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付番時期による操作の違い

ドキュメント内 『PCA会計Xシリーズ』補足説明 (ページ 58-61)

■伝票№を入力する場合

『売上伝票入力』を例にとり説明します。

①メニューから呼び出した直後は、最初の入力項目にフォーカスが止まります。

※伝票№までの入力項目が“入力不可”になっていると、最初に「伝票№」にフォーカスが 止まります(→②)。

②入力が進んで、伝票№にフォーカスが止まった時は何も表示されていません。

③[Enter]キーを押すと、「会社基本情報」の開始№が表示されます。

この時点で、開始№はプラス1されて更新されます。

■伝票№を入力しない場合

伝票№欄にフォーカスが止まりませんので、次の入力項目に進む前に「会社基本情報」の開始№を 表示します。この時点で、開始№はプラス1されて更新されます。

※伝票№までの入力項目が“入力不可”になっていると、伝票№も“入力不可”なので、自 動付番が行われ伝票№の次の項目に進みます。

【伝票№入力時に自動付番する場合の注意】

○欠番の発生

伝票№の自動付番が行われた時点で、「会社基本情報」の開始№が書き換わります。

したがって、自動付番されたあと伝票入力をキャンセルすると、その番号は欠番になります。

特に、伝票№までの入力項目をすべて“入力不可”にしますと、メニューから呼ばれた直後や、

伝票を登録した後、次の伝票画面に切り替わった時に、自動付番が行われてしまいます。

欠番を発生させないためには、「入力項目の設定」で伝票№を“入力可能”にするか、伝票№よ り前の入力項目をどれか一つでも“入力可能”にしておいてください。

○伝票№を変えた場合

自動付番された伝票番号を別の番号に変えても、「会社基本情報」の開始№は更新されません。

開始№は「会社基本情報」でしか変更できません。

※一度登録した伝票を訂正する場合、伝票№の変更もできますが、この場合も「会社基本情報」

の開始№は更新しません。

○『一括発注伝票入力』『完成伝票入力』では、部品展開によって資材の伝票を作成します。

この場合も伝票№は付番されて表示され、「会社基本情報」の開始№は更新されます。

○伝票を自動作成する処理において、作成条件で「開始伝票№」を指定できます。この「開始伝票

№」には「会社基本情報」の開始№が初期表示されます。もし、この番号を変更して伝票を自動 作成すると、変更した番号から伝票は作成されます。この場合に限り、「会社基本情報」以外で 開始№を変更したことになります。

3.3 .伝票登録時

欠番の発生を防ぐなら、この方法をお勧めします。

①伝票№欄にフォーカスは止まりません。「自動」と表示されています。

※伝票入力処理で、伝票№の入力を“する”としていても、伝票№の入力はできません。

②伝票登録時に、「会社基本情報」の開始№を伝票№に付番し登録します。「会社基本情報」の開始№

は、付番した番号+1で更新されます。

自動付番した伝票№は、次の伝票を入力する前に、メッセージ欄に表示し知らせます。

③一度登録した伝票を訂正する場合、伝票№の変更もできますが、この場合、「会社基本情報」の開 始№は更新しません。

【伝票登録時に自動付番する場合の注意】

○新規登録の場合、伝票№を入力することはできませんが、『入金伝票入力』だけは例外です。

『入金伝票入力』では、回収用に印刷した領収証を基に伝票を入力できます。

この領収証には付番した伝票№がすでに印字されています。領収証と入金伝票の伝票№を一致さ せるために、『入金伝票入力』では伝票№を入力できるようにしています。

○『一括発注伝票入力』『完成伝票入力』では、部品展開によって資材の伝票を作成します。

この場合も伝票№は表示されず、登録時に付番されます。ただし、複数の伝票を作成しますので、

付番した伝票№を後で表示していません。

○伝票を自動作成する処理において、作成条件で開始伝票№を指定できますが、“伝票登録時”の 場合は、この条件を指定できません。「会社基本情報」の開始伝票№から付番されて伝票は作成 されます。

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