八ツ瀬川の整備状況
護岸整備 1,019m
(事業費) (221,492千円)
管理用通路整備 582m
(事業費) (85,387千円)
親水護岸 149m
(事業費) (71,039千円)
防災工事 一式
(事業費) (113,952千円)
平成12年度以降 整備内容 昭和46~平成元年度 平成3~7年度 平成8~11年度
※平成 12 年度以降の事業費は平成 28 年度末までの合計
八ツ瀬川(二級河川)
(2)砂防河川
父島の大村川、奥村川、吹上川及び母島の大谷川、鉄砲沢の5渓流については、台風や 集中豪雨時の溢水や、土石流、法面崩壊等による災害を防止するため、 「砂防区域」に指定
(以下「区域指定」という。)して、砂防堰堤の整備や流路工の整備などの砂防工事を施行 してきている。このうち、吹上川の最下流部約 100mを除き整備が完了している。
父島の八ツ瀬川上流3河川である長谷川、時雨川、常世川(時雨川支川)についても区 域指定して砂防事業を行ってきている。長谷川は平成 11 年7月及び平成 12 年5月に区域 指定を行い、平成 11~12 年度に砂防堰堤1基、右岸側護岸工 89mの整備を行った。時雨 川及び常世川は平成 14 年3月及び平成 17 年3月に区域指定を行い、平成 13~24 年度に流 路工約 560mの整備を行った。長谷川においては一部未実施区間が残っているため今後の 調整が必要である。
母島の大谷川右岸側において管理用通路の安全性を確保するため、平成 26 年3月に右岸 側の斜面地を新たに区域指定し、平成 25~28 年度で落石防護柵工等の整備を行った。
また、父島の時雨川左岸側の北袋沢地区第一沢において、降雨時に土石流の発生が確認 されたことから、平成 25 年度から基本調査に着手し、平成 29 年度に区域指定し砂防事業 を進めていく予定である。
ア 既に整備が完了している河川
事業費
(千円) S49.3
S57.9 S62.3
奥村川 S62.1 S63 272,632 砂防堰堤1基、流路工440m
S49.3 S54 709,985 砂防堰堤2基、流路工1,160m(支川の 玉川を含む)
H26.3 H28 178,837 右岸側斜面対策(落石防護柵工143m、
ワイヤーロープ掛工)
鉄砲沢 H元.3 H2 167,505 砂防堰堤1基、流路工55m 砂防区域
指定年月日 完了年度 整備内容
父島
大村川 S61 982,399 砂防堰堤2基、流路工1,277m
母島
大谷川 河川名
-132-
3 河川
(1) 法定河川(二級河川)
小笠原の河川では、父島の八ツ瀬川が河口より 1.3 ㎞の区間で二級河川として指定され ている(昭和 46 年指定)。本川は河床が緩勾配で蛇行し、天然河岸の状態で河道が不安定 なこと等から、降雨時には沿川の農耕地に冠水被害をもたらすため、昭和 46 年度から護岸 の整備を行い平成元年度に完了した。また、平成3年度からは管理用通路の整備に着手し、
平成7年度までに 582mが完了した。さらに、平成8年度からは管理用通路の整備と併せ て上流部の延長 149mにおいて親水護岸整備を行い平成 11 年度までに完了した。
平成 12 年度以降は、防災工事として護岸の補修工事、管理用通路の補修工事、河口部の 導流ブロックの撤去工事などを実施している。
八ツ瀬川の整備状況
護岸整備 1,019m
(事業費) (221,492千円)
管理用通路整備 582m
(事業費) (85,387千円)
親水護岸 149m
(事業費) (71,039千円)
防災工事 一式
(事業費) (113,952千円)
平成12年度以降 整備内容 昭和46~平成元年度 平成3~7年度 平成8~11年度
※平成 12 年度以降の事業費は平成 28 年度末までの合計
八ツ瀬川(二級河川)
