

るに

廻向

︵官

ユ包

自由

の真理に立って仏道を理解し︑如法にこれを実践することが大乗︵B

35

︶岳 山 で ︑

その意味では大乗の語を単に小乗︵

r z a

吉 田 ︶

の対語とするだけではもとよりその実義をつくさない︒むしろ一乗

︵冊

目州

国可

吉田

︶と

同義

にお

いて

大乗

の語

を見

てこ

そそ

の理

解は

正し

かろ

う︒

親臨時はそういう意味と立場でこそ﹁真実﹂

の語をもちいたと考えてよかろう︒廻向については改めて述べたい︒

つぎ

﹁証

巻﹂

全体

の結

語は

爾者︑大聖真一=尺誠知︑証ニ大浬繋﹁籍↓顧力廻向﹁還相利益︑顕一一利他正意吋

大無

碍一

心﹁

並日

偏︑

間一

一化

雑染

堪忍

群萌

づ宗

師︵

目肩

書驚

︶顕

三一

小大

悲往

還廻

向﹁

,~

主主セ

~;

他 リ 論 利 主

f

利 世

他ノ親

深 三義ヲ主王

‑o 

~"

仰 ィ 庁 テ

μ

可コ

奉持

﹁特

可一

一頂

戴一

也︒

とな

って

おり

聖人はことさら天親菩薩と曇驚和尚の論著によって︑廻向と証大浬撲の義を明確にし得たことを喜び︑

かつ謝していられることを知るのである︒

湖ってつ証巻﹂後半の還相廻向論段において親驚が﹁浄土論﹄ならびに﹁論註﹂から引用された文句について見て

みる

こと

にす

る︒

まず﹃論﹂からは︑五念門中の﹁出の第五門﹂に対する説明文をば︑その﹁解義﹂文の末尾から引く︒

浄土

論目

︑出

第五

門者

︑以

ニ大

慈悲

﹁観

−一

察一

切苦

悩衆

生づ

示ニ

応化

身﹁

廻一

つ人

生死

園︑

煩悩

林中

至ニ

教化

地吋

以ニ

本願

力廻

向一

故︒

是名

ニ出

第五

門吋

遊ニ

戯神

通﹁

と︒世親が﹃浄土論H

に示

した

五念

門と

は︑

論目

︑此

願傷

︑明

ニ何

義司

示下

現観

一一

彼安

楽世

界﹁

見一

一阿

弥陀

仏﹁

願歩

生一

一彼

国一

故︒

云何

観︑

云何

生一

一信

心吋

若善男子善女人︑修一主念門一行成就︑畢寛得下生一一安楽園づ見申彼阿弥陀仏U

﹁解

義﹂

の最

初に

とし︑以下つぎのごとく詳述したものである︒

何等五念門︒

一者

礼拝

門︒

二者

讃嘆

門︒

一二

者作

願円

四者

観察

門︒

五者

廻向

門︒

世親の浄土観試論

世親

の浄

土観

試論

付云

何礼

拝︒

身業礼一一拝阿弥陀如来応正遍知吋 b vタテ守ツル

為レ

生一

一彼

国一

意故

云︒

何讃

嘆︒

口業

讃嘆

称一

一彼

如来

名吋

如一

一彼

如来

光明

智相

﹁如

ニ彼

名義

﹁欲

一一

如レ

実修

行相

応一

o

HW

云何

作願

心常作願︒一心専念往ニ生安楽園土吋

欲下如レ実修中行者摩他主故︒

云帥

何観

察︒

智慧観察︒正念観レ彼︒

γ

欲三

如レ

実修

一一

此行

婆舎

那一

故︒

彼観

察有

三二

種吋

何等

三種

︒ 一者︑観ニ察彼仏国土荘厳功徳吋 二者︑観ニ察阿弥陀仏荘厳功徳吋 三者︑観ニ察彼諸菩薩功徳荘厳吋

云伺

何廻

向︒

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