(3 月)
本年度は平成 19 年の指定更新以降、3 回目のがん診療連携拠点病院認定更新年であった。後述する問題点があるもの の、国の新たな指針の策定が遅れたなど、諸事情もあり無事更新となった。
本事業には外来治療センター、がん相談支援センター、癌登録、地域連携としてのがん手帳、緩和ケア、放射線治療、
など様々な事業が盛り込まれている。詳細はそれぞれの年報を参照いただき、総括として過去 10 年間のがん拠点病院整 備事業として目覚ましい発展をしてきたと言える。特に癌登録は法制化が行われ来年度には施行される見通しとなった ことから、今後は予後情報も含めた登録となり、ようやく治療効果までを含めた包括的な情報網が構築されることにな る。当院ではすでに個人情報の取り扱いについて市の条例との整合性がはかれているが、利用各位への情報提供のあり 方について整備を進めている。
がん相談支援センター事業もこれまでなんでも相談窓口に間借りしながらの業務であったが、ようやく玄関近辺に相 談コーナーを確保することができ、約 800 件ほどの相談件数をこなした。来年度に向けては都内から戻ってくる癌患者 がいわゆる「癌難民」とならないための受け入れと連携の受け皿を用意する試みを検討している。癌 CNS のかかわりに よりトータルな療養相談を展開することができるようになったが、実質専従相談員 1 名以外は全員兼務であり、人員と 業務時間の制限が足かせとなってまだまだ十分な業務が行えているとは言い難い。癌患者の就労支援も順調に活動が行 われており、都内でも先進的なモデルと言える。
昨年度からがん手帳の運用を再度見直し、事前準備を図ったうえで再試行することに成功した。発行数が急増するわ けではないが、地域連携のツールとして有用性が認識され始めていることは喜ばしい。
念願の常勤の放射線治療医は今年度も確保できなかったが、来年度にはぜひとも人員が確保されることを願っている。
各部門でのそれぞれの取り組みには、進歩がみられており、相談支援事業、研修会などの点で目覚ましい活躍が見られ た。望むべき基準にははるかに達しない項目もあるものの、さらに目標に向かって当院の癌診療機能を高め、さらに地 域へ働きかける病院として存在意義を高めたいと考えている。
拠点病院事業関連項目
・集学的治療
ガイドラインに準拠した標準的治療 クリティカルパスなどによる標準化 キャンサーボードによるカンファレンス
・化学療法
・緩和ケア
・病診連携
地域連携パス(5 大がん:肺がん、胃癌、肝癌、大腸がん、乳がん、他)
セカンドオピニオン外来
・専任・専従スタッフ(専門的医師・専門的看護師・専門的薬剤師・コメディカル)の確保
・治療機器などの整備 放射線治療装置 外来化学療法室 集中治療室 無菌病室 患者サロン
がん診療連携拠点病院
・地域における教育研修
・がん相談支援センター
・がん登録
院内がん登録 地域がん登録 全国がん登録
・がん診療の研修 がんセミナー 臨床研修出向
・がん予防・医療の市民に対する啓もう活動
市民公開講座
対 外 活 動
病院事業管理者兼院長(原 義人)
◯東京都:医療審議会委員、国民健康保険診療報酬審査 委員会委員、西多摩地域保健医療協議会委員、西多摩 健康危機管理対策協議会委員、青梅看護専門学校運営 委員・同非常勤講師
◯学会・研究会:日本内科学会;認定内科医・指導医、
日本内分泌学会;評議員・内分泌代謝科(内科)専門 医・指導医、日本甲状腺学会;評議員・認定専門医・
指導医、日本糖尿病学会;評議員・認定専門医・指導 医、日本診療情報管理学会;評議員、医療とニューメ ディアを考える会世話人
◯諸団体:日本医療安全調査機構(厚労省補助事業) ;協 働型調査中央審査委員長、日本病院団体協議会;診療 報酬実務者会議委員、内保連(内科系学会社会保険連
合) ;委員、日本病院会;理事・雑誌編集委員会委員長・
ニュース編集委員会副委員長・広報委員会委員・国際委 員会委員・精神科医療委員会委員・東京都支部理事、全 国自治体病院協議会;常務理事・診療報酬委員会副委員 長・DPC 小委員会委員・臨床指標評価検討委員会委員 長・東京都支部長、日本医療機能評価機構;サーベイヤ ー、EBM 医療情報事業委員、日本医師会;認定産業医、
西多摩医師会;医道審議会委員長・病院委員会委員・学 術委員会委員、西多摩地区救急業務連絡協議会委員、東 京恵明学園;評議員、
◯大学その他: 東京医科歯科大学医学部臨床教授、東京 医科歯科大学医学部附属病院研修問題専門委員会委員、
東京医科歯科大学医学部同窓会病院部会会長
総 合 内 科
高野 省吾 日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会 会員、多摩喘息協議会世話人
呼 吸 器 内 科
磯貝 進 東京医科歯科大学臨床教授、日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医、日本呼吸器 学会指導医、日本アレルギー学会専門医、