(2)砂防河川
父島の大村川、奥村川、吹上川及び母島の大谷川、鉄砲沢の5渓流については、台風や 集中豪雨時の溢水や、土石流、法面崩壊等による災害を防止するため、 「砂防区域」に指定
(以下「区域指定」という。)して、砂防堰堤の整備や流路工の整備などの砂防工事を施行 してきている。このうち、吹上川の最下流部約 100mを除き整備が完了している。
父島の八ツ瀬川上流3河川である長谷川、時雨川、常世川(時雨川支川)についても区 域指定して砂防事業を行ってきている。長谷川は平成 11 年7月及び平成 12 年5月に区域 指定を行い、平成 11~12 年度に砂防堰堤1基、右岸側護岸工 89mの整備を行った。時雨 川及び常世川は平成 14 年3月及び平成 17 年3月に区域指定を行い、平成 13~24 年度に流 路工約 560mの整備を行った。長谷川においては一部未実施区間が残っているため今後の 調整が必要である。
母島の大谷川右岸側において管理用通路の安全性を確保するため、平成 26 年3月に右岸 側の斜面地を新たに区域指定し、平成 25~28 年度で落石防護柵工等の整備を行った。
また、父島の時雨川左岸側の北袋沢地区第一沢において、降雨時に土石流の発生が確認 されたことから、平成 25 年度から基本調査に着手し、平成 29 年度に区域指定し砂防事業 を進めていく予定である。
ア 既に整備が完了している河川
事業費
(千円)
S49.3 S57.9 S62.3
奥村川 S62.1 S63 272,632 砂防堰堤1基、流路工440m
S49.3 S54 709,985 砂防堰堤2基、流路工1,160m(支川の 玉川を含む)
H26.3 H28 178,837 右岸側斜面対策(落石防護柵工143m、
ワイヤーロープ掛工)
鉄砲沢 H元.3 H2 167,505 砂防堰堤1基、流路工55m 砂防区域
指定年月日 完了年度 整備内容
父島
大村川 S61 982,399 砂防堰堤2基、流路工1,277m
母島
大谷川 河川名
Ⅰ Ⅰ
第1
Ⅰ
第2
Ⅰ
第3
Ⅰ
第4
Ⅰ
第5
Ⅱ Ⅱ
第1
Ⅱ
第2
Ⅱ
第3
Ⅲ Ⅲ
第1
Ⅲ
第2
Ⅲ
第3
Ⅲ
第4
Ⅲ
第5
Ⅲ
第6
Ⅲ
第7
Ⅲ
第8
Ⅲ
第9
Ⅲ
第10
Ⅲ
第11
Ⅲ
第12
-133-
イ 整備中の河川(未整備区間が残る河川を含む)
事業費
(千円)
吹上川 H3.3 H2~21 703,572 砂防堰堤1基、流路工181m
【未整備延長 約101m】
H11.7 (長谷川)
H12.5 砂防堰堤1基、流路工89m(片岸)
H14.3 未整備区間あり
H17.3 (時雨川、常世川)
流路工350m、逢瀬橋架替
H29~ ≪整備予定≫
(予定) 砂防堰堤2基、流路工188m 父島
河川名 砂防区域
指定年月日 実施年度 整備内容
八ツ瀬川上
流3河川 H11~24 761,422
北袋沢地区 第一沢
H29
(予定) -
(3)地すべり対策事業
母島の長浜地区において、都道 241 号線を含む約 9.20ha の範囲で地すべりが発生してい ることが判明した。当該道路は母島唯一の幹線道路であり、母島の生活と産業を支える重 要な道路であることから、昭和 63 年3月に地すべり等防止法に基づく地すべり危険区域に 指定した。昭和 62~平成元年度に、地すべりを防止するための集水井、暗渠工、水路工、
排水工等の整備を行った結果、地すべりの動きが終息した。また、平成 21~23 年度に地す べり防止施設の維持補修を目的とした工事を実施した。
地すべり対策事業の実施状況
事業費
(千円)
S62~H元 125,097 暗渠工、集水井工、排水工、水路工抑 止杭工等
H21~23 36,075 排水工、アンカー補強工、抑止杭補強 工、集水井補修工等
実施年度 整備内容
母島 長浜 S63.3
