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帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策

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第9節 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策

第9節 第9節 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策

項 目 担 当 第1 帰宅困難者の定 1 帰宅困難者の定義

安全対策課、管理課、大 規 模 集客 施 設 等 の 施 設 管理者、大網駅

義、発生予想数 2 帰宅困難者の発生予想数 第2 帰宅困難者対策 1 一斉帰宅の抑制の周知・徹底

2 帰宅困難者等の安全確保対策 3 帰宅支援対策

市は、千葉県帰宅困難者・滞留者対策に関する基本的指針(平成21年8月)を踏まえたうえで、

災害時の混乱を防止するとともに、ひとりでも多くの者が家族のもとに安全に帰宅できるよう、関 係機関との連携促進や基本原則である一斉帰宅の抑制等について、周知・徹底するものとする。

第1 第1 第1

第1 帰宅困難者の定義、発生予想数 帰宅困難者の定義、発生予想数 帰宅困難者の定義、発生予想数 帰宅困難者の定義、発生予想数

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1 帰宅困 帰宅困 帰宅困 帰宅困難 難 難 難者 者 者 者の定 の定 の定 の定義 義 義 義

震災発生時の外出者のうち、地震の発生により交通機関の運行が停止した場合に、自宅までの距 離が遠く、徒歩による帰宅が困難な人を「帰宅困難者」とする。

また、自宅までの距離が近く、徒歩による帰宅が可能な人を「徒歩帰宅者」とし、「帰宅困難者」

及び「徒歩帰宅者」の両方を含めて「帰宅困難者等」とする。

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2 帰宅困 帰宅困 帰宅困 帰宅困難 難 難 難者 者 者 者の発 の発 の発 の発生予想数 生予想数 生予想数 生予想数

平成26・27年度「千葉県地震被害想定調査報告書」では、平日12時に地震が発生し、県 内すべての公共交通機関が停止した場合、千葉県内で約74万人の帰宅困難者が発生する。東日 本大震災時の千葉県の当日帰宅困難者は約52万人(10歳代以下を含まない)であり、首都直 下地震発生時にはより多くの帰宅困難者数となることが想定される。

なお、本市では、約2,300人の住民等が帰宅困難になると推計されている。

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第2 第2

第2 第2 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策 帰宅困難者対策

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1 一斉帰宅 一斉帰宅 一斉帰宅 一斉帰宅の の の の抑 抑 抑 抑制 制 制 制の周知・ の周知・ の周知・ の周知・徹底 徹底 徹底 徹底

(1) 一斉帰宅の抑制の周知・徹底

帰宅困難者対策においては、一斉帰宅行動の抑制が最も重要であるため、県と連携して、広 報誌、ホームページ、ポスターなど様々な媒体を活用して「むやみに移動を開始しない」とい う基本原則の周知・徹底を図る。

(2) 安否確認手段の普及・啓発

一斉帰宅行動を抑制するためには、家族等との安否確認手段が確保され、かつ周知されてい ることが必要である。このため、災害用伝言ダイヤル171、災害用伝言版、災害用ブロード バンド伝言版(web171)、ツイッター・Facebook等のSNS、IP電話など、通話に頼 らない安否確認手段について、平常時から体験・活用を通じて、発災時に利用してもらえるよ う広報・啓発を行うとともに、企業や学校など関係機関における家族等との安否確認手段のル ール化を促進する。

(3) 帰宅困難者等への情報提供方法の検討

企業、学校など関係機関において従業員や児童・生徒等を待機させる判断をすることや、個 々人が望ましい行動を取るためには、地震情報、被害情報、公共交通機関の運行・復旧状況な どの情報を適切なタイミングで提供することが必要である。

このため、県とも連携した駅等における情報連絡体制及び提供方法、防災情報メール、ポー タルサイト、SNSなどを活用した情報提供についても検討・実施していく。

※緊急速報メール(エリアメール含む)は、生命の危険防止に係る情報提供は可能

(4) 企業、学校など関係機関における施設内待機のための対策

「むやみに移動を開始しない」という基本原則を徹底するため、県とも連携して企業・学校 など関係機関に対し、従業員等や児童・生徒を安全に待機させるための耐震診断・改修、家具 の転倒・落下・移動防止等の環境整備、従業員等との安否確認手段の確保・家族との安否確認 手段の周知などの対策を要請する。

