第1章 地震・津波災害応急対策計画
第2節 地震情報・津波警報等の伝達計画(総務対策部総務 斑・消防対策部)
地震・津波による被害の拡大を未然に防止するため、地震情報、津波警報等を迅速かつ的 確に伝達するための措置について定める。
第1 地震情報・津波警報等の種類及び発表基準
1 地震情報等の種類及び発表基準
気象庁から発表される地震情報等は、以下のとおりである。
地震情報
の種類 発表基準 発表内容
震度速報
・震度3以上 地震発生約1分半後に、震度3以上を観 測した地域名(全国を 188 地域に区分)
と地震の揺れの発現時刻を速報。
震源に関 する情報
・震度3以上
(大津波警報、津波警報または注意 報を発表した場合は発表しない)
地震の発生場所(震源)やその規模(マ グニチュード)を発表。
「津波の心配がない」または「若干の海 面活動があるかもしれないが被害の心配 はない」旨を付加して発表。
震 源 ・ 震 度 に 関 す る情報
以下のいずれかを満たした場合
・震度3以上
・大津波警報、津波警報または注 意報発表時
・若干の海面変動が予想される場 合
・緊急地震速報(警報)を発表し た場合
地震の発生場所(震源)やその規模(マ グニチュード)、震度3以上の地域名と市 町村名を発表。
震度5弱以上と考えられる地域で、震度 を入手していない地点がある場合は、そ の市町村名を発表。
各 地 の 震 度 に 関 す る情報
・震度1以上 震度1以上を観測した地点のほか、地震 の発生場所(震源)やその規模(マグニ チュード)を発表。
震度5弱以上と考えられる地域で、震度 を入手していない地点がある場合は、そ の地点名を発表。
遠地地震 に関する 情報
・国外で地震が発生し、マグニチ ュード 7.0 以上又は著しい被害が 発生する可能性がある地域で規 模の大きな地震を観測した場合
地震の発生時刻、発生場所(震源)、その 規模(マグニチュード)、津波の影響に関 して、おおむね 30 分以内に発表。
その他の 情報
・顕著な地震の震源要素を更新し た場合や地震が多発した場合等
顕著な地震の震源要素更新のお知らせや 地震が多発した場合、震度1以上を観測 した地震回数情報等を発表
推計震度 分布図
・震度5弱以上 観測した各地の震度データをもとに、1 km 四方ごとに推計した震度(震度4以 上)を図情報として発表。
第1章 地震・津波災害応急対策計画 第2節 地震情報・津波警報等の伝達計画
応-20 2 津波警報等の種類及び発表基準
(1) 種類
ア 津波警報等:津波による災害のおそれがあると予想されるとき発表する。
イ 津波予報:津波による災害のおそれがないと予想されるとき発表する。
(2) 津波警報等の発表基準 ア 津波警報等
津波警報等
の種類 発表基準 津波の高さ 予想の区分
発表される津波高さ
津波警報等を見聞きし た場合にとるべき行動 数値で
の発表
定性的 表現での 発表 大津波警報
予 想 さ れ る 津 波 の 高 さ が 高 い と こ ろ で 3m を超える場合
10m<高さ 10m 超
巨大
陸域に津波が浸水する おそれがあるため、沿 岸部や川沿いにいる人 は、ただちに高台や避 難ビルなど安全な場所 へ避難する。警報が解 除されるまで安全な場 所から離れない。
5m<高さ≦10m 10m 3m<高さ≦5m 5m
津 波 警 報
予 想 さ れ る 津 波 の 高 さ が 高 い と こ ろ で 1m を超え、3m 以 下の場合
1m<高さ≦3m 3m 高い
津波注意報
予想される津波の 高さが高いところ で 0.2m を超え、1m 以下の場合であっ て、津波による災 害のおそれがある 場合
0.2m≦高さ≦
1m 1m (表記な し)
陸域では避難の必要は ない。海の中にいる人 はただちに海から上が って、海岸から離れる。
海水浴や磯釣りは危険 なので行わない。注意 報が解除されるまで海 に入ったり海岸に近付 いたりしない。
「津波の高さ」とは、津波によって潮位が高くなった時点における潮位とその時点に津波が なかったとした場合の潮位との差であって、津波によって潮位が上昇した高さをいう。
※津波警報等の留意事項等
○沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合、津波警報等の発表が津波の襲来に間に合 わない場合がある。
○津波警報等は、最新の地震・津波データの解析結果に基づき、内容更新する場合がある。
○津波による災害のおそれがなくなったと認められる場合、津波警報等の解除を行う。こ のうち、津波の観測状況等により、津波がさらに高くなる可能性は小さいと判断した場 合には、津波の高さが津波注意報の発表基準未満となる前に、海面変動が継続すること や留意事項を付して解除を行う場合がある。
イ 津波予報
発表基準 発表内 容
津
波 予 報
津波が予想されないとき。
