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学生

ドキュメント内 【最終修正版】0630 (ページ 103-125)

102 4. 学生

4.1 入学方針と入学選抜

基本的水準:

医科大学・医学部は

• 学生の選抜プロセスについて、明確な記載を含め、客観性の原則に基づき 入学方針を策定して履行しなければならない。(B 4.1.1)

• 身体に不自由がある学生の入学について、方針を定めて対応しなければな らない。(B 4.1.2)

• 他の学部や機関から転入した学生については、方針を定めて対応しなけれ ばならない。(B 4.1.3)

質的向上のための水準:

医科大学・医学部は

• 選抜プロセスと、医科大学・医学部の使命、教育プログラムならびに卒業 時に期待される能力との関係性を述べるべきである。(Q 4.1.1)

• 地域や社会の健康上の要請に対応するように、社会的および専門的情報に 基づき、定期的に入学方針をチェックすべきである。(Q 4.1.2)

• 入学許可の決定への疑義に対応するシステムを採用すべきである。(Q 4.1.3)

注 釈:

§ [入学方針]は、国の規制を厳守するとともに、地域の状況に合わせて適切 なものにする。医科大学・医学部が入学方針を統制しない場合は統制する 組織との関係性を説明し、結果(例:採用数と教育の能力とのバランス)

に注目することで責任を示すことになる。

§ [学生の選抜プロセスの記載]には、高等学校の成績、その他の学術的また は教育的経験、医師になる動機の評価を含む入学試験と面接など、理論的 根拠と選抜方法の双方が含まれる。実践医療の多様性に応じた選抜法を選 択することも考えられて良い。

§ [身体に不自由がある学生の入学の方針と対応]は、国の法規に準じる必要 がある。

§ [学生の転入]には、他の医科大学・医学部からの医学生や、他の学部から の学生が含まれる。

§ [地域や社会の健康上の要請]には、経済的・社会的に恵まれない学生やマ イノリティのための特別な募集枠や入学に向けた指導対策などの潜在的

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必要性など、性別、民族性、およびその他の社会的要件(その人種の社会 文化的および言語的特性)に応じて、採用数を検討することが含まれる。

日本版注釈:

§ 一般選抜枠以外の入学枠(推薦枠、指定校枠、付属校枠、地域枠、学士入 学枠など)についても、その選抜枠が必要とされる理由とともに入学者選 抜過程の開示を含む。

学生の選抜プロセスについて、明確な記載を含め、客観性の原則に基づき入学 方針を策定して履行しなければならない。(B 4.1.1)

A. 基本的水準に関する情報

医学部医学科の入学に関する出願資格と選抜方法は、入学者選抜要項及び各 入学試験の学生募集要項に明示されている(別冊 4~9)。出願資格は、学校教育 法及び同施行規則に基づいており、選抜方法の基本的枠組みは、文部科学省通 知の大学入学者選抜実施要項に従っている。

医学部医学科のアドミッションポリシー(資料 4-1)は、「教育内容・特色」、

「求める人材」及び「選抜の基本方針」を明示し、求める学生像のみならず高 等学校段階で習得すべき内容・水準を具体的に示している。入学志願者や高等 学校の進路指導者に分かりやすくするよう、全学的に統一した様式で大学のホ ームページ及び入試広報印刷物等に掲載している。カリキュラムポリシー、デ ィプロマポリシー及び選抜方法との関連において、変更の必要性の有無を検証 した上で、必要に応じ改定している。

医学部医学科では以下の入学試験を実施している。

〇 一般入試:募集人員 100 人(別冊 5)

大学入試センター試験、個別学力検査、面接及び書類審査により選抜。

〇 推薦入試(地域枠コース):募集人員 12 人(別冊 6)

大学入試センター試験、面接及び書類審査により選抜。

〇 私費外国人留学生特別入試:募集人員若干人(別冊 7)

日本留学試験のスコア、個別学力検査、面接及び書類審査により選抜。

〇 国際バカロレア(IB)入試(AO 入試)募集人員 3 人(別冊 8)

IB スコア、面接及び書類審査により選抜。

〇 第2年次編入学(学士入学):募集人員 5 人(別冊 9)

学力試験、面接及び書類審査により選抜。

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すべての入試試験について、医学部医学科入試委員会内規に従い、入試委員 会を組織し、入学試験の実施を管理している。選抜に関する重要事項は、入試 委員会で協議の上策定した原案を医学科会議(教授会代議員会)に諮り承認を 得て遂行している。合格者の選考については、入試委員会と医学科会議(教授 会代議員会)において学生募集要項に記載した方法に基づき行う。最終的な合 格者の決定は、岡山大学アドミッションセンター運営委員会での承認を経て、

