不動産部
平成 11 年度
1. 取引の状況に関する事項
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション 取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスクの調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能 な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務 毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最 大損失額を統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立 した市場リスクの管理部署である市場リスク管理部が日次、グローバル・連結ベースで銀 行全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部 モデルでは、過去 3 年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リ スク・ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロントと独立した与信所管部が再構築コスト及び再 構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
なお、平成11年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(VaR 値)
VaR 実績値 (単位:億円)
平成 11 年度
リスク・カテゴリー 日次平均 最大値 最小値 期末日
金利 14.0 23.4 7.7 9.1
うち円 9.3 20.4 4.1 5.2
うちドル 2.9 5.9 1.7 3.0
外国為替 5.6 15.5 1.6 6.6
株式 3.6 10.6 0.9 4.9
商品 2.5 5.1 0.6 2.7
分散効果 △ 3.6 ー ー △ 4.4
合計 22.1 31.9 13.7 18.9
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間 1 日、信頼水準 2 標準偏差(97.7%)であります。
3. 最大値及び最小値は、各々実現した日が異なります。
(信用リスク相当額) (単位:億円)
平成 11 年度
金利スワップ 24,145
通貨スワップ 7,757
先物外国為替 7,526
金利オプション(買) 1,307
通貨オプション(買) 501
その他の金融派生商品 1,151
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果 △ 15,183
合計 27,206
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 連 結
︶
4. 金利スワップの残存期間別想定元本は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
1年以内 1年超3年以内 3年超 合計 受取固定・支払変動 26,616,575 11,735,624 3,105,761 41,457,961 受取変動・支払固定 15,651,546 5,023,831 2,445,018 23,120,397 受取変動・支払変動 314,717 144,082 262,984 721,785 5. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益 を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価
取引所 金利先物
売建 4,789,404 4,761,267 買建 9,671,747 9,628,448 金利オプション
売建
コール 196,119
(172) 128 プット 198,376
(145) 100 買建
コール 162,519
(204) 166 プット 162,700
(87) 75
店頭 金利先渡契約
売建 1,253,252 1,253,604 買建 1,129,048 1,128,299 金利スワップ
受取固定・支払変動 90,456,550 1,252,151 受取変動・支払固定 95,053,616 △ 1,267,077 受取変動・支払変動 3,512,907 642 受取固定・支払固定 278,617 2,763 金利オプション
売建
コール ー
(ー) ー
プット ー
(ー) ー
買建
コール ー
(ー) ー
プット ー
(ー) ー
キャップ
売建 9,550,688
(27,948) 17,078 買建 5,394,411
(13,316) 21,423 フロアー
売建 1,594,066
(4,479) 12,467 買建 3,241,699
(5,992) 17,409 スワップション等
売建 2,387,726
(28,128) 46,199 買建 2,038,608
(21,788) 35,910
(注) ( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
おります。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算 定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的以外の金利スワップについては、経過利息相当額251,620百万 円を連結貸借対照表及び連結損益計算書に実現利益として認識しているため、
未実現損失の金額は27,874百万円であります。
契約額等 時価 評価損益
うち1年超 取引所 金利先物
売建 11,871,573 586,785 11,833,557 38,016 買建 5,213,960 337,104 5,203,451 △ 10,508 金利オプション
売建
コール 114,154 ー
(154) 66 87
プット 14,771 ー
(35) 7 27
買建
コール 88,969 ー
(217) 90 △ 127
プット 14,771 ー
(71) 7 △ 63
店頭 金利先渡契約
売建 4,735 505 4,786 △ 50
買建 6,233 306 6,247 14
金利スワップ
受取固定・支払変動 41,457,961 14,841,385 400,886 400,886 受取変動・支払固定 23,120,397 7,468,850 △ 176,041 △ 176,041 受取変動・支払変動 721,785 407,067 △ 1,099 △ 1,099 金利オプション
売建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
買建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
キャップ
売建 24,671 24,671
(89) 300 △ 211
買建 2,825 2,825
(89) 1 △ 87
フロアー
売建 1,242 1,242
(ー) 14 △ 14
買建 1,242 1,242
(ー) 14 14
スワップション等
売建 8,575 5,483
(60) 465 △ 405
買建 5,731 2,639
(60) 390 329
合計 250,767
東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 連 結
︶
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価
店頭 通貨スワップ 9,421,969 △ 72,123 うち米ドル 7,678,525 △ 4,734 ユーロ 204,915 △ 18,396 英ポンド 260,497 2,353 独マルク 319,909 △ 5,453 スイス・フラン 218,560 14,722 その他 739,561 △ 60,615
(単位:百万円)
平成11年度 契約額等 取引所 通貨先物
売建 1,306
買建 4,129
通貨オプション 売建
コール ー
(ー)
プット ー
(ー) 買建
コール ー
(ー)
プット ー
(ー) 店頭 為替予約
売建 21,345,914
買建 21,938,102
通貨オプション 売建
コール 1,188,637
(14,786)
プット 986,319
(20,841) 買建
コール 1,278,663
(6,531)
プット 883,150
(19,570) その他
売建 ー
買建 ー
(注) ( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
5. 先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行い、そ の損益を連結損益計算書に計上しているもの及び外貨建金銭債権債務等に付 されたもので当該外貨建金銭債権債務等の連結貸借対照表表示に反映されて いるものについては、左記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりで あります。
契約額等 時価 評価損益
うち1年超
店頭 通貨スワップ 1,558,346 252,613 29,905 29,905 うち米ドル 1,295,221 179,922 20,996 20,996 ユーロ 85,147 6,772 1,599 1,599 英ポンド 26,614 1,698 △ 542 △ 542 独マルク 16,417 14,221 3,863 3,863 スイス・フラン 28,775 4,191 796 796 その他 106,170 45,808 3,191 3,191 為替予約
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
通貨オプション 売建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
買建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
その他
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的以外の通貨スワップについては、経過利息相当額3,079百万円 を連結貸借対照表及び連結損益計算書に実現損失として認識しているため、未 実現利益の金額は32,985百万円であります。
4. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益 を連結損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 連 結
