第 3章 「数学的な言語力」の育成 を 目指 した実験授業 .…
第 1節 実験授 業の 目的 と方法 .…
第 3章 「数 学 的 な言語 力」 の育 成 を 目指 した実 験
2,実
験 授 業 の 目的次の3点を実験授業の 目的 とす る。
'
①
「数学的な言語力」を育成する教材 としての,「伝言 ゲーム」の可能性 を調べ る。
,
②
「伝言ゲーム」において生徒は, どのような伝言文を書 くのか
,ま
た, どのよ うな 図をか くのか調べ る。②
伝言 を正 しく伝 えるためのポイン トとして
,生
徒は どのような内容 を挙げるのか調fミる。
‑40‑
3,実
験 授 業 の 方 法(1)伝
達 す る図形 と課題 プ リン ト生徒が伝達す る図形 を課題 Iと 課題 Ⅱの2パター ン用意 した。課題 Iは授 業 の前半 で使 用 し
,課
題 Ⅱは,伝
言 を正 しく伝 えるためのポイ ン トを考 えた後 に使 用 した。 それぞれの 課題 は,ペ
アで違 う図形 になるよ うに,問
題Aと
問題Bの 2種
類 を準備 した。課題 I及 び課題 Ⅱの図形 を以下に示す。課 題 I
問題
A
問 題B
課題 Ⅱ
問題
A
図形の 伝 言 と伝 言 を も とに した 図形 は
,以
下 の課題 プ リン トに記 入 させ た。匠 El≡ :IE:五 五〕
【相 手 ― け●伝 宙 】
t
t″
′ ″´ ″′ ″
‐42‑
(2)授
業の構成実験授業 の構成 を以下 に示す。
1.本
時 の流れ をつ か む 。生徒 を1人選 び本 時 の活 動 のデ モ ンス トレー シ ョンを行 う。
①生徒を一人指名 し
,黒
板に向かせ立たせる。。,
②教師が簡単な図 (右図
)を ,そ
の生徒に見えないように全体に提示 し,そ
の生徒に 口頭 で図形情報伝 える。③教師か らの図形情報 を もとに
,そ
の生徒 に図 を黒板 にかかせ る。2.本
時の活動 目標 の確認 をす る。授 業 の流 れ
(T:教
師 の発 問計 画)[活動 目標
]
図形 を言 葉 で伝 え よ う。3.課
題 Iの 伝言 ゲーム に取 り組 む。(1)課
題 Iを見て,伝
言文 を書 く。課題 I
問題
A
問題B
(2)伝
言 文 を交 換 す る。(3)伝
言 文 を も とに図 をか く。(4)図
形 が正 し くか けて い るか,ペ
ア で確 認 をす る。4:正
しく伝 えるためのポイ ン トをま とめ る。(1)個
人で考 える。[図 3.1]の ワー クシー トに
,ポ
イ ン トをま とめる。正しく伝吉t伝えうた0のポイント
: [図
3.1]IIIIII百 1
F ト ー
ト し
[図 3.2]
(2)班
でみ んなの意見 をま とめる。班 の全員 の意 見 を
,全
て書 き出 し [図 3.2]にま とめ る。 同 じよ うな意見は,一 つ にま とめ るよ うにす る。
5.班
ごとにまとめたポイン トと,そ
のポイン トが必要な理由を発表する。6.課
題 Ⅱの伝言 ゲー ム に取 り組 む。(1)課
題 Ⅱを見て,伝
言 文 を書 く。‑44¨
課 題 Ⅱ
問題
A
(2)伝
言文 を交換 して,伝
言文 を も とに図 をか く。(3)図
形 が正 しくか けてい るか,ペ
アで確認 をす る。7.本
時の活動 を振 り返 る。振 り返 リシー ト (ア ンケー ト
)を
配布 し記入 させ る。(3)ア
ンケー ト実験授 業後 に
,活
動 を振 り返 る時間 を設 定 した。 生徒に記入 させ る振 り返 リシー トの内 容 は,以
下 の よ うな もので ある。振 り返 リシー ト
( )年 ( )番
名前 (1.次
の質問に答えて下さい。伝言ゲームは楽 しか つたですか。
はい
。
どちらでもない
。
いいえ
2.あ
なたは=今
日の活動で何が難 しかつたですか。3,あ
なたは,伝
言ゲ ームで大切 な ことは何だ と用 いますか。¨46‑
(4)時
期 と対象平成25年 6月 3・ 4日 に鹿児 島県内の公立 中学校2年生
,3年
生 を対象 として実験授業 を行 つた。 尚,実
験授業 を行 った 中学校 で は少人数指導 を実施 してお り,そ
の片方の クラスで実施 した。
対象 学年 実施 時期
実験授 業 (2年)
2年
生 (20名) 平成25年6月 3日 (月)2校
時実験授 業 (3年) 3年生 (24名) 平 成25年6月 4日 (火
)1校
時
ドキュメント内
中学校数学における「数学的な言語力」の育成に関する研究
(ページ 43-52)