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会社基本情報の登録

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 66-69)

伝票の保護と入力制限

各種伝票を登録・訂正・削除する際に、以下のチェックを行い伝票を保護します。

○請求済み(精算済み)の伝票をチェックし請求漏れ・支払漏れを防ぐ。

○在庫締切済みの伝票をチェックし在庫が確定した期間の入出荷を防ぐ。

○原価割れの伝票をチェックし取引を防ぐ。

○最低利益率を割った伝票をチェックし取引を防ぐ。

○与信限度額を超えた伝票をチェックし取引を防ぐ。

○在庫割れのチェックをし在庫の無い商品の取引を防ぐ。

○承認された伝票の更新を防ぐ。

承認機能の詳細は『監査処理』の『伝票の承認』処理をご覧ください。

○登録・訂正・削除の権限が無いユーザーの更新を防ぐ。

『セキュリティ処理』の『処理レベルの設定』処理で権限を設定します。

伝票入力では、この情報を見てチェックを行います。

『会社基本情報の登録』処理では「更新猶予日数」の指定が行えます。

※処理レベルと承認に関連した制限が「8.処理レベルと承認による制限」に書かれています。

項 目 項目の説明 伝票登録・更新時の制限

請 求 / 精 算 が 済 ん だ 伝 票 は 登 録・更新できない

請求/精算が済んだ伝票を更新・削除しようとしたときや、その期間の伝票を 登録しようとしたときに制限がかかります。

チェックマーク有り:その伝票の登録・更新・削除はできません。

チェックマーク無し:確認画面を表示しますが登録・更新・削除はできます。

詳細は「2.請求/精算済み伝票の保護」をご覧ください。

在 庫 締 切 が 済 ん だ伝票は登録・更 新できない

「在庫締切日」より前の伝票を更新・削除しようとしたときや、その日より前 の伝票を登録しようとしたときに制限がかかります。

チェックマーク有り:その伝票の登録・更新・削除はできません。

チェックマーク無し:確認画面を表示しますが登録・更新・削除はできます。

詳細は「3.在庫締切済み伝票の保護」をご覧ください。

原 価 割 れ の 伝 票 は登録・更新でき ない

原価を割った明細を登録・更新しようとしたときに制限がかかります。

チェックマーク有り:その伝票の登録・更新はできません。

チェックマーク無し:確認画面を表示しますが登録・更新はできます。

詳細は「4.原価割れ伝票のチェック」をご覧ください。

最 低 利 益 率 割 れ の伝票は登録・更 新できない

利益率の下限を設けることで下限を割った伝票の登録・更新を制限することが できます。この機能を利用するときは[最低利益率]の数字を入力します。

例)20%を下限にしたいときは「20.0」と入力します。

[最低利益率]を入力しないとチェックは行われません。そのときはチェック マークの有無も関係なくなります。

チェックが行われるときのチェックマーク有無による動作は次のようになり ます。

チェックマーク有り:その伝票の登録・更新はできません。

チェックマーク無し:確認画面を表示しますが登録・更新はできます。

詳細は「5.最低利益率割れ伝票のチェック」をご覧ください。

与 信 限 度 額 を 超 え た 伝 票 は 登 録・更新できない

得意先マスターで「与信限度額」を登録しておくと、伝票登録時に与信限度を 超えていないかチェックをします。「与信限度額」の登録が無いとチェックは 行われません。

チェックが行われるときのチェックマーク有無による動作は次のようになり ます。

チェックマーク有り:その伝票の登録・更新はできません。

チェックマーク無し:確認画面を表示しますが登録・更新はできます。

与信限度額のチェックとは別に、与信限度額の何パーセントを超えたら警告画 面を出す機能があります。その機能を利用する場合[警告ライン]に数字を入 れておきます。

詳細は「6.与信限度額のチェック」をご覧ください。

項 目 項目の説明 在 庫 割 れ チ ェ ッ

伝票登録時の商品の在庫確認に関する設定です。対象伝票ごとに設定します。

[チェックしない]

在庫確認をしません。

[チェックする]

在庫確認をし不足があれば確認画面を表示しますが登録・更新はできま す。

[登録・更新できない]

在庫確認をし不足があればその伝票の登録・更新はできません。

[警告ライン]を指定することで、「注文点」を割ったときに警告画面を表示 することができます。

例)注文点の値でチェックするときは「100.0」を入力します。

詳細は「7.在庫割れチェック」をご覧ください。

伝票承認時の制限 自 分 が 登 録 し た 伝 票 は 承 認 で き ない

伝票を承認する権限があっても、自分が登録した伝票は承認できないようにす る設定です。チェックマークを付けると承認できなくなります。

承認権限は『セキュリティ処理』の『領域ユーザーの登録』処理で、ユーザー ごとに設定します。

伝票の更新猶予

更新猶予日数 伝票を登録できるが、訂正・削除はできないと設定されたユーザーのためにあ る設定項目です。

この状況ですと、入力ミスに気づいてもすぐに訂正できなくなるため、更新猶 予日数を設定して回避します。

1は当日まで、2は翌日まで訂正可能という意味になります。7日まで設定可 能です。

登録・訂正・削除の権限は、『セキュリティ処理』の『処理レベルの設定』処 理で設定し、『領域ユーザーの登録』処理でユーザーに割り当てます。

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 66-69)