本章最後の仕上げは「実行される可能性を数パーセントでも高める ためのリマインダーの追加」です。すでにNozbeにはカレンダー機能 があり、日々、今日やることはなにかをチェックできるようになって います。でも、もしかしたら朝一番で見たきり、その日の終わりまで 一度もNozbeを立ち上げないかもしれません。
GTDでは「頭で覚えておく」ことを推奨していません。外部の信頼 できるシステムに預けることで、覚えておかなければならない義務感 から解放されることが重要なのです。そこで、1日に何度も見るであ ろうシステムに、さらなるリマインダーを追加しておくことにします。
そのシステムとは「Googleカレンダー」ですね。詳しくは第10章で 解説しますが、今日ではGoogleカレンダーを見やすく使いやすいイ ンターフェイスで表示してくれるアプリが数多く発売されています。
iPhoneにもiPadにもそれぞれおすすめのものがあるので、ぜひ、メ
インのスケジューラーとして使ってみてください。
では、NozbeをGoogleカレンダーと連携させてみましょう。といっ ても、手順は驚くほど簡単です。Nozbeのウェブサイトで右側にある おなじみの[Calendar]を選びます。いちばん上にある[info]をクリッ クすると[iCal]というアイコンがあるはずです。クリックすると長い URLが出てきます。これをコピーしてGoogleカレンダーに移動しま す(画面19)。
Googleカレンダーの左に「他のカレンダー」という項目があります。
この下にある「追加」をクリックして「URLで追加」を選びます。出て きたポップアップの「URL」欄に先にコピーしたURLをペースト。「カ レンダーを追加」をクリックすれば完了です!(画面20)
「他のカレンダー」に「nozbe calendar」が追加されたかどうか確認し てみてください。追加されていれば、GoogleカレンダーにNozbeで 登録した項目が表示されているはずです。やってみると実はどうでも いいようなことにも思えますよね。でも、個人的にはこの連携にはと ても大きな意味がありました。
以前からToDoアプリがしっくりこない理由のひとつに、メインで 使うGoogleカレンダーのほかに日付を管理するシステムをもつのが 気持ち悪いというのがありました。本当に形だけのことなんですが、
こうして一体化することによって、気分的にはずいぶんとすっきりし ましたね。
もちろん、カレンダーは1日に何度もチェックします。そのたびに、
「ああ、昨晩オレはこれをやると決めていたよな」と思い出させてくれ ることが大きいのです。だからといってすべてが実行されるわけでは ありません。でも、少なくとも2つに1つ、いや3つに1つくらいは やっているような気がします。このわずかな「差」が何年後かに大きく NozbeのカレンダーをGoogleカレンダーと同期させよう!
【画面19】NozbeのCalendar 画面上の[info]をクリックして
[iCal]を選択すると、画面のよ うなアドレスが表示されるのでコ ピーする。
【画面20】Googleカレンダーの 画面左[他のカレンダー]にあ る[追加]をクリックし、表示さ れるメニューで[URLで追加]を 選択。コピーしてあるアドレスを 貼り付ければOK。
なっているのかもしれない、なんて思ったりもしていますね。
ひとつ残念なお知らせですが、2010年7月現在のNozbe 2.0では、
登録したアクションが一部、Googleカレンダーに表示されないなど、
連携がうまくいかないことがあります。頻繁にアップデートを行う サービスなので、早期の修正に期待したいですね。
ZONO流GTD、Nozbe編はこれにて終了です。このあとに出てく るさまざまな仕事術のうち、このNozbeシステムに紐付けられていく ものも少なくありません。自分流にアレンジを加えながら、ぜひ、実 際に活用してみてください。では、次なる仕事術に行きましょう!