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ドキュメント内 レクリエーション研究 (ページ 117-128)

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図2保育園幼児の生活時間相互の関連性 p0001rミ1031のもののみを抜粋数値は相関係数(r) 1301

考 察

本調査の結果から、男女ともに帰宅後のあそび時間は2時間30分前後と長かったが、そのうちの外

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あそび時間は約 20 分から 30 分と短いことが明らかとなった。また、保育園 3 歳男児 ~6 歳児と保育園 2 歳女児 ~6 歳児の約 2 害肋ミら 3 割が 2 時間以上の TV ・ビデオ視聴をしていたため、帰宅後は、屋内で 静かに遊ぶ、静的な状態で余暇を過ごしている幼児が多いことを確認した。生活時間相互の関連性では、

男女ともに就寝時刻が遅いと睡眠時聞が短くなり、起床時刻や朝食開始時刻、登園開始時刻がそれぞれ 遅くなることを確認した。起床の仕方は、 I起こされることが多い・いつも起こされる」自律起床ので きない子どもが、男女ともに4歳児以上で4割し、た。また、男女ともに朝の疲労症状では Iねむしリが 一番多かったことから、就寝時刻が遅くなることによって睡眠時聞が短くなり、朝起こされて起きて、

ねむい状態で登匿をして、 1日をスタートしている子どもの多いことが明らかとなった。

l日を元気に過ごすためには、夜は早く寝て十分な睡眠をとり、朝は早く起きることが大切であ る。テレビ・ビデオを長時間観たり、ゲームのような対物的な活動ばかりしていると、運動エネルギー の発散や情緒の開放ができず、心地よい疲れが得られず、寝つきが悪くなっていく 5)ため、テレビ・

ビデオの視聴時間やゲーム時間を減らし、外でからだを動かして遊ぶことに力を入れることが必要で、あ る。日中、外で遊ぶことにより、夜にはからだが心地よく疲れて早く寝ることができる。保育園の送迎 時に、保護者に時間的な余裕がある時は、歩いて登園する、休みの日には公園で遊ぶ等を提案したい。

ま と め

子どもたちの健康的な生活のリズムづくりのため、余暇時間の過ごし方に焦点を当て、保育園に通う 幼児の保護者に対し、余暇時間の費やし方と生活状況の調査を実施した。その結果、

(1)平均就寝時刻は、男児女児ともに、 21時前後であった。午後 10時以降に就寝している幼児は、

男児女児ともに年齢が上がるとともに多くなった。平均起床時刻は、男児女児ともに6時40分 7時前であった。 7時30分以降に起床している割合は、男女ともに年齢が上がると多くなった。

(2 )起床の仕方は、「し、つも自分で起きる・自分で起きることの方が多しリが20.2%(6 歳女児)~

67.8%  (1歳男児)であり、「起こされることの方が多い・いつも起こされるjが 15.0% (1歳男 児)~54. 7% (6歳女児)で、あった。朝の疲労症状で最も多かった訴えは、男児女児ともに全ての 年齢で「ねむけ」症状で、あった

( 3 )平均あそび時間は、男児女児ともに2時間以上であったが、平均外あそび時間は、男女ともに20 分前後と短かった。平均テレビ・ビデオ視聴時間は、男女ともに1時間以上であり、 2時間以上、

視聴している割合は、 4 歳男児と 6 歳男女児で 2 割以上いた。 1 番多いあそびは、 3 歳児 ~6 歳 男児と 3歳女児の「テレビ・ビデオ」で、あった。

1日を元気に過ごすためには、日中はからだを動かし、からだを心地よく疲れさせることによって、

夜は早く寝て朝早く起き、朝食をきちんと摂ることが極めて重要である。実際は、男女とも就寝と起床 時刻は遅く、外あそび時聞が短く、テレビ・ビデオ視聴時聞は極めて長い子どもが多いことを確認した ことから、幼児期から楽しくからだを動かすことの大切さを、もっと知ってもらうことが必要であろう。

