3
施策の 方向性
(前期基本 計画より)
スポーツ関係団体等と連携し、健康増進・生きがいづくりのイベント、スポーツ教室等を開催するとともに、各 自の興味や年齢、体力、技能等に応じて、誰もが気軽に生涯スポーツに親しむことができる環境を整えま す。また、本市のスポーツ推進に関する取組の基本となる計画を策定します。
地域スポーツ等の活動・運営を支える人材の育成や互いに協力しあえるネットワークを構築します。
4 担当課
主担当課
(記入者)
部 名 課 名 課長名
市民文化部 スポーツ推進課 牧原 博孝
関連課
5
施策内の 取組
(★:重点プ ラン該当取
組)
3-2-1 多様な生涯スポーツ活動の推進 3-2-2 スポーツ関係団体や指導者の育成
2 H27年度末現在の施策の現状と課題
1 総合評価
B
A 施策の方向性に沿って順調に進行している。B 施策の方向性に沿っておおむね順調に進行している。
C 施策の方向性に沿った進行にやや遅れが生じている。
D 施策の方向性に沿った進行に大幅な遅れが生じている。
2
評価理由(施策の成果、現状に影響を与えた外的な要因、対応すべき今後の課題等)
少子高齢化が進展する中で、子どもから高齢者まで、多様な世代が健康で豊かな人生を送るため、スポーツへの関心が 高まっており、平成28年にはリオデジャネイロで、32年には東京でオリンピック・パラリンピック競技大会が開催されることな どを背景に、ますますその傾向は強まっていくものと考えられます。
しかし、一方では、働き世代や子育て世代の中には、仕事や家事、育児などで忙しく、スポーツに取り組めていない人も 多い状況にあります。
市やスポーツ施設の指定管理者、総合型地域スポーツクラブは、市民がスポーツに取り組む機会を設けるため、スポーツ 教室・サークル活動を実施していますが、スポーツに関心の低い市民には運動やスポーツの重要性を理解し、興味を持つ よう働きかけるとともに、気軽に運動やスポーツに取り組むことができる環境を整備することやスポーツを支える人材を増や していくことが必要です。
スポーツ施設については老朽化している状況もあることから、状況を把握しながら、適切に維持管理を行うとともに、高齢 者や障害者が利用しやすくなるよう、施設や設備の利便性の向上を図る必要があります。
このような状況の中、平成28年3月に、本市のスポーツに関する施策を体系的・効果的に推進するため、平成28年度から 37年度までを計画期間とする「茨木市スポーツ推進計画」を策定しました。
2
3 H28年度の施策の進め方
4 今後の進め方
施 策 3-2 みんなが楽しめるスポーツ活動を推進する
平成28年3月に策定した「茨木市スポーツ推進計画」に基づき、市民の健康増進・生きがいづくりにつながる生涯スポーツを 推進するとともに、多様な団体や指導者の育成によるスポーツ環境の充実を図ります。
実施する具体的な事業は、次のとおりです。
○ 市民がスポーツに親しむきっかけや参加機会を充実するため、小学生を対象とした球技の体験イベント、高齢者を対象とし た体力測定、ニュースポーツ大会やウォーキング講座を実施します。
○ 障害者スポーツの推進を図るとともに、障害のある人とない人の交流を図るため、スポーツ交流会を実施します。
○ 市民が主体となって取り組む地域スポーツを推進するため、市の広報誌やホームページにおいて市内の2つの総合型地域 スポーツクラブの情報発信を行い、認知度の向上を図ります。
○ スポーツ関係団体との連携によるイベント等の開催に向け、スポーツ関係団体との連携を図ります。
1
H29年度以降の施策の方向性
平成28年度に引き続き、 「茨木市スポーツ推進計画」の基本目標に沿って、市民の健康増進・生きがいづくりにつながる 生涯スポーツを推進するとともに、多様な団体や指導者の育成によるスポーツ環境の充実を図ります。
基本目標における具体的な施策の方向性としては、1つ目の基本目標「健康増進・生きがいづくりにつながる生涯スポー ツの推進」においては、東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツへの関心の高まりを背景に、多様な生涯スポーツ の普及・啓発を図り、子どもから高齢者まで、あらゆる世代や障害者のスポーツを推進するとともに、既存の施設の有効活 用を基本に、スポーツ施設の適切な維持管理と充実に努めます。
また、2つ目の基本目標「多様な団体や指導者の育成によるスポーツ環境の充実」においては、地域スポーツの推進やス ポーツを支える人材の育成・支援を図り、連携・協働による生涯スポーツの活性化を目指します。
2
H29年度以降の行財政改革の推進 該当する主な行革指針の具体的項目
