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情報産業と社会

ドキュメント内 高等学校学習指導要領解説 情報編 (ページ 56-60)

第2章 専門教科情報科の各科目

第1節 情報産業と社会

ア 社会の情報化

イ 情報化の進展と情報産業の役割

5

(内容の範囲や程度)

ア 内容の(1)のアについては,情報伝達手段の変遷についても扱うこと。イについては,こ れからの学習を進めるための指針を与えるために,情報産業の業務内容やそこで働く情報技

10 術者の役割について扱うこと。

ここでは,社会の情報化が生活に及ぼす影響や情報産業の発展と社会とのかかわりなどについて 取り上げ,情報産業の業務内容や役割及びそこで働く情報技術者の役割などについて理解させるこ とをねらいとしている。

15

ア 社会の情報化

情報機器や情報通信技術などの発達が社会生活に大きく影響していることを理解させる。また,

手紙,電話,電子メールなどの情報を伝達する手段が,社会の情報化の進展に伴い,どのように移 り変わってきたかについても扱う。

20

イ 情報化の進展と情報産業の役割

情報産業が,社会の情報化を支え,発展させてきたことや望ましい情報社会の形成に重要な役割 を果たしていることについて理解させる。また,委託業務の増大や業務の国際化などにより,情報 産業の業務内容や業務範囲等に変化が生じていることや情報産業で働く技術者がどのような役割を

25 果たしているかについても理解させる。その際,これからの専門教科情報科の学習に関する目標や 指針について考えさせるようにすることが大切である。

(2) 情報産業と情報技術

30 ア 情報産業を支える情報技術 イ 情報産業における情報技術の活用

(内容の範囲や程度)

35 イ 内容の(2)については,学校や生徒の実態に応じて,適切な情報技術を選択し,実習を中 心にして扱うこと。アについては,基本的なハードウェア,ソフトウェア及び情報通信ネッ トワークに関する基礎的な知識と技術について扱うこと。イについては,情報産業の業務内 容と関連付けながら情報の収集,処理,分析,発信,表現など情報技術の適切な活用方法に ついて扱うこと。

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ここでは,情報技術者が日常的な業務を遂行するために必要となる情報技術として,ハードウェ ア,ソフトウェア及び情報通信ネットワークについて取り上げ,それぞれの基礎的な知識と技術を 習得させるとともに,実習を通して,実際に活用できるようにすることをねらいとしている。取り 扱う情報技術については,学校や生徒の実態に応じて適切なものを選択する。

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ア 情報産業を支える情報技術

基本的なハードウェア,ソフトウェア及び情報通信ネットワークに関する基礎的な知識と技術を 習得させるとともに,これらの情報技術が情報産業の発展に寄与していることを事例を通して理解

させる。

イ 情報産業における情報技術の活用

簡単な情報ネットワークや情報コンテンツなどを開発・運用させる実習などの体験的な学習活動

5 を通して,情報産業の業務内容と関連付けて,日常的に行われている情報の収集,処理,発信,表 現などの基本的な活動場面で情報技術を適切に活用できるようにする。

(3) 情報産業と情報モラル

10 ア 情報技術者の業務と責任 イ 情報モラルと情報セキュリティ ウ 情報産業と法規

(内容の範囲や程度)

15

ウ 内容の(3)のアについては,技術や情報の守秘義務や法令遵守などの情報技術者としての 使命と責任について扱うこと。イについては,情報セキュリティの管理を適切に行うために 必要な基礎的な知識と技術について扱うとともに,情報セキュリティ対策の重要性について 扱うこと。ウについては,情報産業における情報や個人情報の保護,著作権などの知的財産

20 及び情報セキュリティ対策に関する法規を扱い,法規を守ることの意義と重要性についても 扱うこと。

ここでは,情報技術者の業務内容と遂行する際に求められる責任,情報技術者が守らなければな らない情報モラルと情報セキュリティ,情報や個人情報の保護,著作権などの知的財産及び情報セ

25 キュリティ対策にかかわる法規などの情報産業にかかわる法規について基礎的な知識と技術を習得 させることをねらいとしている。

ア 情報技術者の業務と責任

情報技術者の職務内容とそれを遂行する際に求められる業務上の責任について理解させる。その

30 際,業務上知ることのできた情報を正当な理由もなく漏らしてはならないという守秘義務,故意や 不注意により情報システムなどに障害を生じさせた場合の責任などを取り上げ,日常の業務とかか わらせて理解させる。また,情報技術者が担っている社会的な責任について理解させることを通し て,職業人として適切に業務を遂行することの重要性について理解させる。

35 イ 情報モラルと情報セキュリティ

情報の収集,処理,発信,表現などの基本的な活動場面での知的財産,個人情報及びプライバシ ーの侵害,企業や個人に対する誹謗,中傷などの行為の問題点などを取り上げ,情報社会を構成す る一員として情報社会において適正な行動を行うための基になる考え方と態度を育成する。また,

情報社会では不正アクセスや不注意などにより情報の漏洩,滅失,棄損などの情報リスクが存在す

40 ることを理解させるとともに,それに適切に対応するために必要な情報のセキュリティ管理のため の基礎的な知識と技術を習得させる。その際,情報セキュリティ対策の必要性と重要性を考えさせ るとともに,正しく行動することができる態度を育成するようにする。

ウ 情報産業と法規

45 情報産業にかかわる法規として,著作権,産業財産権などの知的財産権,労働基準法,労働者派 遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(労働者派遣法),雇 用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)などの 労働に関する法及び不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法),個人情報の

保護に関する法律(個人情報保護法),製造物責任法(

PL

法)などの安全に関する法などを取り上 げ,これらの法規の制定の趣旨や情報産業とのかかわりなどについて理解させる。また,情報産業 で実際に起こった具体的な事例を取り扱うなどして,情報技術者に求められる法令遵守の考え方を 身に付けさせるとともに,それに沿って適切に行動できるようにさせる。

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第2節 課題研究

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