文 献

)前橋 明。子どもが生き生きと活動でき、持っている力を発揮できる条件,オアシス11(9), pp. 172 1 2015  2)前橋 明・松尾瑞穂・泉秀生岐阜県における幼児の生活実態と課題,幼少児健康教育研究14(1), pp.1227, 2008.  3)前橋 明・泉秀生。大阪市における幼児の生活実態と課題幼少児健康教育研究14(1)  pp.3554, 2008 

4)長谷川 大・前橋 明。保育園幼児の生活状況と体力・運動能力との関連ーテレビ・ビデオ視聴時間との関わりを中心にー,幼少 児健康教育研究15(t)  pp.3248, 2009 

5) 賢植・馬 i蒙・李郷昭テレビ・ビデオ視聴時間が保育園幼克の生活状況、体力・運動能力に及ぼす影響,保育と保健20(2),  pp.5458, 2014. 

6)山内光哉 心理・教育のための統計法<第2版>,サイエンス社, 2002. 

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熊 本 県 阿 蘇 地 域 に お け る 中 学 生 を 対 象 と し た 草 原 学 習 ( 輪 地 切 体 験 ) の 地 形 条 件 と 防 災 教 育 へ の 展 開

O町 田 怜 子 [ 東 京 農 業 大 学 地 域 環 境 科 学 部 ] ・ 土 肥 賢 太 郎 [ 株 式 会 社 東 急 電 鉄

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・ 麻 生 恵 [ 東 京 農 業 大 学 地 域 環 境 科 学 部 ]

キ ー ワ ー ド : 阿 蘇 草 原 学 習 輪 地 切 景 観 保 全 1 . 研 究 の 背 景 と 目 的

熊 本 県 阿 蘇 く じ ゅ う 国 立 公 園 阿 蘇 地 域 は 、 広 大 な 草 原 景 観 が 評 価 さ れ1934(昭和9)年 に 国 立 公 園 に 指 定 さ れ た 。 こ の 二 次 草 原 は 、 野 焼 き ・ 輪 地 切 ( 野 焼 き の 防 火 帯 作 り ) 、 採 草 、 放 牧 等 に よ る 伝 統 的 農 地 管 理 に よ り 維 持 さ れ て き たO し か し 、 住 民 の 高 齢 化 や 畜 産 農 家 の 減 少 に よ り 、 草 原 の 維 持 管 理 が 滞 り 、 二 次 草 原 の 保 全 が 大 き な 課 題 と な っ て い るο

特 に 、 輪 地 切 は 、 残 暑 の 厳 し い 時 期 に 起 伏 の あ る 草 原 で 実 施 す る た め 、 入 手 に よ る 作 業 が 必 要 不 可 欠 で あ り 、 入 手 の 確 保 が 求 め ら れ て い る 。

2005 (平成17)年12月2日 、 自 然 再 生 推 進 法 に 基 づ く 「 阿 蘇 草 原 再 生 協 議 会 」 が 設 立 さ れ 、 地 域 住 民 、 関 係 行 政 機 関 、 土 地 管 理 者 ( 牧 野 組 合 等 ) 、 地 方 公 共 団 体 、 学 識 経 験 者 等 の 多 様 な 主 体 に よ る 持 続 性 の あ る 草 原 環 境 保 全 の 仕 組 み づ く り と 連 携 の 場 が 設 け ら れ たO 草 原 再 生 協 議 会 で は 、 具 体 の 活 動 を 推 進 す る た め4つ の 小 委 員 会 が 設 置 さ れ たO そ の 一 つ で あ る 阿 蘇 草 原 再 生 協 議 会 学 習 小 委 員 会 で は 、 2009(平成21 ) 年 か ら 「 草 原 キ ッ ズ ・ プ ロ ジ ェ ク ト 」 を 開 始 し 、 草 原 保 全 の 未 来 の 担 い 手 と な る 子 ど も 達 へ の 教 育 活 動 を 展 開 し て い る 。 現 在 、 野 焼 き や 草 原 の 特 性 に 関 す る 小 学 校 で の 草 原 学 習 の 実 施 事 例 は 多 い が 、 中 学 校 で の 草 原 学 習 は 実 施 事 例 が 少 な く 、 小 中 一 貫 し た 草 原 学 習 の 継 続 は 数 少 な いO

