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年度は、特に地球温暖化の影響を受けやすい脆弱な生態系である高山帯について、

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(頭)

平成 20 年度は、特に地球温暖化の影響を受けやすい脆弱な生態系である高山帯について、

モニタリングサイト 1000 のサイトの設置、調査方法等の検討を開始し、大雪山、北アル プス、南アルプス、富士山、白山をサイトとして選定しました。

また、海洋基本法の制定を受け、海洋生物多様性保全のための戦略策定にむけた方針 を検討するため、主にわが国の排他的経済水域内を対象として、海洋の生物多様性に関 する広域的なデータを収集整理し、海洋生物多様性データベースの構築にむけた検討を 行いました。

SATOYAMAイニシアティブ 国際ワークショップ

-人と自然が共生する 農村社会の実現に向けて-

平成 21 年3月6日にアジア7か国の有識者・

政府担当者、関係する国際機関等が参加す るワークショップを東京で開催し、各国の自然 資源管理の事例や課題について活発な情報 交換が行われました。

SATOYAMAイニシアティブの進め方

協力

世界の持続可能な自然資源管理事例の収集・分析 ステップ1

エコシステムアプローチ アジスアベバ原則とガイド ライン など

エコアグリカルチャー アグロフォレストリー コミュニティフォレストリー

原則、ガイドライン、行動計画の作成

①事例に共通する重要なポイントから原則を抽出

②持続可能な管理戦略の立案、実行、評価のた めの実施ガイドラインの策定

③優良事例の体系的データベースの構築

④世界レベルの行動計画の策定 ステップ3

二次的自然の保全・管理の現状分析と先進事例の ステップ2 特定

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加えて、地球規模での生物多様性モニタリングのネットワーク化を推進するため、国 際協力プロジェクトである東・東南アジア生物多様性情報イニシアティブの推進を図る とともに、既存の国際生物多様性モニタリングの枠組みと連携し、アジア・太平洋地域 における生物多様性モニタリングネットワーク構築の支援、情報の提供と共有化を図っ ています。

さらに、地球温暖化等の影響を受けやすい身近な生きものや自然現象(昆虫の分布や 植物の開花など)についても、平成 20 年7月から市民参加による調査(愛称「いきもの みっけ」)を開始しました。収集した情報からいきもの地図を作成するとともに、過去の 調査結果と比較分析しその結果を分かりやすく情報発信することで、地球温暖化を身近 な問題として捉えてもらい、暮らしにおける二酸化炭素排出削減行動に結びつけていき ます。

図 2-4-2 生物多様性観測等に係る主な国際ネットワーク等の概要

出典:環境省資料

アジア 太平洋地域

J-IBIS

生物多様性 情報システム

ESABII

(東・東南アジア生物多様性情報 イニシアティブ)

そ の 他 の 調 査 研 究 機関・ネット ワーク

政策決定者・一般 への情報提供

GBIF

地球規模 生物多様性

情報機構

GEO-BON

(地球観測グループ 生物多様性ネットワーク)

AP-BON

(アジア太平洋地域生物多様性観測 ネットワーク)

J-BON

(GEO-BON 日本委員会)

データベース

(AP-BONポータル

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表 2-4-2 生物多様性観測等に係る主な国際ネットワーク等の概要

略称 正式名称 説明

AP-BON Asia Pacific Biodiversity Observation Network(アジア太

平洋地域生物多様性観測ネットワ ーク)

アジア太平洋地域における生物多様性観測活動 のネットワーク。環境省と

J-BON

との協力により 設立に向けて準備中。

ESABII East and Southeast Asia Biodiversity Information

Initiative(東・東南アジア生物多様

性情報イニシアティブ)

世界分類学イニシアティブ(GTI)を、東アジア・

東南アジア地域において推進するため、各国と 共同で政策決定に役立つ生物多様性情報を整 備するとともに、生物分類学に関するキャパシテ ィビルディングを図るためのイニシアティブ。

GEO-BON Group on Earth Observations Biodiversity Observation Network(地球観測グループ生物

多様性ネットワーク)

地球規模での生物多様性変動を評価するため、

GEO(地球観測グループ)の下に設けられた生

物多様性観測ネットワーク。

GBIF The Global Biodiversity Information Facility

(地球規模 生物多様性情報機構)

国 際 機 関 の多 国 間 協 力 に基 づく生 物 多 様 性 情 報 を共 同 利 用 できるデータベースネット ワーク

J-BON Japan Biodiversity Observation Network(GEO-BON

日本委員 会)

我 が国 の科 学 者 により

GEO-BON

の一 環 として設 立 された、日 本 の生 物 多 様 性 観 測 のためのネットワーク。

J-IBIS Japan Integrated Biodiversity Information System(生物多様性

情報システム)

我が国の生物多様性や自然環境に関する情報 を収集し、広く提供するためのシステムで、環境 省生物多様性センターがその管理・運営を行っ ている。

IPBES The Intergovernmental science-policy Platform on Biodiversity and Ecosystem services(生物多様性及び生態系

サービスに関する政府間科学政策 プラットホーム)

気候変動分野における

IPCC(気候変動に関す

る政府間パネル)と同様の機能を生物多様性分 野で発揮するため、IMoSEB を引き継いで、国 連環境計画の枠組により設立準備中の組織。

出典:環境省資料

②生物多様性総合評価

わが国の生物多様性の現状と傾向を社会的な側面も含めて把握し、分かりやすく伝え られるようにするため、生物多様性総合評価を開始しました。初年度の平成 20 年度は、

生物多様性の変化の状況や各種施策の効果などを把握するための指標の検討を行いまし た。

(4)生物多様性関連の条約等に基づく国際的な取組

①ワシントン条約

ワシントン条約に基づく輸出入の規制に加え、わが国では、同条約附属書Ⅰに掲げる

種については国内での譲渡し等の規制を行い、条約の実施を推進しています。また、関

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係機関が連携・協力し、インターネットを含む条約規制対象種の違法取引削減に向けた 取組等を進めました。

②ラムサール条約

ラムサール条約については、アジア・太平洋諸国に対する国際的に重要な湿地の特定 及び管理に関する支援等、ベトナムにおけるアジア湿地シンポジウムの開催支援を行い ました。また、第 10 回ラムサール条約締約国会議において、水田における生物多様性に 関する決議案を韓国と共同で提出し、採択されました。

③渡り鳥等保護条約

米国、オーストラリア、中国、ロシア及び韓国との二国間の渡り鳥等保護条約等に基 づき、各国との間で渡り鳥等の保護のため、アホウドリ、ズグロカモメ等に関する共同 調査を引き続き実施するとともに、渡り鳥保護施策や調査研究に関する情報や意見の交 換を行いました。

④東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ

日豪政府のイニシアティブにより、平成 18 年 11 月に発足した「東アジア・オースト ラリア地域フライウェイ・パートナーシップ」の活動として、アジア太平洋地域におけ るツル、ガンカモ、シギ・チドリ類等の渡り性水鳥の保全を進めました。

⑤国際サンゴ礁イニシアティブ

平成 20 年 11 月に、東京で「国際サンゴ礁保護区ネットワーク会議/第4回 ICRI 東ア

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