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千代田区周辺地域 における水収支特性の分析 6. 1 水収支調査結果の分析

ここでは第

4

章の自然系水収支調査結果 と、第

5

章の人工系水収支調査結果 をあわせ、

エ リアごとの水収支特性 を把握す る。

千代 田区における水収支調査の結果 を図表 6‑1に示す。上段では水量 について、下段では 水密度 について表示した。

国表

6‑ 1

水収支調査結果 (mS/午)

A 8

C

D

エリ

エリア

エ リ ア

リ ア

リ ア 4 7 1 9 2 6

0

6

778

2 3 2 6 2 8 4 ∝

4 9 2 9 6 8 8 1 . 3 1 6 2 4 8

1 1 8 0 4 6

4 1BO2.789

2 2 3 2 5 4 0 7 9 8 5 5 3 2 1 1 . 9 1 9 2 . 9 5 4 9 8 0 . 6 1

3

6

51 40881294.15858

3 2 8 3 2 0 0 . 9 5 0 5 4 3 6 5 6 1 1 9 1 B . 3 O 3 4 9 1 1 5 4 6 8 , . 1 1 7 5 3 6

1 4 , 0 0 2 . 4 3

1 37.660.088

1 8 . 1 9 9 , 7 7 32 8 . 7 2 6 . 6 2 81 4 , 3 2 8 , 1 4 6

水油Jt合計

3 . 8 4 1

7.192

3 . 7 4 9 7 , 5 4 3

6

章 水収支特性の分析

6. 2

水収支特性の評価 と考察

地域の水収支調査 を受け、エ リアごとの水収支に関す る特徴 を把握するため ここでは

2

通 りの評価 を行った。

先ず、水の有効利用の観点か らみて重要 となる項 目を、水量、水質の面か らエ リア間の 相対的な評価 を行 いレーダーチャー トによ りエ リアの特徴 を把握す る方法 として 【エ リア 間相対評価 】(6‑2‑2)を行った。また、地域内の水資源のポテンシャルをはかるため、雑用 水消費量 との割合 を示す ことでエ リアの特徴 を把握す る方法 として 【トイ レ洗浄水 との代 替率での評価 】(6‑2‑3)を行った。

このよ うなエ リアの水収支評価 を行 ううえで先ず水資源の量 を把握する必要がある そ こで、6‑

2‑ 1

でエ リアごとの水資源量を水資源賦存量 として把握す る。

6. 2. 1

水資源賦存圭

ここでは水資源賦存量を明 らか にす る。水資源賦存量 とは、水の有効利用の観点か ら見 た ときに重要 とな る要因の うち、プラスの要因、つま り水の有効利用を促進 させ るための 要因の水量や容量 を合計 した量 とす る。 この賦存量は現状で も利用されているもの も含 ま れ るので一般 に用 いられている賦存量とは若干意味が異なる。

先ず、エ リア内にある水資源 と考え られるものを図表

6‑ 3

に示す。自然系の水資源 として は(丑表面流出水、② トンネル湧水排水が挙げ られ る。表面流出水 に関 しては河川流出すべ き水量 もあると考え られ るが本研究ではそ ういった水量は加味 していな い。 また、 トンネ ル湧水排水 に関 して も現状で河川へ放流 しているものがあるが、それ らも含 めて本研究で は水資源 としている。

人工系の水資源 としては③ ピル循環利用水,④下水再生水が挙げ られ る。

4

章で も述べ たが、循環利用水 はピル循環利用施設を最大限に活用 した ときを想定 して水資源量にカウ ン トしている。 また、下水再生水 に関 して も同様 に本研究では計画排水量を水資源量 とし ている。次ページよ り対象エ リア内の水資源賦存量について述べる。

図表 6‑3 水資源

自然 霊認 諾 温 水 人工 豊雫栗警 乗

‑ l ol l

6

章 水収支特性の分析

図表 6‑4、にエ リア別の水資源賦存畳を示す.Aエ リアでは、水資源の大部分を表面流出 水が占めてお り、人工系の水光源はほとんど確認できなかった。一方Eエ リアでは トンネ ル湧水排水が最 も多 く、ついで循環利用水が多い結果となった。

このようにエリアの水資源の割合がエ リアによって大きく異なることか ら,各エ リアの 水資源構成割合を図表 615に示した。 これをみると、 どのエリアで も自然系の水資源が6

0%

を上回ってお り水資源のポテ ンシャルが確認できる。その中で も

、A,D

エ リアは特 に人工系水資源の占める割合が5%未満と少ない値であることが分かる。

3.000

2.500

2,000

1.500

1.000

500

0

1 1

A a

C D E

. l l.

7 " .

'".広… エ リア… ル芸

7 . .

.I:芸 .

図表

6‑

4

エ リア別水楽源皇 (×千

n

f/年)

100

8 0 1

601

● 0 1

第 6章 水収支特性の分析

次 にエリア別の水資源の総体 を把握する。図表

6‑ 6

には水資源量を、図表

6‑ 7

には水資源 密度 を示す。

水資源量はB、C、D、Eエリアにおいて、5,

000

(千 m3/年)前後の値 となっている。

E

エ リアは トンネル湧水排水とビル循環水が多 いことか らエリア面積が他エリアよ り小さ い事 による表面流出水の獲得減分 をカバーできている。一方Aエリアでは、人工系の水資 源が少量であること,トンネル湧水排水が

1

地点 しか確認されていないことか ら

3 , 0 0 0

(千 m3/午) となっている。

水資源密度は

E

エリアで最 も大きく

、4 , 900mm

であった。最 も少ない

A

エ リアにおいて は

85 0mm

であった。

A B C D

エリア エリア エリア エリア

エリア dビル■ltB ■広■fl tトンネル;淡水JL II

図表 6‑6 エ リア別水資源量 (m3/午)井出JL

1

8 C D

リア エリ エリア

llftJ

6

章 水収支特性の分析

6 . 2 . 2 エ リア間相対評価

ここでは、水の有効利用の観点からみて重要 となる項目を、水量、水質の面からエ リア 間の相対的な評価を行うことでエリアの特徴を把握する。

先ず、水の有効利用の観点からみて重要となる項目を図表6‑8のように設定する。

評価項 目は水資源 と、水消費の面から選定した。雑用水利用水は循環利用水 (C1)と 下水再生水 (C 2)をあわせた項目とす る。 これらの項目の水量、密度が高い場合水の有 効利用の観点からの活用検討をす る必要性が高い項目であるといえる。 これ らの総量を相 対的に評価 したものが図表

6 ‑ 9

である。各項目とも、最 も大きい値のエ リアには 『大』を、

2 , 3

番 目に大きいエリアに 『中』を、そして最 も小さい値だったエ リアには 『小』をつ けた。図表

6 ‑

10、図表

6 ‑ 1

1に行った評価の経過を示す。

図表

6‑ 8

評価項 目 自然 戸漂 監温 排水 人工 琵言霊謂 票

図表

61 9

評価轄果

源源費源資資消資

自然 系 人工

品 ト'; kJ:lB 河 川、濠 雑用水 利用 雑 用水 消費 広域 循 環

A エリア

/ ' 中

/小 小/小 ×

B エリア ㊨ / 中