学長が行う。試験と選考は、公平かつ厳格を第一に実施され、国籍、人種、性 別などの理由や経済的社会的理由により差別されることはない。

一般入試の入試問題は、全学部の教員から選出された問題作成委員が作成し、

採点も全学部から選出された採点委員が行う。問題作成に当たっては、妥当性 と適切性について相互に評価しブラッシュアップする。面接に関する問題は、

医学部医学科の教員から選出された委員が作成する。複数の問題作成委員によ って妥当性と適切性について相互評価し、さらに検討委員会で検討した後、面 接採点委員全員で最終の検討を行う。面接は、どの入学試験でも実施し、3名 以上の面接採点委員によって評価し、一般入試と推薦入試では必要に応じて二 次面接を行っている。推薦入試(地域枠コース)の面接については、自治体と 協働で実施している。

B. 基本的水準に関する現状分析と自己評価

医学部医学科では、本学の教育理念に基づき、求める学生像を明記したアド ミッションポリシーを策定し、アドミッションポリシーに基づき選抜プロセス を構築し、学生募集要項に明示して筆記試験及び面接等で厳格に選抜が実施さ れている。

C. 現状への対応

時代の変化に応じてアドミッションポリシーを見直している。アドミッショ ンポリシーに基づき選抜プロセスを検証している。

D. 改善に向けた計画

大学入試の改革を踏まえ、将来の医師・医学研究者として適性を持った人材 の選抜方法を検討する。

参考資料

別冊 4:入学者選抜要項

別冊 5:一般入試学生募集要項 別冊 6:推薦入試学生募集要項

別冊 7:私費外国人留学生特別入試学生募集要項

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別冊 8:国際バカロレア入試(AO 入試)学生募集要項

別冊 9:岡山大学医学部医学科第2年次編入学(学士入学)学生募集要項 資料 4-1:岡山大学医学部医学科アドミッションポリシー

身体に不自由がある学生の入学について、方針を定めて対応しなければならな い。(B 4.1.2)

A. 基本的水準に関する情報

医学部医学科において、身体に不自由があるか否かによって、学生の入学に 関して差別することはない。文部科学省通知の大学入学者選抜実施要項に従っ て、「障害者基本法」の趣旨及び「障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るた めの医師法等の一部を改正する法律の施行について」に十分留意している。障 がい等のある志願者は、出願に先立って相談することを学生募集要項に記載し いる。過去 5 年間の相談件数は延べ 6 件である。取扱い要項(資料 4-2)に従っ て、医学部長、副学部長、医学科長(=入試委員長)、教務委員長、学生生活委 員、障がいの領域を専門とする診療科の教授、医学科担当事務職員及び保健管 理センターで協議の上、受験時の特別措置と修学上の特別配慮について入試委 員会で検討している。検討結果を医学科会議(教授会代議員会)で承認後、岡 山大学アドミッションセンター運営委員会に諮り、できる限り要望に沿うよう 対応している。

B. 基本的水準に関する現状分析と自己評価

障がい等のある学生の入学について、事前相談の制度とその対応は学生募集 要項に記載されており、取扱い要項に基づいて、障がい等のある学生を受け入 れている。また、障がい等により学修に支障をきたすと予想される場合には個 別に対応している。

C. 現状への対応

障がい等のある学生の事前相談の際には、学修内容と卒後研修内容について 説明している。

D. 改善に向けた計画

現状の対応が適切かどうかを検証する。

参考資料

資料 4-2:障害を有する入学志願者等に関する事前相談の取扱い要項

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他の学部や機関から転入した学生については、方針を定めて対応しなければな らない。(B 4.1.3)

A. 基本的水準に関する情報

医学部医学科では転入学の制度はないが、他大学または他学部等から一般入 試を経て入学してきた場合、他の一般学生と同等に扱う。既修得の単位認定は、

「医学部医学科入学前の既修得単位認定方針」(資料 4-3)により取り扱ってい る。

B. 基本的水準に関する現状分析と自己評価

本学全体としては学則において、編入学、学士入学及び転学等の規定がある が、医学部医学科の授業科目は必修科目が多く、定員の管理が厳格なため、他 大学や他学部からの転入は認めていない。

C. 現状への対応

転入制度の導入は予定していない。

D. 改善に向けた計画

特になし(C.現状への対応で記載)

参考資料

資料 4-3:医学部医学科入学前の既修得単位認定方針

選抜プロセスと、医科大学・医学部の使命、教育プログラムならびに卒業時に 期待される能力との関係性を述べるべきである。(Q 4.1.1)

A. 質的向上のための水準に関する情報

オープンキャンパス及び入試説明会で入学者選抜要項とともに、医学部医学 科案内を配布している。医学部医学科案内に医学部医学科ディプロマポリシー、

カリキュラムポリシー及びカリキュラム概略図を掲載している。また、医学部 医学科ホームページにも掲載し、医学部医学科の使命、教育プログラム、卒業 時の到達目標を広く周知している。

B. 質的向上のための水準に関する現状分析と自己評価

ドキュメント内 【最終修正版】0630 (ページ 103-125)

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