• 検索結果がありません。

担当者名 非常勤講師・専任教員 実務経験 有 学年 2 開講学期 1 科目目標

病気と共に生きる対象を総合的に理解するために必要な知識を養う。

単元目標

1.神経・筋機能障害を持つ対象が、病気との共存の過程を支える看護実践のために必要な基礎的 知識を学ぶ。

2.気管切開、人工呼吸器装着中の患者の、安楽な呼吸への援助を習得する。

授業計画 授業内容

第1回~第3回(5時間)

1.神経・筋機能障害を持つ患者の看護 1)筋萎縮性側策硬化症患者の看護

2)筋ジストロフィー患者の看護 2.治療・処置・検査を受ける患者の看護

1)人工呼吸器装着中の患者の看護(特殊入浴時の看護も含む)

2)経管栄養(胃・腸瘻)を受ける患者の看護

3.制度・施策医療ネットワーク、保健・医療・福祉の連携・協働の基礎技術 1)連携・協働の種類

2)情報交換・依頼・相談・交渉 3)連携協働に必要な技術

第4回 気管内吸引の技術演習(気管切開・人工呼吸器装着中の患者の気管内吸引)(4時間)

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 脳・神経 成人看護学⑦』医学書院

参 考 書

必要に応じて資料を配布する。

評価方法

科目終了試験 出席状況 講義態度

備 考

授業科目 成人看護方法演習 単位数 2 時間数 60時間

担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 2 開講学期 1 科目目標

成人期にある対象の看護過程の展開方法を理解する。

単元目標

各経過別にある成人期の対象の看護過程の展開について理解を深める。

授業計画 授業内容

1.各経過にある対象と家族の理解とそれぞれ看護の特徴 2.成人期の対象の事例を基にした看護過程の展開

1)事例からのアセスメント(情報収集と解釈・分析)、 2)問題点の明確化 3)看護計画の立案・目標の設定、4)実施・評価

*1.2.1)~4)を、急性期、回復期、慢性期、終末期の4つの経過別ごとに展開する。

教 科 書

『看護診断ハンドブック第 10 版 』医学書院、

『患者さんの情報収集ガイドブック』メヂカルフレンド社

参 考 書

1学年次の「自律的生活支援基礎看護技術」の講義資料、

事例の疾患に関連する解剖生理学。病態生理学、病態治療学、看護についての関連テキスト

『新訂 目でみるからだのメカニズム』医学書院 他

評価方法

出欠席、授業参加後、事例で展開した看護過程の記録用紙などから総合的に評価します。

備 考

授業科目 健康障害のある高齢者

への看護方法演習 単位数 2 時間数 28時間+試験2時間 担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 1 開講学期 1 科目目標

健康障害をもつ高齢者の看護過程の展開方法を理解する。

単元目標

1.治療を受ける高齢者の看護が理解できる。

2.検査・処置を受ける患者の看護が理解できる。

3.リハビリテーションを受ける高齢者の看護が理解できる。

4.認知障害のある高齢者の看護が理解できる。

5.高齢者の事例を用い看護過程の展開ができる。

授業計画 授業内容

第1・2回 1.手術療法を受ける高齢者の看護

1)高齢者の周手術期の看護 2)手術前の看護 3)手術後の看護

第3回 1.検査・処置を受ける高齢者の看護 2.リハビリテーションを受ける高齢者の看護 第4回 1.薬物療法を受ける高齢者の看護

1)腎・泌尿器の疾患 2)高齢者と薬 3)薬物治療時のマネジメントとケアの技法 第5回 1.認知症高齢者の看護

1)認知症患者の理解 2)環境調整とコミュニケーション 3)安全を守る抑制の技術 4)デイケア・グループホームケア

第6・7回 1.健康障害(パーキンソン・白内障・前立腺肥大)のある老年期にある対象の看護 第8~14回 1.COPD患者の看護過程

1)健康障害を持つ高齢者の対象理解 身体面・精神面・社会面 2)健康障害が高齢者に及ぼす影響の理解

3)健康障害のある高齢者に必要な看護のアセスメント

(ゴードンの 11 の機能的健康パターンを使用)

4)健康障害のある高齢者の回復支援方法:高齢者の特徴を捉えた看護計画の立案

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学』・『系統看護学講座 別巻 臨床外科看護総論』医学書院

参 考 書

必要に応じて紹介する

評価方法

出席状況、レポート及び筆記試験の結果により評価する

備 考

講義方法:講義、グループワーク、DVD視聴

授業科目 小児看護学概論 単位数 1 時間数 29時間+試験1時間 担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 2 開講学期 1

科目目標

小児の成長発達・取り巻く環境を理解し、小児看護の役割を理解する。

1.子どもの成長・発達を理解する。

2.小児と家族をとりまく環境・社会を理解し、現代社会における小児の問題を理解する。

3.小児の日常生活について理解する。

4.小児看護の役割を理解する。

授業計画 授業内容

第1回 小児看護の特徴と理念

1)小児看護の目指すところ 2)小児看護の変遷 3)小児看護における倫理 4)小児看護の課題

第2回 小児の成長・発達 1)成長・発達

(1)成長発達の原則、影響する因子

(2)形態的成長(身長、体重、頭囲、胸囲、歯、骨)

第3・4・5回 (3)機能的発達(呼吸、循環、造血、消化、泌尿器系、反射、免疫)

(4)精神・運動機能の発達(感覚、運動、情緒、社会性、認知、言語、発達課題・性)