一 方 で2016年4月 に 発 生 し た 熊 本 地 震 に よ り 阿 蘇 地 域 は 甚 大 な 被 害 を 受 け た 。 被 災 生 活 の 中 で は 、 草 原 の 野 焼 き や 輪 地 切 活 動 等 に よ っ て 培 わ れ て き た 共 助 活 動 に よ り 、 震 災 を 乗 り 越 え る 地 域 住 民 の 様 子 が み ら れ たO 震 災 後 、 地 域 の 「 紳 を つ く るJ1)こ と や 子 ど も 達 の 「 生 き る 力J2)を 育 む こ と の 重 要 性 が 指 摘 さ れ て い る 。 子 ど も 達 が 、 伝 統 的 草 原 維 持 管 理 の 体 験 を 通 じ て 、 地 域 で の 自 然 と 共 生 す る 知 恵 、 や 共 助 の 暮 ら し を 学 び 、 子 ど も 達 が 阿 蘇 で 地 域 の 幹 を 感 じ な が ら 成 長 す る こ と は 、 防 災 教 育 や 阿 蘇 復 興 に も 寄 与 す るO

そ こ で 本 研 究 で は 、 南 阿 蘇 村 を 対 象 に し 、 中 学 生 を 対 象 と し た 輪 地 切 体 験 の 地 形 条 件 を 明 ら か に し 、 今 後 の 防 災 教 育 へ の 展 開 を 考 察 し たO

2.  調 査 方 法 2‑1  ヒ ア リ ン グ 調 査

財 団 法 人 阿 蘇 グ リ ー ン ス ト ッ ク 、 輪 地 切 ボ ラ ン テ ィ ア に ヒ ア リ ン グ 調 査 を 行 い 、 中 学 生 を 対 象 と し た 輪 地 切 体 験 の 候 補 地 と な る 牧 野 を 抽 出 し たO

2‑2  中 学 生 を 対 象 と し た 輸 地 切 体 験 の 候 補 地 の 調 査

中 学 生 を 対 象 と し た 輪 地 切 体 験 候 補 地 と な る 牧 野 を 調 査 し 、 面 積 や 傾 斜 度 、 景 観 特 性 を 調査した。

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2 ‑ 3  

輪 地 切 体 験 と 傾 斜 度 区 分 設 定 の た め の 調 査

輪 地 切 支 援 ボ ラ ン テ ィ ア に 参 加 し 、 急 傾 斜 地 と 緩 傾 斜 地 で の 輪 地 切 の 難 易 度 を 比 較 す る と と も に 、 輪 地 切 体 験 候 補 地 と な る 牧 野 の 傾 斜 度 を 検 討 し た 。

2‑4  傾 斜 度 区 分 の 設 定 と 抽 出 し た 牧 野 で の 検 証

中 学 生 を 対 象 と し た 輪 地 切 体 験 候 補 地 の 調 査 結 果 か ら 、 中 学 生 で も 輪 地 切 作 業 が 可 能 な 傾 斜 度 区 分 を 設 定 し た 。 そ し て 、 熊 本 県 阿 蘇 郡 南 阿 蘇 地 域 の 中 学 校7つ を 挙 げ 、 そ れ ぞ れ の 中 学 校1学 年 あ た り の 平 均 生 徒 数 か ら 作 業 に 必 要 な 面 積 を 算 出 し 、 安 全 面 か ら み た 牧 野 の 輪 地 切 面 積 の 収 容 面 積 を 算 出 し 、 中 学 生 に よ る 輪 地 切 作 業 の 可 能 性 を 検 証 し た 。

