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◆日本医師会が会員のために運営する年金です。  ◆

◆会員医師とご家族の生涯設計に合わせた制度です。◆

制度設計から募集、資産運用等のすべてを日本医師会で運営しています。

◆◆◆ 医師年金の特徴 ◆◆◆

その1 積立型の私的年金

●掛金として積み立てた資金を、将来自分の年金として受け取る制度です。

●公的年金のように若い人の掛金で老人を支える制度ではありません。

その2 希望に応じて自由設計

●医師年金は掛金に上限がなく、いつでも増減が可能です。

●余剰資金をまとめて掛金とすることもできます。

その3 受取時期や方法が自由

●年金の受給開始は、原則 65 歳からですが、75 歳まで延長できます。

 また、56歳から受給することも可能です。

●年金のタイプは、受給を開始する際に選択できます。

 (15 年保証期間付終身年金、5 年確定年金、10 年確定年金、15 年確定年金)

その4 法人化しても継続可能

●勤務医・開業医(個人・法人)に関係なく、日医会員であるかぎり継続的  に加入できます

<問い合わせ先> 資料請求、質問、ご希望のプランの設計等何でもお気軽にご相談ください。 

 日本医師会 年金・税制課

TEL:03(3946)2121( 代表 )      FAX:03(3946)6295

(ホームページ:http://www.med.or.jp/)  (E-mail:nenkin@po.med.or.jp)

◆◆◆ 医師年金の特徴 ◆◆◆

その1 積立型の私的年金

●掛金として積み立てた資金を、将来自分の年金として受け取る制度です。

●公的年金のように若い方の掛金で老人を支える制度ではありません。

その2 希望に応じて自由設計

●医師年金は掛金に上限がなく、いつでも増減が可能です。

●余剰資金をまとめて掛金とすることもできます。

その3 受取時期や方法が自由

●年金の受給開始は、原則 65 歳からですが、75 歳まで延長できます。

 また、56 歳から受給することも可能です。

●年金のタイプは、受給を開始する際に選択できます。

 (15 年保証期間付終身年金、5 年確定年金、10 年確定年金、15 年確定年金)

その4 法人化しても継続可能

●勤務医・開業医(個人・法人)に関係なく、日医会員であるかぎり継続的

 に加入できます

ORCA 講演会

と き  平成 17 年 10 月 29 日(土)午後3時〜午後5時 15 分 ところ  県医師会館 6 階大会議室

[ 報告:理事 加藤欣士郎 ]

藤原会長挨拶

 本日は日本医師会のご協力をいただきまして、

ORCA 講演会を開催いたしましたところ多数の先 生方、従業員の方々がご参加くださいまして、誠 にありがとうございます。日医総研の主任研究員 の西川先生、島根県医師会情報システム委員の小 竹原良雄先生、当会情報システム委員の藤本先生 にはお忙しいところ講師をお引き受けいただきま して、ありがとうございます。先日、厚生労働省 の医療改革試案が発表されましたが、医療費総額 管理は盛り込まれていませんでしたが、全体に貫 かれているのは医療費適正化というものでした。

国民の医療を守る視点から言いますと、非常に不 満な内容です。また医療費総額においては 2025 年の医療費推計額の 56 兆円を、7 兆円減らして 49 兆円としており、制度改革の根幹を成す厚生 労働省の医療費の推計に信頼がないのが実情であ ります。

 さて、日本医師会は医療費の試算や診療報酬の 改定に、日本医師会として確かなデータに基づい た提言をしていくために、診療報酬情報の分析を 行う ORCA プロジェクトを推進しております。IT 化を日本医師会主導で進めるためには、医療機関 を結ぶコンピュータネットワークは必須でありま す。ORCA プロジェクトは全国の医師、医療関係 機関がだれでも使えるようにとオープン方式でプ ログラムを配布しております。また、ネットワー クを用い、情報の配信、蓄積に対応できるものと なっております。現在、全国で 10 万か所のうち 8 割以上の医療機関が、毎月の診療報酬を請求す るための専用のレセコンを導入しておりますが、

ORCA の稼動数は全国で 1784 施設、山口県では

29 施設と、まだまだこれからというところであ ります。日本医師会では今後の ORCA プロジェ クトの普及を加速する為、プロジェクト全体の構 成を開発、販促、広報、ネットワークの 4 つの 部門に分け、より効率的な運用を目指しておりま す。当会でも多数の医療機関が ORCA を活用し てもらいたいと考え、今回の ORCA 講演会を企 画いたしました。現在は市販のレセコンと遜色の ないところまで改善されております。今日は皆さ んの積極的な協力をお願いいたしまして、挨拶と 代えさせていただきます。