第6回 (5)発達の評価(標準値、カウプ゚指数、ローレル指数、パーセンタイル値他)

第7回 2)小児の栄養

(1)栄養所要量 (2)母乳栄養、人工栄養 (3)離乳食 (4)学校給食 第8回 演習 1)調乳の実際 2)離乳食

第9回 3)新生児・乳児 (1)幼児の養護 (2)日常生活・遊びと学習

第10回 4)幼児・学童 (1)学童・思春期の生活指導(2)思春期・青年期の生活指導 第11回 小児を取り巻く環境

1)小児と家族 (1)小児と家庭の意義 (2)母子関係(愛着形成)

(3)小児と父親、同胞、祖父母 第12回 2)小児と社会

(1)小児をめぐる法律関連

①児童福祉法 ②児童憲章 ③母子保健法 ④児童の権利に関する条約 ⑤児童虐待防止法

第13回 (2)小児をめぐる政策(保健福祉対策)

①健康診査 ②養育医療、育成医療、乳児医療 ③特定疾患など ④学校保健 ⑤予防接種 ⑥児童福祉施設

第14回 (3)小児に関する統計

①人口構成 ②合計特殊出生率 ③乳児死亡 ④小児死亡

(4)現代社会における小児の問題

①母親の就業 ②住宅と環境 ③ライフスタイルの変化 ④小児虐待 第15回 45 分間 小児看護における倫理

第16回 45 分間 試験

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児看護学概論 小児臨床看護総論 小児看護学①』医学書院

参 考 書

必要に応じて紹介、資料提示する。

評価方法

科目終了試験 授業態度 出席状況

備 考

授業科目 健康障害のある小児の理解 単位数 1 時間数 14時間+試験1時間

担当者名 医師 実務経験 有 学年 2 開講学期 1

科目目標

小児に起こりやすい健康障害の病態と治療・検査について理解する。

1.先天性異常の種類と特徴が分かる。

2.新生児に起こりやすい疾患と治療が分かる。

3.感染症の種類と特徴、予防接種について分かる。

4.小児に起こりやすい代表的な健康障害の病態と治療・検査について分かる。

授業計画 授業内容

第1回 概論(発育発達、遺伝、染色体)

新生児(新生児メレナ、未熟児、超未熟児、RDSetc)

第2回 感染症/予防接種

麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、突発性発疹症、伝染性単核球症、百日咳、

溶連菌感染症、髄膜炎(化膿性/無菌性)etc 第3回 腎泌尿器疾患

急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、etc 第4回 血液腫瘍

白血病、血小板減少性紫斑病、神経芽腫、etc 第5回 免疫アレルギー疾患

無ガンマグロブリン血症、喘息、アトピー性皮膚炎、etc 第6回 循環器疾患

・先天性心疾患(VSD、ASD、PDA、PS、ファロー四徴症、大血管転位、etc)

・乳児突然死症候群、MCLS 消化器疾患

・ヒルシュスプルング病、胆道閉鎖、腸重積、肥厚性幽門狭窄症、etc 第7回 代謝/内分泌疾患

若年性糖尿病、尿崩症、etc 事故、救急処置

・誤飲、誤嚥、熱傷、溺水、etc 第8回 試験

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児臨床看護各論 小児看護学②』医学書院

参 考 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児看護学概論 小児臨床看護総論 小児看護学①』医学書院

評価方法

科目終了試験 出席状況 授業態度

備 考

授業科目 健康障害のある小児の

看護方法演習(看護過程) 単位数 2 時間数 60時間のうち 29時間+試験1時間 担当者名 専任教員 実務経験 有 学年 2 開講学期 1 科目目標

成長発達段階をふまえ、健康障害をもつ子どもと家族の看護を実践するための基本的な知識・技術を理

解する。

単元目標

1.各発達段階での経過別看護を理解する。

2.成長発達段階及び疾病を理解し、看護過程の展開ができる。

授業計画 授業内容

第1回 病気や健康障害を持つ小児と家族の看護

1.病気や健康障害を持つ小児と家族に与える影響 1)病気・障害に対する子どもの反応

2)子どもの病気・障害に対する家族の反応 3)災害時の子どもと家族の看護

第2回 2.小児の健康問題と看護

1)健康問題を持つ子供と家族の看護の方向性 2)子どもの治療・健康管理にかかわる看護 3)子どもの日常生活にかかわる看護 4)健康問題を持つ子供の家族の看護 第3回 様々な状況にある子どもと家族への看護 1.手術を受ける子どもと家族への看護 1)子どもの手術の特徴

2)プリパレーション

第4回 2.急性期にある子どもと家族への看護 1)乳児の肺炎の看護

第5・6回 3.慢性期にある子どもと家族への看護 1)糖尿病の理解、看護 生活指導 第7・8回 4.終末期にある子どもと家族への看護 1)白血病の理解、看護

2)子どもの痛みの評価と緩和 3)子ども死の概念と不安の軽減

第9~11回 5.幼児の気管支喘息の看護 (事例展開:演習)

第12~14回 6.学童のネフローゼ症候群の看護 (事例展開:演習)

第15回 7.プレパレーションの実際 第16回 試験

教 科 書

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児看護学概論 小児臨床看護総論 小児看護学①』医学書院

『系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児臨床看護各論 小児看護学②』医学書院

参 考 書

必要に応じて紹介、資料提示する。

評価方法

筆記試験 出席状況 授業態度 課題提出(看護過程)

備 考