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商品の有効期間

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 61-66)

マスターの管理

処理 仕様 伝票入力 ○有効期限切れ商品の入力はできません。

伝票日付でチェックしますが、受注・発注は納期でもチェックします。

商品を入力後に伝票日付を変更したときは確認メッセージを表示します が、続行すれば有効期限切れ商品でも登録することができます。

預り品伝票では「預り」ではチェックしますが「戻し」ではチェックし ません。仮出荷伝票では「出荷」ではチェックしますが「戻り」ではチ ェックしません。

○セット商品入力時や部品展開時に有効期限切れ商品をチェックし、有れ ば確認メッセージを表示し、続行・中止を指示できます。

○伝票複写時に有効期限切れ商品をチェックし、有れば確認メッセージを 表示し、続行・中止を指示できます。

○連動入力では有効期限切れ商品をチェックしません。基の伝票に有効期 限切れ商品が有っても登録できてしまいますのでご留意ください。

(見積→受注・売上、受注→売上、発注→仕入)

売上伝票の「仮納品伝票」を本売上にするときも同様です。

売上伝票の自動作成

(受注)

基となる受注伝票に有効期限切れ商品があっても売上伝票を作成しますの でご留意ください。

売上伝票の自動作成

(契約)

仕入伝票の自動作成

基となる契約伝票に有効期限切れ商品があっても売上伝票・仕入伝票を作 成しますのでご留意ください。

引当発注伝票の作成 同時入荷伝票の作成

基となる受注伝票・売上伝票に有効期限切れ商品があっても発注伝票・仕 入伝票を作成しますのでご留意ください。

在庫補充伝票の作成 有効期限切れ商品の発注伝票は作成しません。

条件指示画面で指定した「発注日」と「納期」でチェックします。

棚卸調整伝票の作成 有効期限切れ商品でも調整伝票を作成可能としています。

汎用データの受入

(随時処理)

伝票の受入では、有効期限切れ商品があればエラーとして受入を行いませ ん。セット商品マスター等の受入では、有効期限切れ商品が有ればエラー として受入を行いません。

期限切れ在庫一覧表

概要

有効期限切れ商品の在庫一覧表を各種分類して出力します。また、使用禁止とした商品の在庫一覧表も 出力できます。

数量欄には「現在庫数」を出力します。現在庫数=0の商品は出力しません。単価欄には商品マスター の「在庫単価」を出力します。

『前準備』の『会社基本情報の登録』で“倉庫別在庫管理する”に設定した場合、倉庫毎に印刷します が倉庫合計でも印刷できます。

※共通の操作・項目は説明を省略している部分があります。

「導入編」-「共通操作(全般)」-「管理資料の操作」を合わせてご覧ください。

照会画面と条件指示画面

入力する項目

項 目 項目の説明

集計条件 ○有効期間終了日

商品マスターの有効期間終了日が、指定した日付以前(指定日を含む)の商品 が対象になります。

○使用禁止マスターは除外する

チェックマークを付けた場合、商品マスターの「使用区分」が[禁止]と設定 されている商品を対象から外します。

チェックマークを付けない場合、使用禁止商品すべてが対象になります。

表示順*1 出力順を以下から選択します。

[倉庫別・商品順]…倉庫ごとに商品の一覧を表示します。

[商品別・倉庫順]…商品ごとに倉庫の一覧を表示します。

倉庫集計*1 商品明細出力方法を倉庫別に行うか全倉庫で行うかを選択します。

[倉庫毎]…倉庫ごとに出力します。

[倉庫計]…全倉庫の合計だけを出力します。

※ロケーション№は出力されなくなります。

※出力範囲の指定で、倉庫の範囲指定をすると、指定した倉庫の合 計になります。

分類項目 ○別(商品コード順)

