U
FO
表 1 地 区 別 に み た 沖 縄 県 幼 児 の 生 活 活 動 時 間 お よ び 人 数
男 児 女 児
¥¥¥¥対、象
項 目 ¥ 中E轟(1285人〉 那 覇(1496人 ) 島 尻(16印 人 ) 中 頭(1316人 ) 那 覇(1529人 ) 島 尻(1609人 )
¥ 平 均 値 槽 準 帽 差 平 均 値 標 準 幅 差 平 均 値 就寝時車Ij 21時36分
孝3一9多士日1型E全トー一一 3本7一多士口~25分 睡 眠 時 間 9&寺惜'21多士 35多士 9時 間22分 36多士 9時 間22分 起 床 時 童Ij 6市空7分 一 一28多士1一6時 一54分ト 2竺μ~47分 朝 食 時 刻 7畦立金一 27一多士トエ町3分 事27多ー士
ド昇。
7分 排 便 時 刻 12&寺44づテ 333づ士 13時07分 33事S 多ー,. ド ヰ 寺56分調 匙
登 校 時 刻 8時10分 31多士 8時07分 *事32ー多まμ~01 分
* 温尉
帰 宅 時 刻 16竺53分 トー市11一6分ト2J恒竺トー‑事事98ー多士μ~1fi!f52 分 あ そ び 時 間 2&寺荷司43ラナ *事87ーラナ 日 空 間25分 74多ナ 2時 間31分
4ー5多ナ
E F
ト 37竺 49多台トーユ6分うち、外あそび時間 卜一一一一日
テ レ ビ ビ デ オ 視 聴 時 間 1時 盟 主 主 主一 柳 ー58多合は豆周29分 56多台 1時 間 四 分 夕 食 開 始 時 刻 19時 四 分 37ラ全 19日寺03多士 37多士 19時01分
ロ20時半前日20時半‑21時前回21時‑21時半前圏21時半‑22時前・22時以降
0% 20% 40% 6C日 80% 100% 図 1 地 区 別 に み た 沖 縄 県 幼 児 の 就 寝 時 刻 の 人 数 割
*:pく0.05,**: p<O. 01 .30分 未 満 箇30分‑1時 間 未 満 ロ1時 間‑2時 間 未 満 ロ2時 間 以 上 申 盟
(1084人 )
男 那 覇
~Eë (1228人)
島 尻 (1397人〉
中 頭 (1072人)
主 那 覇 児 (1284人)
島 尻 (1347人)
40% 60% 80% ゴ
100%
図3 地 区 別 に み た 幼 児 の 外 あ そ び 時 間 の 人 数 割 合
標 準 偏 差 平 均 恒 標 準 輔 差 平 均 値 標 準 幅 差 平 均 値 樟 準 備 差 35多士 21日寺35多士 36多テ 21時竺主主一 昨1 37多ー士μ1ヰ26分 33多士 33ラテ 9時 間20分 36多ナ 9時 間20分 37多テ 9時 間22分 33多士 25多士 6日寺56ラナ 28多士
6時事*笠一一全一 一29多士
同
548分 26多士24ラナ 7時16分 28多ナ 7宅15#ト一一一 29多ナ
ト手
07分 25多士 328壬士 13時02分 329ラナ 13時 四 分 327ー多すl~~43分 317ラナ司齢別酔
26多士 8 時 一01 分 一 機26ー分 │ 一8時 一08分 ト ‑ 仲33一多士ドヱ!f01分 27多ナ 113多士 16一時47分 一 * 市12ー4分ト~~竺ト一一帯99多士ド~~48 分 115ラ士
83多ナ 2時 一間 四 分 一 字 本8ー3分日竺聖竺卜一時7一5多一まド竺中30分 83多士 56ラ,. ~多士一 5四0多十一ト ー3芭ト 46#ドーム5分 56多士 59多士 1 時間~分一 5昨6多十ー己竺里23分 53多士 1&寺~.lj 28 多士 57多士 36多テ 19日寺04多全 37多士 19&寺06ラ士 37多士 19時03分 36多士
**:pく Ub, **:pく0.01 ロ20時半前口m時半‑21時前回21時‑21時半前園21時半‑22時前・22時以降
司 孝 齢a端併
7.3伊
0% 20出 初出 60唱 80% 10目日
図 2 地 区 別 に み た 保 護 者 の 理 想 と す る 沖 縄 県 幼 児 の 就 寝 時 刻 人 数 害IJ合 *:pく
