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処理レベルと承認による制限

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 80-84)

『処理レベルの設定』処理で設定された伝票の入力制限と、承認済・未承認の違いによる制限をここで まとめて説明します。

■「登録のみ」に制限されたユーザー 基本として、新規登録のみ可能です。

訂正・削除は承認済・未承認に関係なくできませんが、以下の例外があります。

○「更新猶予日数」内の伝票

未承認...自分が登録した伝票なら訂正・削除ができます。

承認済...訂正・削除できません。

○見積伝票の決定欄

未承認...決定欄が「未成約」で、自分が登録した伝票なら訂正・削除ができます。

「キャンセル」「成約」となった伝票は訂正・削除ができません。

承認済...決定欄が「未成約」で、自分が登録した伝票なら、決定欄だけを「キャンセル」か「成 約」に変更できます。

承認または否認された見積の決定状況を変更するための考慮です。

※承認権レベルに関係なく変更できます。

※変更しても承認情報は残ります(承認済のままです)。

○売上伝票の伝区=仮納品

未承認...自分が登録した伝票なら訂正・削除ができます。

承認済...自分が登録した伝票なら、伝区だけを訂正できます。

仮納品を掛売などに変更して本伝票にするための考慮です。

※承認権レベルに関係なく変更できます。

※伝区を訂正した場合、売上日や伝票№も変更されることになりますので承認情報は クリアされ、未承認伝票に戻ります。

■「登録」と「訂正・削除」ができるユーザー

基本として、新規登録もできますし、未承認伝票であれば訂正・削除も可能です。

承認済伝票は訂正・削除ができませんが、以下の例外があります。

○承認権レベル

伝票の承認者よりも、自身の承認権レベルが高ければ訂正・削除が可能です。

訂正した場合、承認情報はクリアされ、未承認伝票に戻ります。

※伝票の「フセン」だけを更新した場合、承認情報はそのまま残ります(承認済みのままです)。

○見積伝票の決定欄

決定欄が「未成約」で、自分が登録した伝票なら、決定欄だけを「キャンセル」か「成約」に変更 できます。

承認された見積の決定状況を変更するための考慮です。

※承認権レベルに関係なく変更できます。

※変更しても承認情報は残ります(承認済のままです)。

○売上伝票の伝区=仮納品 伝区だけを訂正できます。

仮納品を掛売などに変更して本伝票にするための考慮です。

※承認権レベルに関係なく変更できます。

※伝区を訂正した場合、売上日や伝票№も変更されることになりますので承認情報はクリアされ、

未承認伝票に戻ります。

休日カレンダーの登録

概要

当処理は、休日を登録したマスター(以降、「休日カレンダー」と記述します)を作成する処理です。

複数の休日カレンダーが登録できます。登録した休日カレンダーを得意先マスターと仕入先マスターに 割り当て、回収予定日と支払予定日の算出に使います。

※回収予定日(支払予定日)が休日となっても良ければ休日カレンダーを登録する必要はありません。

■処理の流れ

○休日カレンダーの登録

振込を利用しての回収・支払であれば、金融機関営業日を判定するためのカレンダーを1種類登録 すれば良いと思われます。集金で取引先に伺うことがあれば取引先の休日を登録したカレンダーを 用意して対応します。

○得意先の登録、仕入先の登録

「休日対応」項目で[前営業日]か[翌営業日]を選び、使用する「休日カレンダー」を設定しま す。回収予定日が休日にあたる場合、前営業日か翌営業日を回収予定日にできます。

○請求書、支払明細書

得意先(仕入先)ごとに回収日(支払日)の設定と「休日カレンダー」から営業日である回収予定 日(支払予定日)を求めます。

※共通の操作は本説明書の「前準備の共通操作」-「一覧表示個別式入力」のページをご覧ください。

画面

≪一覧表示画面≫

処理を起動するとこの画面が表示されます。

[新規]ボタンや[詳細]ボタンをクリックして「個別表示画面」を開き、マスターの登録・修正を行い ます。

≪個別表示画面≫

操作手順

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 80-84)