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担当者名 看護師 実務経験 有 学年 1 開講学期 2

科目目標

1.手術を受ける対象や病状が急性増悪した対象を総合的に理解するために必要な知識を養う。

2.周手術期や急性期から回復過程にある対象に必要な看護援助を実践するための、基礎的知識を 養う。

単元目標

性・生殖・排泄機能障害により手術療法を受ける対象への看護実践について理解できる。

授業計画 授業内容

1.性・生殖機能障害をもつ患者の看護(4H)

1)検査・処置を受ける患者の看護

(1) 内診を受ける患者の看護 2)性・生殖機能障害への主な看護

(1)乳房切除術を受ける患者の看護 (2)子宮全摘術を受ける患者の看護 2.排泄機能障害をもつ患者の看護(4H)

1)検査・処置を受ける患者の看護 (1)膀胱鏡を受ける患者の看護 2)排尿機能障害への主な看護

(1)膀胱癌で尿路変更術を受ける患者の看護 (2)前立腺癌で前立腺摘出術を受ける患者の看護

① 持続膀胱洗浄 ②尿留置カテーテルの管理 ③尿失禁のある患者の看護

教 科 書

『系統看護学講座 別巻 臨床外科看護総論』医学書院

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 腎泌尿器 成人看護学⑧』医学書院

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 女性生殖器 成人看護学⑨』医学書院

参 考 書

必要に応じて資料を配布する。

評価方法

科目終了試験 出席状況 講義態度

備 考

授業科目 老年看護学概論 単位数 1 時間数 29時間+試験1時間 担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 1 開講学期 1

科目目標

老年期にある対象の特徴を理解し、老年期の看護の基本的な考え方を養う。

1.老年期にある対象の身体的・精神的・社会的特徴が理解できる。

2.老年期にある対象の看護の目的が理解できる。

3.高齢者の統計的特徴と社会保障制度が理解できる。

4.高齢社会における倫理的課題について考えることができる。

5.わが国の高齢者を取り巻く保健医療福祉対策を理解できる。

授業計画 授業内容

第1回 1.老年期の理解と老年看護 1)老年期の定義

2)生涯発達理論における老年期の課題 3)老年看護の目的とQOL

第2・3回 2.高齢者の加齢変化

1)老人疑似体験を行い、日常生活への影響から老いるということを考える。

第4~6回 2)地域で生活する高齢者との関わりから老いるということを考える。

第7・8回 3)加齢に伴う身体的・精神的・社会的機能の変化 第9~11回 3.高齢者の統計的特徴と社会保障

1)高齢社会の統計的輪郭 ①我が国の高齢化 ②高齢者の健康状態 ③高齢者の暮らし

2)高齢社会の保健医療福祉の動向 ①保険医療福祉の変遷と介護保険 4.高齢者を介護する家族の看護

1)高齢者のいる世帯の特徴 2)高齢世帯の問題

第12・13回 5.高齢社会における倫理的問題 1)高齢者虐待

2)身体拘束・高齢者虐待をめぐる倫理的課題 3)権利擁護のための制度

第14回 6.高齢看護の基盤 1)老年看護の役割

2)老年看護に携わる者の責務 第15回 試験

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学』 医学書院

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾病論』医学書院

参 考 書

必要に応じて紹介する。

評価方法

出席状況、レポート及び筆記試験の結果により評価する。

備 考

講義方法:講義、グループワーク、体験学習

授業科目 高齢者の健康生活維持の

ための看護方法 単位数 1 時間数 29時間+試験1時間

担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 1 開講学期 2

科目目標

高齢者の生活維持・健康生活のための看護実践が出来るための知識・技術を修得する 1.高齢者のヘルスアセスメントについて理解できる

2.高齢者に起こりやすい症状が理解できる 3.高齢者の自立を支える看護方法が実践できる 4.高齢者の日常生活に潜む事故について理解できる 5.高齢者の終末期症状について理解し、看護の実際を学ぶ

授業計画 授業内容

1.高齢者のヘルスアセスメント

1)ヘルスアセスメントの枠組み 2)高齢者総合機能評価(CGA)

2.日常生活を支える基本的活動とそこに潜む事故

1)基本動作と環境のアセスメント 2)転倒のアセスメントと看護 3)廃用症候群のアセスメントと看護

3.食事・食生活とそこに潜む事故

1)高齢者における食生活の意義 2)高齢者に特徴的な変調(嚥下障害)

3)食生活のアセスメント 4)食生活の支援(義歯の洗浄含む)

4.排泄

1)高齢者の排泄ケアの基本 2)排尿障害のアセスメントとケア 3)排便障害のアセスメントとケア 4)演習:オムツ交換

5.清潔

1)清潔の意義 2)高齢者に生じやすい清潔に関する健康課題 3)清潔のアセスメント 4)清潔の援助

6.生活リズム

1)高齢者と生活リズム 2)高齢者に特徴的な変調 3)生活リズムのアセスメント 4)生活リズムを整える看護 7.コミュニケーション

1)高齢者とのコミュニケーションとかかわり方の原則とコミュニケーション能力のアセスメント 2)高齢者の状態・状況に応じたコミュニケーションの方法

8.セクシュアリティ

1)高齢者におけるセクシュアリティ 2)高齢者ケアの場における性に関する問題 3)セクシュアリティとアセスメントと看護

9.褥瘡予防ケア

1)褥瘡発生のリスクアセスメントと評価 2)スキンケア 10.恒常性機能(熱中症・脱水症・発熱)

