SO 2 、SPM、HC二酸化窒素に変換
C. リッド発生時
③ 工事用車両走行時の等価騒音レベル
工事用車両の上乗せによる等価騒音レベルの増加量⊿
L
を以下の式により算出し、工 事用車両走行時の等価騒音レベルL
Aeqを求めた。L
Aeq =L
Aeq* + ΔL
ここで、L
Aeq :等価騒音レベルの予測値(dB)L
Aeq* :現況の等価騒音レベル(現地調査結果)(dB)Δ
L
:工事用車両の上乗せによる等価騒音レベルの増加分(dB)L
Aeq,R:現況交通量から「ASJ RTN-Model 2008」を用いて求められる等価騒音レベル(dB)L
Aeq,HC:工事用車両台数から「ASJ RTN-Model 2008」を用いて求められる等価騒音レベル(dB)
*「道路環境影響評価の技術手法 2007 改訂版」(平成 19 年 9 月、(財)道路環境研究所)
e) 予測条件
ア 車両台数
工事用車両台数は、工事用車両の走行台数が最大となる時期とし、工事計画より 90 台 /日と設定した。なお、予測に用いたモデルでは、現況交通量において、二輪車は小型車 に含めた。
時間帯別方向別交通量は、表 5.2-26 に示すとおりである。ダンブトラック等(大型車)
は、昼休み(12 時台)を除く 9 時台~12 時台、13 時台~16 時台の間に均等に配分し、
通勤車両(小型車)は 7 時台及び 17 時台に配分した。
なお、工事期間中は事業実施区域の南側の出入口を利用するものとし、工事用車両は 那珂川方向、若草方向に均等に通行するものとした。
イ 走行速度
走行速度は、大型車、小型車ともに、規制速度の 40km/時とした。
ウ 道路条件
予測地点の道路断面は、図 5.2-11 に示すとおりである。また、路面の状況は密粒舗 装である。
図 5.2-11 予測地点の道路断面図
表 5.2-26 予測地点 St.9 における時間帯別交通量(平日・ピーク期)
単位:台/時
大型 小型 計 大型 小型 計 大型 小型 計 大型 小型 計 大型 小型 計 大型 小型 計
12:00 ~ 13:00 10 244 254 17 286 303 0 0 0 0 0 0 10 244 254 17 286 303
13:00 ~ 14:00 19 314 333 17 281 298 8 0 8 7 0 7 27 314 341 24 281 305
14:00 ~ 15:00 38 319 357 21 290 311 8 0 8 7 0 7 46 319 365 28 290 318
15:00 ~ 16:00 28 348 376 18 332 350 8 0 8 7 0 7 36 348 384 25 332 357
16:00 ~ 17:00 24 372 396 19 333 352 0 0 0 0 0 0 24 372 396 19 333 352
17:00 ~ 18:00 20 362 382 11 374 385 0 0 0 0 10 10 20 362 382 11 384 395
18:00 ~ 19:00 7 360 367 6 404 410 0 0 0 0 0 0 7 360 367 6 404 410
19:00 ~ 20:00 8 300 308 4 348 352 0 0 0 0 0 0 8 300 308 4 348 352
20:00 ~ 21:00 1 158 159 5 205 210 0 0 0 0 0 0 1 158 159 5 205 210
21:00 ~ 22:00 0 91 91 0 113 113 0 0 0 0 0 0 0 91 91 0 113 113
22:00 ~ 23:00 1 76 77 1 85 86 0 0 0 0 0 0 1 76 77 1 85 86
23:00 ~ 0:00 0 50 50 1 42 43 0 0 0 0 0 0 0 50 50 1 42 43
0:00 ~ 1:00 1 29 30 1 38 39 0 0 0 0 0 0 1 29 30 1 38 39
1:00 ~ 2:00 15 28 43 1 28 29 0 0 0 0 0 0 15 28 43 1 28 29
2:00 ~ 3:00 18 8 26 0 29 29 0 0 0 0 0 0 18 8 26 0 29 29
3:00 ~ 4:00 20 1 21 0 16 16 0 0 0 0 0 0 20 1 21 0 16 16
4:00 ~ 5:00 2 16 18 0 23 23 0 0 0 0 0 0 2 16 18 0 23 23
5:00 ~ 6:00 3 36 39 1 24 25 0 0 0 0 0 0 3 36 39 1 24 25
6:00 ~ 7:00 6 129 135 3 119 122 0 0 0 0 0 0 6 129 135 3 119 122
7:00 ~ 8:00 45 389 434 8 352 360 0 10 10 0 0 0 45 399 444 8 352 360
8:00 ~ 9:00 12 356 368 16 299 315 0 0 0 0 0 0 12 356 368 16 299 315
9:00 ~ 10:00 20 267 287 19 277 296 7 0 7 8 0 8 27 267 294 27 277 304
10:00 ~ 11:00 21 247 268 12 291 303 7 0 7 8 0 8 28 247 275 20 291 311
11:00 ~ 12:00 11 230 241 26 308 334 7 0 7 8 0 8 18 230 248 34 308 342
