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実行 のステップでは iPhone が 大活躍

ここからはいよいよiPhoneとiPadが活躍します。

次は、Nozbeに登録した「Next Action」を実行に移すステップです。

アプリを起動すると[Next Action][Project][Context][Calendar]の 4つのメニューが登場します。朝起きてタップするのは[Calendar]で すね。先のステップで期日を登録したもののうち、今日が期限になっ ているアクションがひと目でわかります(画面10)。これらを1つずつ 着実に実行すれば、プロジェクトの説明に書いた理想が現実のもの になるはずです。

いつでもどこでもアクションを確認、追加できるNozbe 仕事効率化/600円(iPhone)、1,700円(iPad)

私をもっとも「毎日見る」気にさせてくれたGTDアプリの決定版。

では、どれから手をつけたらいいのか? ここが問題です。なんと なくやりにくそうなものもあれば、簡単なものもあります。ここで「考 えないこと」がポイントですね。次のアクションとしてなにが最適か Nozbeに教えてもらいましょう。

ホームに戻って[Context]をタップします。Inboxの項目を処理する ときに付加したコンテキストがずらりと並んでいます。場所や状況、 道具が候補として挙がっていると捉えてみてください。

「いま、自分はどこにいてどんな道具を持っているのか?」 家にいるなら[Home]を、会社にいるなら[Office]を、パソコンの 前に座っているなら[PC]、はたまた買い物をしている最中なら

[Shopping]を選びます。はい、表示された項目がいまできることの候 補なんですね! 私は最初にこの機能を見たとき、感動せずにはいら れませんでした(画面11)。

所要時間が付加されていれば、状況や道具に加えてそのときの空 き時間も考慮できて、まさに「いま行う行動」のベストチョイスが判明 するわけです。たとえば、買い物に来ているとします。もし、Nozbe がなければ、そのとき買おうと思っていたものだけをゲットして満足

【 画 面10】iPhoneア プリ 「Nozbe」。 起 動 画 面 で

[Calendar]を選んだ画面。

日付ごとのやるべき行動 が表示されている(左)。

【 画 面11】[Context] から

[Office]コンテキストを選 んだ画面(右)。

しているはずです。でも、Shoppingのコンテキストに別の買うべき 商品が掲載されているとしたらどうでしょう。しかも、それがごくご く近所のお店だとしたら。迷わずに別の商品も買って帰りますよね。

こうして「すんでいないこと」がひとつ片付いてしまう。これこそが GTDのすごいところなんです。

断言しますが、これ、本当にクセになりますよ。もう、このNozbe による行動のおすすめが見たくてみたくて仕方なくなります。私は、

駅に向かうときは必ず[Phone]のコンテキストをタップしてみます。

「○○さんに電話で□□を確認」なんて項目があったら、もううれしく てすぐに電話ですね。もちろん、これで「すんでいないこと」がひとつ 消えていくわけです。

ひとつのアクションを実行し終わったら、項目の左にあるチェック ボックスにチェックを付けます。一度、チェックが付いた項目は、翌 日以降の[Next Action]に表示されなくなります。

また、プロジェクトに含まれるすべてのアクションが完了した場合、

「プロジェクトのゴール達成」の印を付けておきます。ウェブ版の

Nozbeにアクセスして、完了したプロジェクトを選びます。プロジェ

クト名の右にある[info]をクリックし、右下の[complete]ボタンを押 します。これで、左のプロジェクト一覧からプロジェクト名が消えま す。完了したプロジェクトを一覧するには、最下部にある[Go to completed projects]をクリックします。

こうして、登録したアクションやプロジェクトがリストから消えて いくのを見るのも、Nozbeを使う楽しさのひとつですね。

この行動ステップに最適なのはやはりiPhone。いつでもどこでも瞬 時にNozbeが見られる機動力を生かしたいですね。さらに私の場合、

「気になること」が頭に浮かんだ瞬間にiPhoneでNozbeを立ち上げ、

Inboxにすかさず書きとめています。最初のステップで頭の中に引っ

かかっているものをInboxにまとめて突っ込みました。でも、おそら く日々の生活の中でもどんどんそれは沸き上がってくるはずです。そ のつど、iPhoneのアプリから登録するのがおすすめですね。

毎日 1 一度 のレビューは iPad

1日の仕事が終わり、帰宅後、ソファーでリラックスしながらiPad でもう一度だけNozbeを立ち上げてみます。まずはContextから見て みましょう。余計なところは見なくてかまいません。いまは自宅、

Homeにいます。PCもその時間からは起動しないかもしれません。

読書はどうでしょう。もしかしたら読みたい気分かもしれませんね。

Readingというコンテキストがあればチェックするのも悪くなさそう です(画面12)。

もし、家で気軽にできる項目が見つかったら、本日最後の行動とし てすませてしまえます。なにもなかったら? Calendarを再度チェッ クしてみましょう。今日が期日になっていて手がつけられなかったも のはないか。私の場合、必ず1つ以上はありますね。ここで「オレは

【 画 面12】1日 の 終 わ り は リラックスしな がらiPadで Nozbeを。予定日を過ぎて赤 くなっている項目があったら無 理のない日程に変更しよう。

ダメだなぁ」などと自分を責める必要はまったくありません。

いま行っていることの目的は「モヤモヤしていることを頭の外の信 頼できるシステムに預けること」です。今日終わらなかったことを「で きなかった」という思いとともに過去に置き去りにするのではなく、

新たな可能性として未来に記録し直せばいいのです。

iPadのNozbeで日付が過ぎて赤色になっているものをタップしま す。「due date」を見て、もう一度、できるかぎりリアルな日付を振り 直しましょう。一刻を争うものなら直近の翌日に登録することになる はずです。でも、「よく考えたら今週じゃなくてもいいじゃないか」と 思えるものは、勇気を持って来週にまわします。

この「1日の終わりのレビュー」をiPadでやるのが私のお気に入りで すね。毎回、パソコンを立ち上げなければならないとすると、疲れて 帰ってきたあとなど、とてもやる気は起きません。膝の上で操作でき るiPadの利点はこういうところで生かしたいですね。

さて、こうして1週間が経ちました。ここで、もう一度最初のステッ プ、「頭の中のモヤモヤを全部Inboxに叩き込む」から「思いを込めて やるぞ! マークを付ける」までを行ってみます。やはり同様に30分 から1時間くらいかけてやるのがおすすめですね。

おそらく、新たなアイデアややってみたいこと、やっておいたほう がいいことなどが次からつぎに出てくるはずです。私の経験ではこの 1週間のサイクルを繰り返していけばいくほど、最初の収集ステップ で書き込む項目が出やすくなります。コンテキストの設定もうまくな るし、プロジェクトの組み立てもごくごく自然に発想できるようにな ります。

こうして、毎日1回と週に一度のレビューを繰り返すことがGTD を機能させる秘訣です。毎週のレビューは、やはり時間の自由が利 く週末にもってくるのがいいでしょうね。