地区 地滑り危険 区域指定
(4)土砂災害警戒区域等の指定
土砂災害防止法に伴う土砂災害警戒区域等の指定に向けて、平成 28 年度から基礎調査 を実施している。今後、平成 29 年度に基礎調査結果の公表、平成 30 年度に区域指定を行 う予定である。
4 世界自然遺産保全事業
(1)世界自然遺産保全事業
ア 聟島列島及び父島列島の植生回復事業
小笠原諸島の無人島では、ノヤギ(人為的に持ち込まれて野生化したヤギ)による 食害を主な原因として、植生の破壊と土壌の流出が進み、景観の破壊やサンゴ等の 海 洋 生 物 、 海 鳥 類 及 び 固 有 植 生 な ど 生 態 系 に 大 き な 被 害 が 生 じ て い る 。 こ の た め 、
地すべり危険
小笠原諸島振興開発事業の一環として、平成9年度からノヤギの排除及び植生復元 作業を実施している。
ノヤギの排除は、平成 15 年度までに聟島列島を完了し、父島列島においては平成 14 年度より西島、平成 16 年度より兄島、平成 20 年度より弟島において事業着手し、
平成 22 年までに完了した。平成 22 年度からは、小笠原諸島の中でノヤギが生息す る最後の島となった父島において事業着手している。
また、ノヤギを根絶した島では、これまでノヤギにより生育が抑えられていた在 来植生が回復する一方で、ギンネム、モクマオウ等の侵略的外来植物が急激に拡大 している。そのため、平成 19 年度から聟島列島において、平成 23 年度から父島列 島(兄島、弟島、孫島、父島の一部)においてこれら外来植物の駆除に着手している。
【ノヤギの排除頭数の推移】 (単位:頭)
年度(平成) 9~15 16~19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 計
聟島列島・西島 1,478 1,478
兄島 387 387
弟島 125 89 7 221
父島 102 417 339 340 348 244 102 1,892
イ 南島の植生回復事業
南島は、国指定天然記念物である沈水カルスト地形のほか、固有植物の生育地や 海鳥の繁殖地として高い自然的価値を有している。しかし、過去にヤギの食害によ り、著しく植生が破壊され、その後は島を訪れる観光客などの踏圧により、表土の 流 出 や ラ ピ エ ( 石 灰 石 の 尖 っ た 岩 )が 平 ら に な り 、 海 鳥 類 の 生 息 に も 影 響 が で る な どの自然破壊が生じていた。
このため、貴重な南島の自然の保護・回復を目指して平成 13~17 年度に表土の 流出防止や利用ルートへの転石設置などの植生回復事業を実施するとともに、侵略 的外来種対策として、平成 18 年度からシンクリノイガやオオバナセンダングサな どの外来植物、平成 23 年度からはクマネズミの排除を進めている。
南島(扇池)
南島(扇池)
-134-
イ 整備中の河川(未整備区間が残る河川を含む)
事業費
(千円)
吹上川 H3.3 H2~21 703,572 砂防堰堤1基、流路工181m
【未整備延長 約101m】
H11.7 (長谷川)
H12.5 砂防堰堤1基、流路工89m(片岸)
H14.3 未整備区間あり
H17.3 (時雨川、常世川)
流路工350m、逢瀬橋架替
H29~ ≪整備予定≫
(予定) 砂防堰堤2基、流路工188m 父島
河川名 砂防区域
指定年月日 実施年度 整備内容
八ツ瀬川上
流3河川 H11~24 761,422
北袋沢地区 第一沢
H29
(予定) -
(3)地すべり対策事業
母島の長浜地区において、都道 241 号線を含む約 9.20ha の範囲で地すべりが発生してい ることが判明した。当該道路は母島唯一の幹線道路であり、母島の生活と産業を支える重 要な道路であることから、昭和 63 年3月に地すべり等防止法に基づく地すべり危険区域に 指定した。昭和 62~平成元年度に、地すべりを防止するための集水井、暗渠工、水路工、