︶
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価
取引所 株式指数先物
売建 19,149 19,082
買建 21,477 21,930
株式指数オプション 売建
コール 3,885
(511) 3,387
プット 6,031
(33) 9
買建
コール 2,890
(29) 69
プット 10,465
(156) 279 店頭 有価証券店頭オプション
売建
コール 146,145
(8,702) 38,795 プット 96,362
(2,378) 1,102 買建
コール 127,914
(6,220) 28,186 プット 99,524
(2,437) 944 有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払 ー ー
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払 4,000 213 その他
売建 ー ー
買建 ー ー
(注) ( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益 を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
取引所 株式指数先物
売建 49,416 ー 51,000 △ 1,583
買建 ー ー ー ー
株式指数オプション 売建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
買建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
店頭 有価証券店頭オプション 売建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
買建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
有価証券店頭指数等 スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払 ー ー ー ー
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払 ー ー ー ー
その他
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
合計 △ 1,583
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価
取引所 債券先物
売建 252,455 253,287 買建 374,815 376,385 債券先物オプション
売建
コール 123,956
(650) 681 プット 67,947
(374) 436 買建
コール 104,449
(219) 272 プット 128,395
(382) 210 店頭 債券店頭オプション
売建
コール 37,933
(142) 294 プット 107,538
(1,136) 967 買建
コール 89,999
(617) 718 プット 17,146
(57) 33
その他
売建 ー ー
買建 ー ー
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっており ます。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益 を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価 評価損益
うち1年超 取引所 債券先物
売建 2,343,929 ー 2,366,509 △ 22,580 買建 2,050,133 ー 2,055,502 5,369 債券先物オプション
売建
コール 373,807 ー
(1,238) 1,397 △ 158
プット 100,000 ー
(251) 146 105
買建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット 20,207 ー
(99) 108 8
店頭 債券店頭オプション 売建
コール 325,000 ー
(1,263) 1,456 △ 192
プット 465,000 ー
(1,300) 332 967
買建
コール 20,000 ー
(26) 46 20
プット 170,000 ー
(778) 718 △ 59
その他
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
合計 △ 16,520
東 京 三 菱 銀 行 財 務 デ ー タ ︵ 連 結
︶
デリバティブ取引関係
平成 12 年度
1. 取引の状況に関する事項
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション 取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利等の見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスク等の調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能 な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務 毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最
(6) その他
クレジットデリバティブ取引
特定取引目的以外の取引は保証に準じた取引であり、記載対象から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益を連結損益計算書に計上しております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価
取引所 商品先物
売建 3,401 3,938
買建 4,450 4,833
商品オプション 売建
コール 3,812
(223) 380
プット 2,708
(64) 11
買建
コール 9,969
(335) 706
プット 2,641
(77) 16
店頭 商品先渡
売建 ー ー
買建 ー ー
商品スワップ 商品指数変化率受取・
短期変動金利支払 55,261 7,105 短期変動金利受取・
商品指数変化率支払 46,320 9,051 商品オプション
売建
コール 248,678
(4,003) 7,897 プット 34,268
(2,015) 383 買建
コール 62,049
(5,556) 8,168 プット 13,001
(1,895) 455 その他
売建 ー ー
買建 ー ー
(注) ( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
おります。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る 契約を構成する要素に基づき算出しております。
2. 商品は主に金属に係るものであります。
3.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
4. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益 を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
契約額等 時価 評価損益
うち1年超 取引所 商品先物
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
商品オプション 売建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
買建
コール ー ー
(ー) ー ー
プット ー ー
(ー) ー ー
店頭 商品先渡
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
商品スワップ 商品指数変化率受取・
短期変動金利支払 6,796 6,796 △ 413 △ 413 短期変動金利受取・
商品指数変化率支払 6,796 6,796 413 413 商品オプション
売建
コール 6,500 3,103
(158) ー 158
プット 2,090 2,090
(ー) 366 △ 366
買建
コール 6,500 3,103
(ー) 366 366
プット 2,090 2,090
(113) ー △ 113
その他
売建 ー ー ー ー
買建 ー ー ー ー
合計 44
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等 時価
店頭 売建 467,343 △ 31,777
買建 763,344 47,897
大損失額を統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立 した市場リスクの管理部署である総合リスク管理室が日次、グローバル・連結ベースで銀 行全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部 モデルでは、過去 3 年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リ スク・ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロント組織から独立した与信所管部が再構築コスト 及び再構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
この他に、当行は貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバ ティブ取引を用いて総体で管理するマクロヘッジを実施しております。マクロヘッジのリ スク量の測定単位にはベーシス・ポイント・バリュー(金利変動に対する価格感応度)な どを使用し、フロント組織から独立したミドルオフィス、バックオフィス及びこれに類似 した部署が、あらかじめ定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段であるデリバ ティブ取引のリスク量が収まっているかなどヘッジの有効性を評価し、この結果を総合リ スク管理室が取りまとめ、経営陣に報告しております。
なお、平成12年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2.「売建」は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引を表しており ます。