また、飲料水、食料、毛布などの備蓄について、企業は自らの準備に努めることとし、学校 など関係機関については、家庭や地域と連携協力して準備に努めることとする。

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2 2 帰宅困 帰宅困 帰宅困 帰宅困難 難 難 難者 者 者 者等の安全確保対策 等の安全確保対策 等の安全確保対策 等の安全確保対策

(1) 一時滞在施設の確保と周知

市は、所管する施設から耐震性などの安全性を考慮したうえで、駅周辺の滞留者や路上等の屋 外で被災した外出者などを一時的に受け入れるための一時滞在施設を指定する。

なお、市が民間施設を一時滞在施設として指定する場合は、当該事業者と協議を行い、事前に 協定を締結し指定するものとする。

また、市は、一時滞在施設の周知を図るとともに、施設における情報提供や物資の備蓄の在り 方を含め、当該施設の運用について検討するものとする。

(2) 大規模集客施設や駅等における利用者保護の要請

大規模集客施設や駅等における利用者保護のため、県及び市町村は、あらかじめ駅周辺帰宅困 難者等対策協議会などにおいて大規模集客施設や駅等の関係機関との情報連絡体制の整備を図 る。また、震災の発生時に適切な待機や誘導が行われるよう要請する。

(3) 企業、学校など関係機関における訓練実施の要請

県及び市町村は、企業・学校など関係機関に対し、従業員や顧客、児童・生徒の混乱防止、誘 導訓練、情報の収集伝達訓練、安否の確認及び情報発信訓練など、帰宅困難者等の発生を想定し た訓練の実施を要請する。

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3 帰宅支援 帰宅支援 帰宅支援 帰宅支援対策 対策 対策 対策

(1) 災害時帰宅支援ステーション協定締結企業等に対する支援要請

災害対策本部(災害警戒本部)は県と連携して、震災発生後、コンビニエンスストア、ファミ リーレストラン、ガソリンスタンドなど災害時帰宅支援ステーションの確保に向けて、協定締結 等とその知名度向上に取り組む。

(2) 帰宅困難者(特別搬送者)の搬送

障がい者、高齢者、妊婦又は乳児連れの方など自力での徒歩が困難な特別搬送者については、

バスやタクシーなどによる搬送が必要となるため、関係機関と連携し搬送手段の確保に努める。

(3) 大規模集客施設を管理する事業者及び鉄道事業者の取組み

大規模集客施設や駅等を管理する事業者は、平常時から利用者の保護に係る方針を定めてお くとともに、震災発生時の施設内待機に係る案内や安全な場所への誘導手順についてもあらか じめ検討しておくよう努める。

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第 第

第 第10 10 10節 10 節 節 節 調査研究 調査研究 調査研究 調査研究

項 目 担 当

第1 防災に関する情報収集 安全対策課

第2 防災に関する調査・研究 安全対策課

平成8年度に大網白里市が実施した防災アセスメントの他、平成26・27年度に千葉県が実施 した千葉県地震被害想定調査の充実を図るため、資料収集・作成に努める。

第1 第1 第1

第1 防災に関する情報収集 防災に関する情報収集 防災に関する情報収集 防災に関する情報収集

国、県、市、防災関係機関の防災対策に対する計画、調査報告については、連絡を密にして情報 交換に努める。また、防災に関する学術刊行物をはじめ、その他防災に関する図書・資料等の収集

・整理に努める。

第2 第2

第2 第2 防災に関する調査・研究 防災に関する調査・研究 防災に関する調査・研究 防災に関する調査・研究

本市の防災上問題となる事項については、専門的調査、研究を実施するよう努める。特に、宅地 化の進展をはじめ変貌する地域の状況や調査技術の進展に合わせて、総合的な防災調査を実施する。

また、情報通信分野をはじめ、進歩する科学技術の防災行政への活用についても積極的に検討する。

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第3章 第3章 第3章 第3章

災害応急対策

災害応急対策

災害応急対策

災害応急対策

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