4  結 果 お よ び 考 察 4‑1  ヒ ア リ ン グ 調 査 に よ る 牧 野 の 抽 出

2015年7月13S 、9月18日 に 阿 蘇 グ リ ー ン ス ト ッ ク 、 輪 地 切 支 援 ボ ラ ン テ ィ ア2名 に 聞 き 取 り を 行 っ た 。 そ の 結 果 、 中 学 生 で も 輪 地 切 を 行 え る 牧 野 と し て 、 前 原 牧 野 、 長 野 牧 野 、 村 山牧野(らくだ山)の3ヶ所を抽出した。

4‑2  中 学 生 を 対 象 と し た 草 原 学 習 ( 輪 地 切 体 験 ) 候 補 地 の 調 査 結 果

ヒ ア リ ン グ 調 査 で 候 補 地 と な っ た 前 原 牧 野 、 長 野 牧 野 、 村 山 牧 野 ( ら く だ 山 ) の3つ の 牧 野 を 調 査 し たo3つ の 牧 野 の 傾 斜 を ク リ ノ メ ー タ ー で 計 測 し た 結 果 、 全 て の 地 点 で100 以 下 で あ り 、 初 心 者 で も 作 業 し や す い 牧 野 と い え たO ま た 、 中 学 生 が 牧 野 ま で の 移 動 に マ イ ク ロ パ ス 等 を 利 用 手 段 す る こ と が 予 想 さ れ 、 交 通 状 況 や 駐 車 場 の 確 保 が 重 要 で あ るO前原牧野、

長 野 牧 野 に つ い て は 共 に 十 分 な 整 備 が 行 わ れ て い た 。 村 山 牧 野 は 十 分 な 駐 車 場 は あ っ た が 、 徒 歩 、 又 は 軽 ト ラ な ど の 作 業 車 に 乗 り 換 え 移 動 す る 必 要 が あ っ たO

ま た 、 景 観 面 で は3つ の 牧 野 で 緩 斜 面 型 の 草 原 景 観 が 広 が り を 感 じ さ せ 、 根 子 岳 、 阿 蘇 五 岳 を 背 景 と し た 阿 蘇 ら し い 景 観 が 見 ら れ た 。

牧 野 組 合 の 輪 地 切 に 関 す る デ ー タ ( 面 積 、 輪 地 切 延 長 、 輪 地 切 参 加 者 、 牧 野 組 合 平 均 年 齢 ) は 、 阿 蘇 郡 牧 野 お よ び 牧 野 組 合 現 況 調 査3)のデータを用いた。

4 ‑ 3

輪 地 切 体 験 と 傾 斜 度 区 分 の 検 討

財 団 法 人 阿 蘇 グ リ ー ン ス ト ッ ク の 輪 地 切 支 援 ボ ラ ン テ ィ ア に 参 加 し 、 御 竃 円 山 に あ る 中 松 二 区 牧 野 で 作 業 を 行 っ た 。 傾 斜 地 で の 作 業 は 想 像 以 上 に 重 働 で あ り と て も 疲 労 感 が あ っ た 。 傾 斜 が 150 以 上 に な る と 傾 斜 を 強 く 感 じ た た め 、 初 心 者 の 作 業 は 難 し い と 言 え るO 中 学 生 は 刈 り 払 い 機 で は な く 、 鎌 を 使 っ た 輪 地 切 を 行 う わ け だ が 、 傾 斜 が 作 業 難 易 度 に 及 ぼ す 影 響 は 大 き く 、 中 学 生 で も 作 業 が 行 え る 傾 斜 度 区 分 を 検 討 し た 。

4‑4  傾 斜 度 区 分 の 設 定 と 輪 地 切 面 積 の 検 証 結 果 (1)傾斜度区分の設定

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