330 4,730 5,060 207 4,897 5,104 45 10 55 45 10 55 375 4,740 5,115 252 4,907 5,159
若草方向 那珂川方向
合計
一般車両 工事用車両
那珂川方向 若草方向
工事中断面交通量 若草方向 那珂川方向
時間帯
注)1.現況交通量は平成 21 年 12 月 24 日(木) ~ 25 日(金)に実施した現地調査結果とした。
2.現況交通量の小型車は、二輪車を含めた台数
f) 予測結果
工事用車両の走行に伴う道路交通騒音(LAeq)の予測結果は、表 5.2-27 示すとおりであ る。予測結果は、昼間 66dB、夜間 59dB と予測され、昼間の環境基準値を上回っている。
表 5.2-27 予測地点 St.9 における時間帯別交通量(平日・ピーク期)
単位:dB 道路交通騒音(LAeq)
予測地点 予測時点 時間区分1
現況値 影響量 予測値
環境 基準値
要請 限度
昼間 66 0.3 66 65 75
St.9 平日
夜間 59 - 59 60 70
注)1.時間区分:昼間 6:00 ~ 22:00 / 夜間 22:00 ~ 6:00
g) 環境保全措置及び事後調査の必要性の検討
ア 環境保全措置の必要性
予測結果は表 5.2-27 に示すとおり、昼間の環境基準値を上回っている。なお、現況値 に対に対する影響量は 0.3dB であることから、現況の道路交通騒音を著しく悪化させる ものではない。但し、騒音の影響を可能な限り回避、低減することを目的として、表 5.2-28 に示す環境保全措置の検討を行った。
環境保全措置の検討結果は、表 5.2-29(1)~(2)に示すとおりであり、工事車両の走行 における無用な空ふかしや急加速等の高負荷運転の抑制及び工事工程等の管理や配車計 画による工事車両の集中回避による低減措置を講じることとした。
表 5.2-28 環境保全措置
影響要因 環境保全措置の内容 期待される効果
工事車両の走行 高負荷運転を抑制する。 工事車両の走行に伴う騒音への影 響を低減できる。
工事車両の走行 工事工程等の管理や配車 計画による工事車両の集 中を回避する。
工事車両の走行に伴う騒音への影 響を低減できる。
表 5.2-29(1) 環境保全措置の検討結果
実施主体 建設事業者
実施内容 無用な空ふかしや急加速等の抑制 環境保全措置の効果 騒音への影響の低減
効果の不確実性 建設事業者が関係者に対し、周知、徹底させることで、騒 音レベルは低減すると考えられることから、不確実性は小 さい。
表 5.2-29(2) 環境保全措置の検討結果
実施主体 建設事業者
実施内容 工事工程等の管理や配車計画による工事車両の集中回避 環境保全措置の効果 騒音への影響の低減
効果の不確実性 建設事業者が関係者に対し、周知、徹底させることで、騒 音レベルは低減すると考えられることから、不確実性は小 さい。
イ 事後調査の必要性
予測に用いたモデルは、日本音響学会により提案されているモデルであり、日本音響 学会において予測に関する知見が十分に蓄積されているため、予測の不確実性は小さく、
都市計画道路松ヶ丘月の浦線沿いには環境保全上配慮が必要な施設(春日市老人福祉セ ンターナギの木苑)が隣接し、昼間の予測結果が 66dB と環境基準値(65dB)を上回って おり、環境に影響を及ぼすおそれがあることから、事後調査を実施する。
事後調査の概要は、表 5.2-30 に示すとおりである。
事後調査により、対象事業による影響が著しいと判断された場合、工事車両の配分の 見直し等の影響を低減するための対策を行う。
表 5.2-30 事後調査の概要
調査項目 調査内容 実施主体
調査時期 工事期間中の平日(調査回数は、必要に応じ適 宜実施する、昼間(6:00~22:00))
調査地点 都市計画道路 松ヶ丘月の浦線 道路交通騒音
(等価騒音レ ベル LAeq)
調査方法 「騒音に係る環境基準について」(平成 10 年 9 月 30 日 環境庁告示第 64 号)に準拠する方法
福 岡 都 市 圏 南 部 環 境 事 業組合
2) 評価
a) 環境影響の回避・低減に係る評価
工事車両の走行にあたっては、「2.2 事業の内容 2.2.4 事業計画の概要」に示した環境 保全対策と高負荷運転の抑制や相乗りの励行による環境保全措置を実施することにより、
騒音に及ぼす影響は低減されると評価した。
b) 国または福岡県等が実施する環境保全施策との整合性
予測結果と評価基準との比較は表 5.2-31 に示すとおりである。予測結果より、環境保 全措置及び事後調査を実施することにより、評価基準との整合性は図られると評価する。
表 5.2-31 予測結果と評価基準との比較
単位:dB 評価基準
予測地点 予測地点 時間
区分1 予測結果
環境基準値 要請限度
昼間 66 65 75
St.9 平日・ピーク期
夜間 59 60 70
注)1.時間区分:昼間 6:00 ~ 22:00 / 夜間 22:00 ~ 6:00
5.2.4 廃棄物運搬車両の走行
存在及び供用に伴う廃棄物運搬車両(以下、「ごみ等搬出入車両」という。)の走行による道路 交通騒音について、調査、予測及び評価を行った結果は以下のとおりである。
(1) 調査結果 1) 騒音の状況
「5.2 騒音 5.2.3 工事車両の走行 (1)調査結果 1)騒音の状況」と同じである。
2) 土地利用の状況
「5.2 騒音 5.2.3 工事車両の走行 (1)調査結果 2)土地利用の状況」と同じである。