o
05, 料 pく0.01 ロ30分 未 満 ロ30分‑1時 間 未 満 園1時 間‑2時 間 未 満・
2時 間 以 上王Z
中 頭 (1211人)
男児(14那2覇5 人 )
島 尻 (1572人)
中 頭 (1252人 )
女 那 覇 児 (14自7人 )
島 尻 (1530人 )
"
地 20% 6ぴも
図4 地 区 別 に み た 幼 児 の TV.ビ デ オ 視 聴 時 間 の 人 数 割 合
*:pく0.05,**:pく0.01 **:p<0.01
るかを把握し、他地区も生活習慣の意識の改善が図れるような支援活動が求められた。
那覇地区においては、外あそびが 130分未満」の幼児の割合が多かった。就寝時刻を早めるため には、日中の余暇活動の中で戸外あそびを奨励6)し,子どもたちの運動量を増やして、夜には心地
‑ 66一
よく疲れさせることが求められるO しかし、那覇地区は、他2地区と比較して、都市地区であるた め、子どもを安心して遊ばせる公園や広場などの場所の減少や、いっしょに外に遊ぶ身近な友だち の減少など、外あそびに興じる環境が整っていないことが懸念された。今後、外あそびを行うため に必要な物理的・人的環境の実態調査を行い、改善策を検討することが必要であろう。
中頭地区においては、テレビ・ビデオ視聴時間が 12時間以上Iの割合が多い特徴を確認した。
幼児期にテレビやビデオの視聴時聞が長いと 就寝が遅くなる7)ことが指摘されていることから、
中頭地区幼児においても、長時間のテレビ・ビデオ視聴が就寝時刻の遅れに起因しているものと推 察した。幼児のテレビ・ビデオ視聴に関しての保護者の介入や家庭における健康的なテレビ・ビデ オ視聴のルールづくりをすることを保護者に啓発する必要があるだろう。
ま と め
2013年 11月"‑'2014年2月に、沖縄県幼児8,895人の保護者に対して、子どもの生活習慣と子育 てに関する保護者の意識調査を実施し、地区ごとに幼児の生活時間と、保護者の理想、とする幼児の 生活時間、および余暇時間の費やし方を分析した。
その結果、
(1) 122時以降」に就寝する幼児の割合は中頭・那覇地区の幼児に多く、中頭・那覇地区の幼児 は遅寝の傾向にあることを確認した。 120時半"‑'21時半前」に就寝する幼児の割合は島尻地区 の幼児が有意に多かった (pく0.01)。わが子の理想、の就寝時刻について、島尻地区の幼児の保 護者では 120時半前J120時半"‑'21時前」とする割合が多く、那覇地区においては、 121時 21時半前」と答えた保護者が最も多かった。中頭地区では 121時半"‑'22時前J122時以降」が 多く確認され、幼児期の子どもにとって、 Eしい就寝時刻についての保護者の知識に差がある ことが示された。
( 2 )那覇地区の幼児は、外あそび時聞が 130分未満」の割合が5割おり、 1 %水準で有意に多か ったため、外あそびを行うために必要な環境の実態調査を行い、改善策を検討することが、今 後必要であろうO テレビ・ビデオ視聴時聞が 130分未満」の幼児は島尻地区に多く、 12時間 以上」の幼児は中頭地区に多かった。長時間のテレビ・ビデオ視聴が中頭地区の幼児の就寝時 刻を遅らせる起因となっていることが確認された。
以上のことより、子どもの健全育成にとって必要な正しい生活時間や余暇時間の過ごし方につい て、地区ごとの特徴に合わせた啓発をしていくことが求められた。
謝 辞
本研究を進めるにあたり、調査にご協力をいただきました、前沖縄県島尻郡教育研究所羽根田幸 江先生、沖縄県14市町村の教育委員会、沖縄県私立保育園連盟会長玉城善徳先生、沖縄県の幼稚園・
保育園とその関係者の皆様、保護者の皆様に、心よりお礼申し上げます。
文 献
1 )松尾瑞穂・前橋 明・沖縄県における離島幼児の健康福祉に関する研究(I) 石垣島の幼児の生活実態とそ の課題一,食育学研究2 (1), pp.32‑42, 2007.