(地震情報に含めて発表)
津波の心配なしの旨を発表。
0.2m未満の海面変動が予想 されたとき。(津波に関する その他の情報に含めて発表)
高いところでも 0.2m未満の海面変動の ため被害の心配はなく、特段の防災対応の 必要がない旨を発表。
津波注意報解除後も海面変 動が継続するとき。
(津波に関するその他の情 報に含めて発表)
津波に伴う海面変動が観測されており、今 後も継続する可能性が高いため、海に入っ ての作業や釣り、海水浴等に際しては十分 な留意が必要である旨を発表。
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応-21 (3) 津波情報の種類
津波警報等を発表した場合、津波の到達予想時刻や予想される津波の高さ等を発表 する。
情報の種類 発表内容
津波情報
津波到達予想時刻・予想され る津波の高さに関する情報
各津波予報区の津波の到達予測時刻や予 想される津波の高さを5段階の数値(m 単位)または2種類の定性的表現で発表
〔(2)の「津波警報等」を参照〕
各地の満潮時刻・津波の到達 予想時刻に関する情報
主な地点の満潮時刻・津波の到達予想時 刻を発表
津波観測に関する情報 沿岸で観測した津波の時刻や高さを発表 津波に関するその他の情報 津波に関するその他必要な事項を発表
沖合の津波観測に関する情報
沖合で観測した津波の時刻や高さ、及び 沖合の観測値から推定される沿岸での津 波の到達時刻や高さを津波予報区単位で 発表
※津波情報の留意事項等
① 津波到達予想時刻・予想される津波の高さに関する情報
○津波到達予想時刻は、津波予報区のなかで最も早く津波が到達する時刻である。同じ 予報区のなかでも場所によっては、この時刻よりも数十分、場合によっては1時間以 上遅れて津波が襲ってくることがある。
○津波の高さは、一般的に地形の影響等のため場所によって大きく異なることから、局 所的に予想される津波の高さより高くなる場合がある。
② 各地の満潮時刻・津波到達予想時刻に関する情報
○津波と満潮が重なると、潮位の高い状態に津波が重なり、被害がより大きくなる場合 がある。
③ 津波観測に関する情報
○津波による潮位変化(第一波の到達)が観測されてから最大波が観測されるまでに数 時間以上かかることがある。
○場所によっては、検潮所で観測した津波の高さよりも更に大きな津波が到達している おそれがある。
④ 沖合の津波観測に関する情報
○津波の高さは、沖合での観測値に比べ、沿岸ではさらに高くなる。
○津波は非常に早く伝わり、「沖合の津波観測に関する情報」が発表されてから沿岸に津 波が到達するまで5分とかからない場合もある。また、地震の発生場所によっては、
情報の発表が津波の到達に間に合わない場合もある。
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応-22 (4) 津波予報区
沖縄県には「沖縄本島地方」、「大東島地方」及び「宮古島・八重山地方」の3つの 津波予報区があり、宜野湾市は「沖縄本島地方」に属している。
津波予報区 区 域
沖縄本島地方
沖縄県(名護市、那覇市、宜野湾市、浦添市、糸満市、沖縄 市、豊見城市、うるま市、南城市、国頭郡[国頭村、大宜味 村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、金武町、
伊江村]、中頭郡[読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村、中 城村、西原町]、島尻郡の一部[粟国村、伊平屋村、伊是名村、
八重瀬町、与那原町、南風原町、渡嘉敷村、座間味村、渡名 喜村、久米島町])
(5) 震央地名
津波情報や地震情報等で発表する震央地名の区分は、以下のとおりである。
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応-23 3 津波警報等の標識
津波警報等の標識は、以下による。
標識の種類 標 識
鐘 音 サイレン音
大津波警報
(連点)
● ● ● ●
(約3秒)
○ - ○-
(約2秒)(短声連点)
津波警報
(3点と2点との斑打)
● ● ● ● ● ●
(約5秒)
○ - ○-
(約6秒)
津波注意報
(3点と2点との斑打)
● ● ● ● ●
(約 10 秒)
○ - ○-
(約2秒)
津波注意報 及び津波警
報解除
(1点2個と2点との斑打)
● ● ● ●
(約 10 秒) (約1分)
○ - ○-
(約3秒)
※ 鳴鐘又は吹鳴の反復は適宜とする。
4 市が行うことのできる津波警報
災害により津波に関する気象官署の警報事項を適時に受けることができなかった場合、
市長は津波警報を発令することができる。
市長は、津波警報を発令した場合は、異常現象の発見通報体制にならって気象官署に 通報する。