講演 1

「ORCA プロジェクトの現状と将来展望」

日医総研 主任研究員 西川好信  ORCA プロジェク

トですが、現在、有 床診療所と無床診療 所向けの日医標準レ セプトソフト開発し ており、また、来年 4 月の改正に対応す るように、主治医意

見書の作成ソフト(医見書)や介護請求費におけ る給付管理ソフト(給管帳)を JAVA 言語で書き 換えております。認証局も現在は試験運用を続け ております。

 現在の稼動状況は、10 月時点で日レセのみで 稼動しているところは全国で 1,520 施設、導入 作業中が 259 施設、1,784 施設が日レセを使用 しており、山口県では 29 施設となっております。

 本年 10 月の代議員会で、Linux は扱いが難し い、バックアップシステムがない、不都合が起き たときに頼るところがないなどのご指摘を受けま した。そのため、当方としましては日医 IT 認定 サポート事業所と ORCA サポートセンターを設 置し、質問などの対応、動作検証、公式ウェブサ イト作成、データ移行サービス(有償)を行って おります。

 日レセを導入するのにコストはどのくらいか ということの説明をいたします。従来レセコン だと買い替え費用として、初年度に 180 万円、5 年後の買い替えにまた 180 万円。さらに 5 年後 に 180 万円と 10 年間で 540 万円かかります。

ORCA だと、初年度 120 万円(某サポート業者)、

5 年後は 60 万円、さらに 5 年後も 60 万円で合 計 240 万円となり、その差が 300 万円となりま す。パソコン 2 台構成だとその差が 420 万円。

3 台、4 台と増やしていってもどんどん安くなり ます。この理由は、従来レセコンは買い替えです が、日レセはハードウェアが古くなるとパソコン だけを購入すればよく、ソフトは日医がずっと最 新版を提供しているからです。また、メーカーの だと有料オプションのものが、日レセでは標準装 備となっているところもポイントです。

 ぜひとも ORCA 導入のご検討をよろしくお願 いいたします。

講演 2

「ORCA 連動電子カルテの利便性と将来」

山口県医師会医療情報システム委員 藤本俊文  現在、プロフェッ

ショナルドクターを 使 っ て お り ま す が、

私 は 改 造 し ま し て ORCA と連動させてお ります。ORCA 送信ボ タンを押すだけで書 き込んだこと、検査

内容、薬についての情報が ORCA へ送信できる ようにしています。ですから、会計は ORCA が 行うことになります。

 電子カルテで便利なのは紹介状です。読みやす

く、また最近の処方がすぐに表示されまるので便 利です。私の診療所の電子カルテでは、主訴は看 護師に書いてもらい、私が患者に説明することを 事務員に入力してもらっています。もちろん、同 じ画面を私も見ることができるので、間違いがあ れば訂正もできます。電子カルテのメリットとし ては、カルテの記載量が多くなったことが挙げら れます。また、過去の心電図やレントゲン画像な どを簡単に表示でき、紹介状、診断書も簡単に作 成できます。いつでもどこでもカルテを見ること ができるのも電子カルテの大きな利点です。今日 私が持ってきているこのノートパソコン、実は今 日までの患者データがすべて入っておりまして、

例えば、仕事で東京にいる場合でも、患者データ をすぐに見ることができるわけです。

 私は医院を運営するほか、ORCA のサポート業 者もやっております。今年の 2 月、急に広島の 業者が廃業になり、それまでその業者がサポート していた人たちを引き継ぐ事になったわけです。

うちでは基本的にパソコン 2 台構成、プリンター で 98 万円です。

 サポート業者を実際にやってみて感じたこと は、サポート業者選びにおいて、基本保守内容と オプション価格、サポートサービスの時間帯、サ ポート方法(遠隔操作か、電話か・・・など)、出張 費はどのくらいかなどを十分気をつけていただき たいということです。

講演 3

「オルカの現状−オルカ(日レセ)を使えばもっ と容易に診療情報ファイリングの世界に」

島根県医師会情報委員 小竹原良雄   昔、「ORCA な ど 日

本海に沈めてしまえ」

と発言したことがあり ますが、今年の 10 月 にバージョン 2.6.0 が 発表され、日医標準レ セプトソフト(以下、

日レセ)も、診療所版 に関しては、ほぼ完成

の域に達したと思います。これからは入院版のよ