2 )黒島さくら・前橋 明:沖縄県における夕食開始時刻別にみた幼児の生活実態,子どもの健康福祉研究 15, pp.75‑93, 2011.
3 )黒島さくら・前橋 明:子どもの未来づくり 3 沖縄県における地域別にみた幼稚園幼児の生活実態一,明研 図書, pp.90‑105, 2012.
4)竹 原 卓 真 :SPSSのススメ 1,北大路書房, pp.100‑242, 2007.
5 )三星喬史・加藤久美・清水佐知子・松本小百合・馬里子雪保・井上悦子・毛利育子・下里子九理子・大野ゅう子・
谷池雅子:日本の幼児の睡眠習慣と睡眠に影響を及ぼす要因について,小児保健研究 71 (6), pp.808‑816, 2012.
6 )前橋 明 体温リズムと子どもの生活 心身ともに健康で、、生き生きとした暮らしづくりのための知恵 , 運 動・健康教育研究19 (1), pp. 1‑6, 2011.
7)服部伸一・足立 正・嶋崎博嗣・三宅孝昭:テレピ視聴時間の長短が幼児の生活習慣に及ぼす影響,小児保健 研 究63 (5), PP.516‑523, 2004.
‑ 67
巨三コ
近 年 の 余 暇 活 動 や 生 活 習 慣 が 台 湾 乳 幼 児 の か ら だ に 与 え る 影 響
O前 橋 明 〔 早 稲 田 大 学 人 間 科 学 学 術 院 〕 五 昧 葉 子 〔 阜 稲 田 大 学 大 学 院 〕 key words 台 湾 乳 幼 児 , カ ウ プ 指 数 ( 体 型 ) 余 暇 活 動 運 動 不 足 , 生 活 習 慣
目 的
台湾において、 2015 年 5~6 月に、乳幼児の生活習慣の実態調査を行ったところ、台湾乳 幼 児 の 午 後 あ そ び の 活 動 内 容 は 静 的 な あ そ び が 多 い こ と 、 就 寝 時 刻 は 遅 く 、 午 後 10時 以 降 就 寝 児 が 約5割 お り 、 毎 日 朝 食 を 摂 取 し て い る 幼 児 の 割 合 は 70%台 と 低 い こ と を 確 認 し たO
そ こ で 、 よ り 詳 細 な 台 湾 乳 幼 児 の 余 暇 活 動 や 生 活 習 慣 の 実 態 を 把 握 し 、 そ れ ら の 変 化 が か ら だ に 与 え る 影 響 を 分 析 す る と と も に 、 健 康 管 理 上 、 台 湾 に お い て 改 善 す べ き 点 を 提 案 す べ く、 2015 年 5~9 月まで生活習慣の調査を延長して実施した。
そ し て 、 本 報 で は 、 近 年 の 台 湾 乳 幼 児 の 抱 え る ・ 抱 え さ せ ら れ て い る 健 康 管 理 上 の 問 題 点 ゃ か ら だ の 問 題 を 抽 出 し 、 問 題 改 善 策 の 提 案 を 行 う こ と と し た 。
方 法
2015 年 5 月 ~2015 年 9 月に、台湾の台北市、新北市、桃園市、台南市、高雄市、台東市、
彰化将、南投将、嘉義瞬、宜蘭厭などの O 歳 ~6 歳児 18 , 803人 ( 男 児 9,771人 , 女 児 9,032 人 ) の 保 護 者 に 対 し て 、 子 ど も の 体 格 ( 身 長 、 体 重 ) 、 余 暇 活 動 ( 降 園 後 の 外 あ そ び 時 間 、 あ そび場所、あそび内容)、生活習慣(就寝時刻、起床時刻、朝食の摂取状況、朝の排便の有無) 等 に 関 す る ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し たO
倫 理 的 な 配 慮 と し て は 、 研 究 の 目 的 と 方 法 の ほ か 、 調 査 の 回 答 は 任 意 で あ る こ と 、 個 人 名 が 特 定 さ れ る こ と な く 、 プ ラ イ パ シ ー は 保 護 さ れ る こ と を 調 査 園 や 保 護 者 に 対 し て 説 明 し 、 賛 同 の 得 ら れ た 保 護 者 か ら の 回 答 を 得 た 。 な お 、 本 調 査 の 実 施 に あ た っ て は 、 中 華 民 国 児 童 教 保 総 合 協 会 な ら び に 新 北 市 政 府 の 倫 理 審 査 を 経 て 許 可 を い た だ い た う え で 実 施 し た 。
結 果 1 台 湾 乳 幼 児 の 力 ウ プ 指 数 区 分 に よ る 体 型
身 長 と 体 重 か ら 、 カ ウ プ 指 数 [ 体 重 (kg)/ 身 長(cm)2Xl04
1
を算出すると、 3歳 女 児 を 除 いて、「普通」に該当する幼児が半分もいなかった(図1)。L両面~ El~言亘邑亘":却型!型空」 I .‑¥01t示El‑¥01t五三亘竺竺り型空割
男児 女 児
43.1 434
48.1 49.0
2寵児(824人) 39.0 393
3歳児(1133人) 416 50.6
4轟児(1720人) 48.8 45.8
5議児(2027人) 435 42.5
6車児(1036人) 394 3 ..