スポーツ関係団体等と連携し、イベントやスポーツ教室等の実施に取り 組みます。
また、スポーツ関係団体や地域におけるスポーツ活動を支える人材を 育成するとともに、互いに協力し合えるネットワークの構築を目指します。
スポーツ施設については、既存の施設の有効活用を図ります。
1-1 多様な担い手との協働のまちづくりの推進 1-2 指定管理者制度の適正な運用
2-5 公共施設等の適正管理と有効活用
1 2
5 施策内の取組の評価
★:重点プラン該当取組1 2 3
1 2 3
まちの将来像 3 みんなの”楽しい”が見つかる文化のまち
課長名 施 策 3-2 みんなが楽しめるスポーツ活動を推進する
取 組 3-2-1
多様な生涯スポーツ活動の推進
牧原 博孝 関係課
4 目 標
(前期基本 計画より)
スポーツ関係団体等と連携し、いつでもどこでも気軽に参加できるよう、健康増進・生きがいづ くりのイベント、スポーツ教室等が充実しています。
主担当課 部名 市民文化部 課名 スポーツ推進課
5
該当する 重点プラン
(前期基本 計画より)
内 容
6
H27年度末 現在の取組 の現状と課
題
取組の評価 評価理由(取組の成果、現状に影響を与えた外的な要因、対応すべき今後の課題等)
b
近年、明るく豊かで活力ある生活づくりや心身の健康の保持・増進を目的として、スポーツ・レクリエーション等に取り組む人が増加しており、市や総合型地域スポー ツクラブがスポーツ教室・サークル活動を実施しています。
身近な場所でスポーツ活動に取り組むことができる環境を整備する必要がありま す。
また、本市のスポーツに関する施策を体系的・効果的に推進するため、「茨木市ス ポーツ推進計画」を策定しました。
a:順調に進行 b:おおむね順調に進行 c:進行にやや遅れ d:進行に大幅な遅れ
参考指標 単位 方向性めざす 実績値
目標値(年度)
H26年度 H27年度
各市民体育館稼働率 % ↗ 79.4 82 82.8(H28)
市民プール利用者数(夏期を除く) 人 ↗ 128,706 111,102 124,749(H28)
市民総合スポーツ大会参加者数 人 ↗ 13,291 13,694 13,968(H28)
取 組 3-2-2
スポーツ関係団体や指導者の育成
主担当課 部名 市民文化部 課名 スポーツ推進課 課長名 牧原 博孝 関係課
4 目 標
(前期基本 計画より)
スポーツ関係団体や地域スポーツ等の活動・運営を支える人材の育成や互いに協力しあえるネッ トワークが構築されています。幅広い世代の人々が、生涯を通してスポーツを気軽に楽しめる機会 を提供する総合型地域スポーツクラブが活発に活動しています。
5
該当する 重点プラン
(前期基本 計画より)
内 容
6
H27年度末 現在の取組 の現状と課
題
取組の評価 評価理由(取組の成果、現状に影響を与えた外的な要因、対応すべき今後の課題等)
b
高齢者の増加や近年の健康志向の高まりから、スポーツを身近なものとして多くの 市民が気軽に参加できる環境が求められています。その環境づくりのため、スポーツ 指導者の登録者数、総合型地域スポーツクラブの会員数及びスポーツ指導者講習・研 修会の参加者数を増加させていく必要があります。a:順調に進行 b:おおむね順調に進行 c:進行にやや遅れ d:進行に大幅な遅れ
参考指標 単位 方向性めざす 実績値
目標値(年度)
H26年度 H27年度
総合型地域スポーツクラブの会員数 人 ↗ 1,258 1,473 2,000(H37)
スポーツ指導者講習・研修会参加者数 人 ↗ 113 82 107(H28)
スポーツの指導者の登録者数(実施予定) 人 ↗ - - 100(H37)
2
6 学識経験者の意見
1 2
施 策 3-2 みんなが楽しめるスポーツ活動を推進する
3 意見等
・「施策の現状と課題」において現状認識と課題設定は概ね適切になされており、一定の取組の成果があ がっていることから、総合評価「B」は妥当であると考える。
・取組3‐2‐1‐1の参考指標「市民プール利用者数」、取組3‐2‐2の参考指標「スポーツ指導者講習・研修会 参加者数」は平成27年度は前年度より減少しているが、評価においてその記載がなく、どのような課題がある のか、一過性のことなのか、特段の事情があるのか不明である。
・平成29年度以降の行財政改革の推進の説明と、具体的項目とのつながりが不明確なため、分かりやすい 表現を心がけていただきたい。
第三者による施策評価(外部評価)として、1~5に記載の市における評価結果について、学識経験者からご意 見をいただきました。いただいたご意見は今後の市政運営の参考にさせていただきます。
施 策 3-2
みんなが楽しめるスポーツ活動を推進する
学識経験者 立命館大学経営学部 肥塚 浩 教授