日本肺癌学会会員、日本化学療法学会会員、
東京都西多摩保健所感染症の診査に関する 協議会委員、東京都西多摩保健所大気汚染 障害者決定審査会委員
大場 岳彦 東京医科歯科大学臨床准教授、日本内科学会 認定内科医、日本呼吸器学会専門医、日本肺 癌学会会員、日本呼吸器内視鏡学会会員 高崎 寛司 日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会
会員、日本肺癌学会会員
井上 幸久 日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会専 門医、日本肺癌学会会員
矢澤 克昭 日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会会 員、日本肺癌学会会員
榛沢 理 日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会会 員、日本肺癌学会会員
塚原加樹子 日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会会 員、日本肺癌学会会員
川口 陽史 日本内科学会会員、日本呼吸器学会会員、日 本肺癌学会会員
役 職 ・ 資 格
消 化 器 内 科
野口 修 東京医科歯科大学医学部臨床教授、日本内科 学会認定内科医・指導医、日本消化器病学会 認定消化器病専門医・指導医・評議員、日本 消化器内視鏡学会専門医・指導医・評議員、
日本肝臓学会認定肝臓専門医・指導医・評議 員、日本病態栄養学会病態栄養専門医・指導 医・NST コーディネーター、西多摩消化器疾患 カンファレンス代表世話人、西多摩栄養管理研 究会代表世話人、多摩消化器シンポジウム世 話人・シンポジウム誌編集委員長、医学博士 濵野 耕靖 日本内科学会総合内科専門医、日本消化器
病学会認定消化器病専門医、日本消化器内 視鏡学会専門医・指導医・評議員、日本肝 臓学会認定肝臓専門医・評議員、医学博士 伊藤 ゆみ 日本内科学会総合内科専門医、日本消化器 病学会認定消化器病専門医、日本消化器内 視鏡学会専門医、日本肝臓学会認定肝臓専 門医、医学博士
沼田真理子 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会 会員、日本消化器内視鏡学会会員、日本肝臓 学会会員
北村 まり 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会 認定消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医
野澤さやか 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会 会員、日本消化器内視鏡学会会員
梅村 佳代 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会 会員、日本消化器内視鏡学会会員、日本肝臓 学会会員
相川恵理花 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会 会員、日本消化器内視鏡学会会員、日本肝臓 学会会員
吉岡 篤史 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会
(非常勤医師) 認定消化器病専門医、日本消化器内視鏡学 会専門医、日本肝臓学会会員、医学博士
循 環 器 内 科
大友建一郎 東京医科歯科大学臨床教授(循環器内科) 、 日本心電学会評議員、臨床心臓電気生理研 究会幹事、多摩不整脈研究会幹事、西多摩 心臓病研究会幹事、青梅心電図勉強会幹事、
日本内科学会総合内科専門医・内科指導医、
日本循環器学会循環器専門医、日本不整脈 学会不整脈専門医
清水 茂雄 東京医科歯科大学臨床講師(循環器内科) 、 日本心血管インターベンション学会評議 員、東京都 CCU ネットワーク会議代表、多 摩虚血性心疾患研究会幹事、西多摩心臓病 研究会幹事、青梅心電図勉強会幹事、日本 内科学会総合内科専門医・内科指導医、日 本循環器学会循環器専門医、日本心血管イ ンターベンション治療学会専門医・指導医
小野 裕一 日本内科学会総合内科専門医・内科指導医、
日本循環器学会循環器専門医、日本不整脈学 会不整脈専門医
栗原 顕 日本内科学会認定内科医、日本循環器学会循 環器専門医、日本心血管インターベンション 治療学会認定医
萬野 智子 日本内科学会認定内科医
宮崎 徹 日本内科学会認定内科医、日本循環器学会循 環器専門医
古浦 賢二 日本内科学会認定内科医 大坂 友希 日本内科学会認定内科医
佐藤 弘典 日本内科学会認定内科医、日本循環器学会循
環器専門医
ドキュメント内
年報2015.indd
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