。
出 20% 40首 60唱 80弘 100弘 0% 20弘 40% 60同 8日目 10(出
図1 台 湾 乳 幼 児 の 力 ウ プ 指 数 別 の 人 数 割 合 2. 台 湾 乳 幼 児 の 生 活 状 況 と 余 暇 時 間 の 費 や し 方
1 ) 台 湾 乳 幼 児 の 生 活 時 間
台 湾 乳 幼 児 の 生 活 時 間 の 結 果 を 、 年 齢 別 ・ 性 別 に 表 lに 示 し た 。 平 均 就 寝 時 刻 は 21時 30 分 を 超 え て 遅 く 、 平 均 睡 眠 時 間 は 幼 児 期 に 必 要 と さ れ る 10時 聞 を 満 た さ な い 短 時 間 睡 眠 で あ っ た 。 起 床 も 、 午 前7時 を 過 ぎ て の 遅 起 き で あ り 、 朝 の 活 動 開 始 時 の 大 脳 の 機 能 は 準 備 時 間
‑ 68一
の 不 足 の た め 、 し っ か り 機 能 し な い の で な し 、 か と 懸 念 し たO また、平均排便時刻は、 2歳 以 上 で は 午 後 に な っ て お り 、 朝 の 排 便 の な さ が 顕 著 で あ っ た 。 さ ら に 、 平 均 テ レ ビ ・ ビ デ オ 視 聴時聞が、 5・6歳 児 に な る と 1時間 30分 を 超 え て い る 実 態 が 確 認 さ れ た 。
表1 台 湾 乳 幼 児 の 生 活 時 間 お よ び 人 数
男 児
2 ) 余 暇 時 間 の 費 や し 方
何 を し て 余 暇 時 間 を 過 ご し て い る の か を み る た め に 、 降 園 後 の あ そ び 内 容 を 、 図2に 示 し た。また、あそびの場所としては、「家の中jに続いて、「公園」が第2位 に あ げ ら れ て い たO
お韓かき ままごと 自 転 車 テレビ・ビデオ 結本ー本読み
乗り物のおもちゃ
公園田遊具あそび 折り紙 ブ口、ノクあそび ポ ル あ そ び ヒ ロ ご っ こ
テ レ ビ ゲ ム
57.9
46.9
43.1
お韓かき ままごと 自 転 車 テレピaビデオ 韓本・本読み 人陪あそび 乗り物のおもちゃ
公園の遊具あそび 折り紙 ブロックあそび ポ‑)レあそび ヒ ロ ご っ こ
テ レ ビ ゲ ム
73.4 45.3
49.9 30.8
5歳 男 児
一三~~~七
20 40 60 80 100 20 40 60 80
図2 台 湾 幼 児 の 帰 宅 後 の あ そ び 3項 目 選 択 3 ) 運 動 状 況
主 な 通 園 手 段 を 、 図3に 示 し た 。 徒 歩 通 園 は 3歳を過ぎると、 1割 も い な く な り 、 ほ と ん ど が 車 や パ ス で の 通 園 で 、 か ら だ を 動 か し て の 通 園 は 僅 少 で あ っ たO
‑69 ‑
100 (。色)