排水工等の整備を行った結果、地すべりの動きが終息した。また、平成 21~23 年度に地す べり防止施設の維持補修を目的とした工事を実施した。
地すべり対策事業の実施状況
事業費
(千円)
S62~H元 125,097 暗渠工、集水井工、排水工、水路工抑 止杭工等
H21~23 36,075 排水工、アンカー補強工、抑止杭補強 工、集水井補修工等
実施年度 整備内容
母島 長浜 S63.3
地区 地滑り危険 区域指定
(4)土砂災害警戒区域等の指定
土砂災害防止法に伴う土砂災害警戒区域等の指定に向けて、平成 28 年度から基礎調査 を実施している。今後、平成 29 年度に基礎調査結果の公表、平成 30 年度に区域指定を行 う予定である。
4 世界自然遺産保全事業
(1)世界自然遺産保全事業
ア 聟島列島及び父島列島の植生回復事業
小笠原諸島の無人島では、ノヤギ(人為的に持ち込まれて野生化したヤギ)による 食害を主な原因として、植生の破壊と土壌の流出が進み、景観の破壊やサンゴ等の 海 洋 生 物 、 海 鳥 類 及 び 固 有 植 生 な ど 生 態 系 に 大 き な 被 害 が 生 じ て い る 。 こ の た め 、
地すべり危険
小笠原諸島振興開発事業の一環として、平成9年度からノヤギの排除及び植生復元 作業を実施している。
ノヤギの排除は、平成 15 年度までに聟島列島を完了し、父島列島においては平成 14 年度より西島、平成 16 年度より兄島、平成 20 年度より弟島において事業着手し、
平成 22 年までに完了した。平成 22 年度からは、小笠原諸島の中でノヤギが生息す る最後の島となった父島において事業着手している。
また、ノヤギを根絶した島では、これまでノヤギにより生育が抑えられていた在 来植生が回復する一方で、ギンネム、モクマオウ等の侵略的外来植物が急激に拡大 している。そのため、平成 19 年度から聟島列島において、平成 23 年度から父島列 島(兄島、弟島、孫島、父島の一部)においてこれら外来植物の駆除に着手している。
【ノヤギの排除頭数の推移】 (単位:頭)
年度(平成) 9~15 16~19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 計
聟島列島・西島 1,478 1,478
兄島 387 387
弟島 125 89 7 221
父島 102 417 339 340 348 244 102 1,892
イ 南島の植生回復事業
南島は、国指定天然記念物である沈水カルスト地形のほか、固有植物の生育地や 海鳥の繁殖地として高い自然的価値を有している。しかし、過去にヤギの食害によ り、著しく植生が破壊され、その後は島を訪れる観光客などの踏圧により、表土の 流 出 や ラ ピ エ ( 石 灰 石 の 尖 っ た 岩 )が 平 ら に な り 、 海 鳥 類 の 生 息 に も 影 響 が で る な どの自然破壊が生じていた。
このため、貴重な南島の自然の保護・回復を目指して平成 13~17 年度に表土の 流出防止や利用ルートへの転石設置などの植生回復事業を実施するとともに、侵略 的外来種対策として、平成 18 年度からシンクリノイガやオオバナセンダングサな どの外来植物、平成 23 年度からはクマネズミの排除を進めている。
南島(扇池)
南島(扇池)
Ⅰ Ⅰ
第1
Ⅰ
第2
Ⅰ
第3
Ⅰ
第4
Ⅰ
第5
Ⅱ Ⅱ
第1
Ⅱ
第2
Ⅱ
第3
Ⅲ Ⅲ
第1
Ⅲ
第2
Ⅲ
第3
Ⅲ
第4
Ⅲ
第5
Ⅲ
第6
Ⅲ
第7
Ⅲ
第8
Ⅲ
第9
Ⅲ
第10
Ⅲ
第11
Ⅲ
第12
-135-