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閣肇1−6 自己評緬6

 外国籍住民が同市に移り住む理由・目的を知ることにより,同住民が同市にとって不 可欠な存在になっていることを理解した生徒が多かったと思われる。

医亟]「醐市がr多文化姓都制1・なるために腰なこと」(蜥・教室)

 同市の特性(地域性及び市民性)を理解し,同市が文化の違いを越えて,誰もが幸せ に暮らすことのできる「多文化共生都市」になるために何をしなければならないのか考 えることをねらいとした。評価規準は1一(3),2一(1),3一(1),3一(2)である。

まず,各班のテーマ研究の結果発表を行った(テーマは第1次で決定済み)。その後,

質疑応答を通して,同市の地域性及び市民性とは何か,多文化の共生とはどのような状 態なのかについて考えを深めさせた。

 続いて,全体のめあて「福圏市の良さ(特性)を見つけ,多文化共生都市をめざすた めに必要なことを考えよう」をふまえてディスカッションを行った。その申で,同市が その特性である地域性及び市民性を生かしっっ,多文化共生の都市へと発展していくた めに今後何をする必要があるのかについて考えさせ,自由に意見を述べさせた。その際,

生徒から出された主な意見は次の通りである。

福岡市の特性について く地域性に関すること〉

・中国や韓国に近く,アジアの玄関として適した場所に位置している。

・アジアを中心とした外国とのかかわりが深く,国際的である。

・アジアマンス等の国際イベントが盛んである。

・行政も市民も積極的に外国との交流をしょうとしている。

・国際空港と国際港があり,人の行き来や輸出入が盛んである。

・教育や技術がすすんでいて,多くの外国人留学生がいる。

・全国的にみて,物価や交通等多くの面で暮らしやすい。

・博多三大祭り等古くからつづくいろいろな伝統行事がある。

・博多ラーメンや辛子明太子等全国的に有名な食べ物がある。

・都会もあれば自然もある。

〈市民性に関すること〉

・博多っ子は明るく祭り好きで,人情味にあふれている。

・外国人だけでなく,よそから来た人を温かく迎える。

・方言(博多弁)は少し荒っぽいが,慣れてくると親しみやすい。

・時代に流されず,誇りを持って伝統を守り,受け継いでいる。

・新しいものが好きで,生活の中にどんどん取り入れる。

福岡市が多文化共生都市になるために必要なことについて

〈相手(外国籍住民)とのかかわりに関すること〉

・今まで以上に自分たちと異なる文化を理解し,尊重して受け入れる。

・外国の人たちの話にもっと耳を傾け,良い点は伸ばし,悪い点は改善する。

・国籍や人種等で絶対に差別をしない。

・どんな問題が起きても,とにかく相手の立場になって考える。

・文化の違いを乗り越えるために,よく話し合う。

〈自分(一般市民)に関すること〉

・まず,周りの人たち(日本人同士)が仲良くし,協力し合う。

・自分たち自身がもっと福岡市のことを理解する。

・自分たちの町の文化をしっかり受け継ぐ。

〈言語に関すること〉

・世界共通語である英語を多くの場所で使うようにする。

・学校で英語の勉強を徹底的に行う。

〈行政に関すること〉

・外国から来た人々のための施設(教育や医療等)やサービス等を充実させる。

・外国籍住民のいろいろな権利を保障する(法・制度の整備)。

 同市において多文化共生を実現させるために必要なこととして,さまざまな意見が出 された。これらは,「相手(外国籍住民)とのかかわりに関すること」,「自分(一般市 民)に関すること」,「言語に関すること」,「行政に関すること」の4つに分類される。

 まず,最も多かった意見は,「相手(外国籍住民)とのかかわりに関すること」であ った。これまでに実施した第1次から第4次までの授業及び各班のテーマ研究結果をふ まえ,共生の実現のためには,外国籍住民の人権や考え方等を尊重しつつ,相互理解を 深めることが大切だと感じた生徒,あるいは,これまでに同市が取り組んできた国際交 流及び同市民が培ってきた国際性等が共生の実現に役立っと感じた生徒が多かったと考

えられる。

 次に,「自分(一般市民)に関すること」は,今回の授業における異文化とのかかわ りを通して,自分たちの文化を見つめ直し,同市民であるこ.とに誇りを持つと共に,同 市の伝統文化の継承に対する意識が向上した生徒によって出された意見であると考えら

れる。

 また,「言語に関すること」及び「行政に関すること」については,第2次における 外国人留学生の話や第3次におけるシミュレーション学習等が影響していると思われる が,これらの意見は,外国籍住民の視点に立って多文化共生について考えようとする態 度が育成されていることを示していると考えられる。

 最後に,自己評価及び授業の感想を書く時間を設けた。授業に対する主な感想及び考 察は次の通りである。

〈班のテーマ研究発表の感想〉

・各班のテーマ研究発表を聞いて,自分が知らなかったことがたくさんあった。

・どの班の発表もよくまとめていて,とても充実した内容だった。

〈自分自身のこと〉

・今回の授業を通して,福岡市に住む外国人のことを考えることができたし,自分の 考えを持つこともできた。

・私は福岡市に生まれたことを誇りに思う。

・博多三大祭りやアジアマンスに行って,参加してみたいと思う。

・今回の授業で学んだことをずっと忘れずにいようと思う。

〈福岡市の現在及び今後に対する考え〉

・福岡市の良さや素晴らしさを知ることができた。

・福岡市は本当にすごい都市だということがわかった。

・福岡市の将来のために,現在の問題点についてしっかり話し合うべきだと思う。

・多文化共生は経済発展等につながる一方で,いろいろな課題も出てくると思う。

 それを乗り越えていけば素晴らしい未来になると思う。

・今回の授業を聞いて,福岡市が多文化共生都市になるのは,そう遠くはないんじゃ  ないかと思った。

 生徒の感想は,「班のテーマ研究発表の感想」,哨分自身のこと」,「福髄市の現在及 び今後に対する考え」に分類される。

 まず,「班のテーマ研究発表の感想」であるが,限られた時間の中でメンバー問で協 力し合いながら研究を行い,ハンドアウトや黒板等を用いてわかりやすく発表しようと する斑が大半であり,どのクラスにおいても,問市の伝統行事や国際イベント,食習慣 等について詳しく知ることができたと感じる生徒が多く見られた。

 次に,「自分自身のこと」では,同市の多文化共生に対して自分なりの考えを持つこ とができたという生徒や自文化理解をさらに深めようと考えている生徒,同市民である ことに誇りを持っている生徒等がいることがわかり,今回の授業で学んだことを今後の 同市での生活に生かそうと考える生徒が少なからずいることが考えられる。

 さらに,「福岡市の現在及び今後に対する考え」では,同市の地域性及び市民性に見 られる特徴が多文化共生を目指す上で有効であることを理解し,同市が多文化共生都市 に少しずつ近づいていることを実感した生徒が多かったのでないかと考えられる。

第5次の自己評価の結果及び考察は次の通りである。

[コ班噺究鎌発劃準備・幡)

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