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7 多様な主体による協働のまちづくりを推進する

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施策の 方向性

(前期基本 計画より)

今後も引き続き、多くの市民が市民活動に参加できるようNPO等の活動情報の集積・発信はもとより、さまざ まな媒体を通じて積極的に行政情報を提供していきます。まちづくり、福祉、教育、子育てなどのさまざまな 分野において市民、事業者、NPO、大学、行政などの多様な主体が互いを補完しながら、最善の事業手法 でまちづくりに取り組みます。

また、多くの市民が地域課題解決のための公益活動に取り組みます。

4 担当課

主担当課

(記入者)

部  名 課  名 課長名

市民文化部 市民協働推進課 山嵜 剛一

関連課 政策法務課、まち魅力発信課、政策企画課、市街地新生課

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施策内の 取組

(★:重点プ ラン該当取

組)

7-7-1 協働とパートナーシップによるまちづくりの推進

7-7-2 新しい公共への市民参加・参画の促進と行政との協働体制の構築 7-7-3 行政の透明性の向上

7-7-4 協働のまちづくりを推進するための広報広聴 7-7-5 大学との連携によるまちづくりの推進

2 H27年度末現在の施策の現状と課題

1 総合評価

 A 施策の方向性に沿って順調に進行している。

 B 施策の方向性に沿っておおむね順調に進行している。

 C 施策の方向性に沿った進行にやや遅れが生じている。

 D 施策の方向性に沿った進行に大幅な遅れが生じている。

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評価理由(施策の成果、現状に影響を与えた外的な要因、対応すべき今後の課題等)

  市民活動に興味を持ち、関わっていただく方を増やすため、市民活動センターによって各種講座等を実施し、参加市民 及び市民団体は年々増えています。

  多くの市民が公益活動に関わる環境を整えるため、各種市民活動団体から自由なテーマで公益活動の提案を受け、市 が補助をすることにより、市民が主体となった公益活動が活発になりました。

  今後とも市民活動の活性化及び協働による市の事業が増加するための環境整備が必要になります。

  市民の理解と参加の下に公正で開かれた市政の推進のため、情報公開制度に対し、より簡便な手続による情報提供制 度の活用度は、高い水準を維持しており、情報公開制度においても、適正な事務の実施に取り組んでいます。個人情報等 の非公開情報に注意を払いつつも、行政の透明性を向上させ、市政運営について市民への説明責任を果たすため、積極 的に情報発信していく必要があります。

 広報誌はより多くの市民に手にとって読んでもらえるよう、市民が登場する写真等を駆使し、わかりやすく読みやすい誌面 作成を心がけました。その結果、近畿市町村広報紙コンクール優秀賞受賞、日本広報コンクール大阪府代表に選出されま した。ホームページやフェイスブック等についても、市をより身近に感じてもらえるよう積極的な発信を行いました。

  電子メールやアイデアボックスに寄せられる意見等については、担当課に伝達し、迅速な改善・解決に努めました。ま た、アイデアボックスに寄せられた意見等は、その後の状況を確認し実現した内容を市HP等に追記、公表しました。

  市内大学の一つである「学校法人藍野大学」と官学連携基本協定を11月12日に締結するとともに、「追手門学院大学、

梅花女子大学、立命館大学、藍野大学」と市は、今後の連携・展開を強化するため、改めて、協議の場を設けるなど、プ ラットフォームの構築に向けた取組を進めています。

  また、大学との連携については、立命館大学特殊講義への講師(職員)の派遣をはじめ、茨木市をフィールドとして研究 した、地域の課題に対する対策などの発表会を開催していただくなど、その取組の強化に努めているほか、市内企業と学 生が連携した商品開発や取組が進められており、概ね、順調に進行しています。

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3 H28年度の施策の進め方

4 今後の進め方

施 策 7-7 多様な主体による協働のまちづくりを推進する

 市民活動センターの中間支援組織としての機能が発揮できるように市内で様々なイベントを実施します。本年は市民活動センター10 周年を迎え周年事業を実施することにより、市民活動センターを多くの人に知っていただきます。

 また、協働によって実施する市の事業を選定して、市民参加を促進するほか、民間事業者等の自由な発想による創意工夫を生かし た提案を募ることにより、市民サービスの質の向上及び効率化を図る仕組みを検討します。

 茨木市提案公募型公益活動支援事業補助制度の内容を精査し、公益活動を促進する体制を整えます。

 情報公開制度における事務執行及び情報公開審査会の運営を適正に行うことにより、一層の行政の透明性の向上を図ります。

 広報誌については、市役所来庁者が待合時間に閲覧できる仕組みや、デジタル媒体への掲載など、実際に内容を読んでもらう機会 を増やすための方法を引き続き検討します。

 また、市民モデルの募集など市民を巻き込んだ広報誌作成を行います。ホームページについては平成28年度にリニューアルを行 い、より魅力発信力を高めた、誰もが使いやすいホームページの構築を行います。