11. エンドオブライフケア

1)エンドオブライフケアの概念 2)意思決定への支援 3)末期段階に求められる援助

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学』医学書院

参 考 書

『看護技術プラクティス 第3版 動画付き』学研 、『生活機能からみた老年看護過程』医学書院

評価方法

レポート及び筆記試験 演習出席状況

備 考

講義方法:講義、グループワーク、演習

授業科目 精神看護学概論 単位数 1 時間数 30時間のうち 14時間+試験1時間 担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 1 開講学期 2 科目目標

1.精神の構造と機能を理解し、健康レベルと障害との関連や精神の不健康状態について理解するため の知識を養う。

2.精神の発達や健康障害について、看護学とその関連領域の概念枠組みを用いて理解する。

単元目標

1.精神保健について理解できる。

2.さまざまな身体的状態において生じる心の健康問題ついて理解できる。

3.看護師のメンタルヘルスについて理解できる。

4.リエゾン精神医学・看護について理解できる。

5.集団力動(グループ・ダイナミクス)について理解できる。

授業計画 授業内容

第1回 1.精神保健

1)精神保健とは 心とは

2)心の健康、精神疾患の考え方、精神疾患の捉え方 3)精神の健康と障がい

第2回 2.精神看護学とは(2回)

1)精神看護学の基本的な考え方 2)精神看護の役割

3)心の健康に関する普及

第3・4回 3.ストレスと危機理論,リスクマネジメント 1)ストレスとその反応、考え方

2)ストレス対処行動 3)人間関係、支援組織 4)危機理論

5)リスクマネジメント

6)災害時地域精神保健医療活動 第5回 4.リエゾン精神医学、リエゾン看護 第6回 5.看護師のメンタルヘルス

第7回 6. 臨床における心の健康と不健康 1)患者の心の健康

2)患者を支える家族の心の健康 3)さまざまな状態における心の健康

7.集団力動論

教 科 書

『系統看護学講座 専門基礎分野 精神看護の基礎』医学書院

参 考 書

必要に応じて紹介、資料提示する。

評価方法

筆記試験

備 考

授業科目 精神看護学概論 単位数 1 時間数 30時間のうち 14時間+試験1時間 担当者名 非常勤講師 実務経験 有 学年 1 開講学期 2 科目目標

1.精神の構造と機能を理解し、健康レベルと障害との関連や精神の不健康状態について理解する ための知識を養う。

2.精神の発達や健康障害について、看護学とその関連領域の概念枠組みを用いて理解する。

単元目標

1.こころの健康と発達について理解する。

2.精神の発達 や健康障害について理解する。

3.看護学とその関連領域の概念枠組みを用いて精神の健康障害について理解する。

授業計画 授業内容

1.精神の健康

1)精神の健康の概念 2)精神保健の領域

3)精神障害の一次・二次・三次予防 4)心の健康とは

2.心の機能と発達

1)フロイトの精神力動論、精神情緒の発達論 2)エリクソンの発達論

3)自我の機能 4)集団力動論 3.危機

1)危機の概念 2)危機介入 3)危機と予防

4)ストレスと対処 5)ストレスと適応 4.学校と精神保健

1)学校の役割と学校教育の目指すもの 2)学校における精神保健上の担当者 3)学校における精神保健上の問題 4)学校の精神保健士の問題への支援 5.職場における精神保健

1)精神保健に影響する労働形態と労働環境 2)職場における精神保健士の問題

3)メンタルヘルスと業務災害

4)メンタルヘルスと Absenteeism と Presenteeism 5)職場における精神保健対策の現状

教 科 書

『系統看護学講座 専門基礎分野 精神看護の基礎』医学書院

参 考 書

必要に応じて紹介、資料提示する。

評価方法

筆記試験

備 考

授業科目 在宅看護概論 単位数 2 時間数 30 時間のうち 14時間+試験1時間 担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 1 開講学期 2 科目目標

1.保健・医療・福祉における在宅看護の位置づけ、役割、意義を理解する。

2.在宅看護を受ける対象者とその家族の生活と問題を理解する。

3.地域のサービスシステムを理解する。

単元目標

在宅看護の目的・特徴・対象および対象の権利保障について理解する。

授業計画 授業内容

第1回 講義 在宅看護の目的と特徴(第 1 章)

1.在宅看護のめざすもの

2.在宅看護における看護師の役割と機能 第2回 講義 在宅看護の対象者とその生活(第 2 章)

1.対象者の特徴

1)在宅の療養者の特徴

2)在宅看護の対象者としての家族 2.在宅における家のとらえ

第3回 講義 在宅療養者と家族を支える法制度(第 4 章 AB)

第4回 講義 在宅療養者と家族を支える法制度(第 4 章CD)

第5回 講義 対象者(家族も含む)の権利保障(第 5 章D)

演習 グループワーク事例説明

第6回 演習 在宅療養者と家族を支える法制度

グループワーク:療養者と家族の意向にそったサービスの組み立て 療養者と家族の状況の理解

看護師としてどのような援助を行うか 第7回 演習 在宅療養者と家族を支える法制度

グループ発表:療養者と家族の意向にそったサービスの組み立て 看護師としてどのような援助を行うか

第8回 試験

教 科 書 『系統看護学講座 統合分野 在宅看護論』医学書院 参 考 書 必要に応じて紹介する。

評価方法 1.出席状況 2.科目終了試験 3.レポート