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専門教科情報科の科目編成

ドキュメント内 高等学校学習指導要領解説 情報編 (ページ 53-56)

第1章 総 説

第3節 専門教科情報科の科目編成

専門教科情報科は,次の

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科目で編成されている。改訂前との比較は次の表のとおりである。

5 改訂後 改訂前(平成

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年)

科目名 科目名 備考

10 情報産業と社会 情報産業と社会

課題研究 課題研究

情報の表現と管理 情報と表現 名称変更

情報と問題解決 新設

情報テクノロジー 新設

15 アルゴリズムとプログラム アルゴリズム 名称変更

ネットワークシステム ネットワークシステム

データベース 新設

情報システム実習 情報システムの開発 名称変更

情報メディア 新設

20 情報デザイン コンピュータデザイン 名称変更

表現メディアの編集と表現 図形と画像の処理 整理統合

情報コンテンツ実習 マルチメディア表現 名称変更

モデル化とシミュレーション 削除

情報実習 削除

25

13

科目

11

科目

専門教科情報科は,教科の目標を達成するために,専門教科情報科の

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科目を三つの分野に属

30 する科目に分類している。これを図に示すと次のとおりとなる(図

1

参照)。このうち,「情報産業 と社会」,「情報の表現と管理」,「情報と問題解決」,「情報テクノロジー」は,この教科の基礎的な 科目として位置付けている。各学校においては,いずれの分野の学習を目指す生徒に対しても,基 礎的な科目の学習が重要であることを十分考慮に入れた教育課程を編成することが望ましい。また,

「アルゴリズムとプログラム」,「ネットワークシステム」,「データベース」,「情報システム実習」,

35 「情報メディア」,「情報デザイン」,「表現メディアの編集と表現」,「情報コンテンツ実習」は,進 路希望等に応じ

て選択する応用 選択的科目であ る。その際,「情

40 報システム実習」

と「情報コンテ ンツ実習」は,

各分野の他の専 門科目で個別に

45 学んだ知識と技 術を情報システ ムや情報コンテ ンツの開発など の実習を通して,

50 総合的に活用す ることができる ようにすること をねらいとして いる科目であり,

55 各分野の学習に

専門教科情報科の科目編成(図1)

基礎的科目(各分野に共通)

情報コンテンツの制作・発信分野

情報システム実習 情報コンテンツ実習

システムの設計・管理分野 総合的科目

課題研究

アルゴリズムと

プロ グ ラム

ネッ トワ ー ク

システム データベース 情報メディア 情報デザイン

表現 メデ ィア の

編集と表現

情報の表現と管理 情報と問題解決 情報テクノロジー

情報産業と社会

当たっては,こうした両科目のねらいを十分踏まえることが重要である。さらに,「課題研究」は,

他の専門科目の内容と関連付けて実践的な内容を取り扱う総合的な科目である。

(1) 新設した科目

5 ア「情報と問題解決」

情報の各分野にかかわる産業や社会の様々な活動において,情報や情報手段を活用した問題の発 見から解決までの過程において必要となる基礎的な知識と技術を習得させるとともに,実際にそれ らを活用し,問題解決の過程と結果を評価する能力と態度を育成することをねらいとして新設した。

10 イ「情報テクノロジー」

情報産業を支える情報技術の基礎的な知識と技術を確実に身に付けさせ,情報の各分野における 学習の基盤として,コンピュータ等を活用した実習などを通して実際に適切かつ効果的に活用でき るよう,実践的な能力と態度を育成することをねらいとして新設した。

15 ウ「データベース」

データベースシステムを開発するために必要となるデータベースに関する基礎的・応用的な知識 と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育成するとともに,データベースシステムの設計 や運用管理に携わる人材の育成を図る視点から,知識と技術の習得だけでなく,データベースの設 計などの体験的な学習活動を通して,情報の質や信頼性を確保することができる実践力を高めるこ

20 とをねらいとして新設した。

エ「情報メディア」

情報コンテンツの制作・発信を適切に行うために必要となる情報メディアの特性等を理解させ,

実際に適切かつ効果的に活用できるように,実践的な能力と態度を育成することをねらいとして新

25 設した。

(2) 削除した科目 ア「情報実習」

従前の「情報実習」の内容については,改訂後の各科目の内容として位置付けることとし削除し

30 た。

イ「モデル化とシミュレーション」

従前の「モデル化とシミュレーション」の内容については,新設科目である「情報と問題解決」

の内容として位置付けることとし削除した。

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(3) 整理統合した科目

ア「表現メディアの編集と表現」

従前の「図形と画像の処理」と「マルチメディア表現」については,情報コンテンツの制作・発 信分野を担う情報技術者に求められる情報メディアの編集と表現にかかわる理論と技術の習得,実

40 習などの体験な学習活動を通して実際に適切かつ効果的に活用できるように,実践的な能力と態度 を育成することをねらいとし「表現メディアの編集と表現」に整理統合した。

(4) 名称を変更した科目 ア「情報の表現と管理」

45 従前の「情報と表現」については,情報の収集・整理・加工・伝達という情報活用の過程で,情 報を目的に応じて整理し,表現すること,情報の価値を理解し適切に管理することに必要な知識と 技術など,情報技術者として情報を適切に取り扱うための基礎的な能力を育成することとし名称を 変更した。

イ「アルゴリズムとプログラム」

従前の「アルゴリズム」については,アルゴリズムをコード化しプログラムを作成する実習など の学習活動を行うとともに,アルゴリズムをコード化する枠組みとしてのプログラム言語の役割と

5 その仕組みの理解を図ることが大切である。さらに,実際的な事例を通してアルゴリズムの効率性 を考えさせるなど,生徒の論理的な思考力を育成することとし名称を変更した。

ウ「情報デザイン」

従前の「コンピュータデザイン」については,情報コンテンツの制作・発信分野を担う情報人材

10 に求められる,情報デザインにかかわる理論や技術の習得に重点を置くこととし名称を変更した。

エ「情報システム実習」

従前の「情報システムの開発」については,情報システムを開発するために必要な各開発工程の 内容とその役割を理解させ,ユーザが求める情報コンテンツを企画・提案し,制作するために必要

15 な知識と技術や表現力を習得させることをねらいとしていたが,これに加え,情報システムの開発 実習という実践的・体験的な活動を通して,システムの設計・管理にかかわる能力と態度を総合的 に育成することをねらいとして名称を変更した。

オ「情報コンテンツ実習」

20 従前の「マルチメディア表現」については,情報コンテンツを開発するために必要な各開発工程 の内容とその役割を理解させ,ユーザが求める情報コンテンツを企画・提案し,制作するために必 要な知識と技術や表現力を習得させることをねらいとしていたが,これに加え,情報コンテンツの 開発実習という実践的・体験的な活動を通して,情報コンテンツの制作・発信にかかわる能力と態 度を総合的に育成することをねらいとして名称を変更した。

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