 広聴活動については、引き続き電子メールやアイデアボックス事業を実施し、市政への意見や提言を受け付けます。新たな試みとし て広報誌に葉書を挿入し市政に関する意見や提言を募集するほか、中学生、高校生など若い世代との意見交換会を実施します。

 また、市民との対話を重視したまちつくりを進めるため、市政の重要テーマや課題について、市民と職員(市長)の対話を行う「確かな 未来ミーティング」の仕組みを構築します。

 寄せられた意見や市政に反映ができた意見については、ホームページやフェイスブック等を通して公表します。

 市内大学との連携をより一層、強化し、地方創生につながる「いばらき×チャレンジ応援プロジェクト」として、鍵となる大学・学生を対 象とした施策を組み合わせることで、産業振興や地域の活性化などの相乗効果を狙いつつ、大学生が市内で魅力的な仕事を見つ け、あるいは創り出す「チャレンジ」を応援する施策を展開します。その施策の展開として、まず、学生が主体となって商店街や事業者 などと連携し、地域の活性化や魅力向上、課題解決などに取り組む「地域活動」を支援する制度を創設します。

 また、ホームページ上に、学生と市民、行政などの連携活動の情報を一元的にまとめ、「見える化」することで、大学と地域をつなぐ

「マッチングボード」を作成します。

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H29年度以降の施策の方向性

  中間支援組織である市民活動センターによって様々なイベントを実施し、公益活動を推進するとともに、市民活動団体、

民間事業者などと連携しながら協働のまちづくりを推進するよう検討します。

 民間提案の仕組みを活用し、市の事務事業全般に係る自由な提案を受け付け、官民連携の一層の推進を図り、市民 サービスの質の向上及び効率化を図るようモデル事業を実施し、制度化を検討します。

 茨木市提案公募型公益活動支援事業補助制度により、市民主体で自立した公益活動が活発になる環境を整えるよう検 討します。

  行政の透明性を向上させ、市政運営について市民への説明責任を果たすとともに、市民の理解と参加の下に公正で開 かれた市政の推進のため、継続して適正な情報公開事務事業の実施に取り組みます。

 世代を問わず、市内外のより多くの方々に市政情報や市の魅力を発信し、市への関心を高める広報活動について検討し ます。広聴活動については、従来からの手法を用いた意見聴取を実施するとともに、平成28年度に実施する葉書による方 法での実効性等を確認し、継続的な取組みを検討するほか、若い世代などとの意見交換会の実施手法を検討します。

 また、市政の重要テーマや課題について、必要に応じて、市民と職員(市長)の対話を行う「確かな未来ミーティング」を実 施するよう検討します。

 さらに、市政への意見募集や寄せられた意見に対する対応については、ホームページやフェイスブック等を活用するよう 検討します。

 平成28年度に引き続き、大学の立地という強みをキーに、地域活動の促進、産学連携、創業支援という3段階の取り組み

(チャレンジ)を「組み合わせる」ことで、学生の仕事に対する「学び」や、事業者、地域との「人のつながり」と愛着を生みだ し、市内における起業・創業を促進、また、魅力的な「しごと」の創造へとつなぐ、若者雇用対策を進めるよう検討します。

 また、「追手門学院大学、梅花女子大学、立命館大学、藍野大学」との協議の場を定期的に開催し、更なる連携の強化 に取り組むよう検討します。

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H29年度以降の行財政改革の推進 該当する主な行革指針の具体的項目

 公益活動を推進するとともに、市民活動センターの中間支援組織として の機能を強化していきます。

 民間提案制度の活用により、官民連携の一層の推進を図ります。

 公益活動を促進する体制を整え、協働の基盤作りを推進します。

 職員の情報公開制度に対する正しい知識を定着させ、制度の適切な 運用が図られるよう関係資料等の再整備を行うとともに、情報ルームや市 のホームページ等を利用した情報発信の手段、方法、内容等を継続的 に検証・改善することにより、市民ニーズに即応した効率的で効果的な情 報の提供に努めます。

 さまざまな媒体を活用して行政情報、地域や行政の課題について市 民、事業者・団体と共有するとともに、広聴機能も充実させていきます。

 現時点において、効果額等の把握は困難であるが、毎年、行財政改革 指針に基づく効果額等を把握し、適宜、公表します。

1-1 多様な担い手との協働のまちづくりの推進 1-3 民間委託、民営化等の推進

2-3 業務の改善・改革

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