指定された分類項目で明細部を分類します。以下の項目が指定できます。

商品区分1~5、主仕入先

分類しない場合は[※指定なし]を選択します。

出力条件 ○行間隔

明細行の印字間隔を指定します。

0:間隔なしで印刷します。

1:1行間隔で印刷します。

※表形式の場合、1明細2行で印字されるのでこの指定は意味を持ちません。

出力項目 ○規格・型番、色、サイズ

規格・型番、色、サイズの出力有無を設定します。

印字するとした場合、品名の下に1行で印字されます。

出力範囲 出力範囲を特定する場合、項目(最大3項目)を選び、その範囲を指定します。

以下の項目が指定できます。

商品、倉庫*1、商品区分1~5、主仕入先

範囲を指定しない場合は[※指定なし]を選択します。

*1:“倉庫別在庫管理をする”場合に選択できます。

受注伝票入力、個別発注伝票入力

納期の入力

「納期」はヘッダー欄と明細欄で入力することができます。明細欄で入力するには「入力項目の設定」

画面で[納期を明細単位に入力する]にチェックマークを付けます。明細欄で入力するように設定して もヘッダー欄の納期は入力できます。

※以降、ヘッダー欄の納期を「ヘッダー納期」、明細欄の納期を「明細納期」と表現します。

■納期を明細単位に入力する場合(チェックマーク有り)

入力画面の明細行に明細納期入力欄が表示されます。

商品コードを入力した後、最初はヘッダー納期と同じ日付が表示されます。ヘッダー納期が入力され ていなければ明細納期には何も表示されません。

納期管理する明細の明細納期を入力・訂正します。納期管理しない明細は明細納期の日付を“無し”

にします。ヘッダー納期が入力されていても日付を“無し”にすればその明細は納期管理しないこと になります。

■納期を明細単位に入力しない場合(チェックマーク無し)

明細納期入力欄は表示されず、入力できなくなります。

明細納期はヘッダー納期と同じ日付で伝票に登録されます。ヘッダー納期が入力されていなければ明 細納期も“無し”で登録されます。

■留意点

①明細行が入力された後にヘッダー納期を変更したとき、明細納期が変更前のヘッダー納期と同じ明 細があれば次のメッセージを表示し明細納期の書き換え可否を確認します。

“納期が変更されました。変更前と同じ納期の明細を変更後の納期に書き換えますか?”

この動作は新規伝票入力時だけでなく伝票訂正時も同様になります。また、ヘッダー納期を“有り”

から“無し”に変更したときやその逆のときも同様の動作になります。

明細単位に入力していた運用を途中でやめたとき、登録済みの伝票には納期が異なる明細が存在し ます。その伝票のヘッダー納期を変更してもすべての明細納期が書き換わらないことに注意してく ださい。

②出力資料で納期を参照するとき、明細に保存された明細納期だけを参照し、ヘッダー納期を参照す ることはありません。したがって、ヘッダー納期は明細納期の入力作業簡易化のためだけに使われ ることになります。

例外として、受注伝票・注文書の印刷ではヘッダー納期と明細納期の両方を出力できます。

伝票の保護と入力制限

各種伝票を登録・訂正・削除する際に、以下のチェックを行い伝票を保護します。

○請求済み(精算済み)の伝票をチェックし請求漏れ・支払漏れを防ぐ。

○在庫締切済みの伝票をチェックし在庫が確定した期間の入出荷を防ぐ。

○原価割れの伝票をチェックし取引を防ぐ。

○最低利益率を割った伝票をチェックし取引を防ぐ。

○与信限度額を超えた伝票をチェックし取引を防ぐ。

○在庫割れのチェックをし在庫の無い商品の取引を防ぐ。

○承認された伝票の更新を防ぐ。

承認機能の詳細は『監査処理』の『伝票の承認』処理をご覧ください。

○登録・訂正・削除の権限が無いユーザーの更新を防ぐ。

『セキュリティ処理』の『処理レベルの設定』処理で権限を設定します。

伝票入力では、この情報を見てチェックを行います。

『会社基本情報の登録』処理では「更新猶予日数」の指定が行えます。

※処理レベルと承認に関連した制限が「8.処理レベルと承認による制限」に書かれています。

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 61-66)