• 検索結果がありません。

北会津村役場庁舎

ドキュメント内 福島県-木造建築事例集_2.indd (ページ 121-124)

第 2 章対策② 床構造や下階天井の防振対策

4. 北会津村役場庁舎

用途 規模(延べ面積(㎡)) 木材利用

庁舎 4,434.65 RC造+木造(集成材)+鉄骨造

◆全体計画の解説

冬季の豪雪で知られる会津盆地の中ほどの、北会津村の複合庁舎の計画である。この地域特有の北西から の冬の強い季節風とそれによる雪害を防ぐため、敷地西の県道に沿っては防風林を設け、駐車場を東側とす ることで風雪から守っている。また風の来ない建物南側を大きなガラスカーテンウォールとし、この地方の 伝統でもある南向きの玄関と、南面した明るい事務空間を計画した。

事務空間は、主として村民が利用する課を1階に、現業部門を2階に配置し、これらを全体としてひとつ の大空間にまとめた。そしてこれを囲むように、村民が利用しやすい 1 階には村民のための機能諸室を、2 階には書庫など一般の利用が少ない部屋を配置した。事務室がばらばらと散在する従来の形でなく、このよ うに集約することで村の中枢としてのシンボリックな空間が生まれる。また議会関連の部屋は3階とし、こ れらと独立させている。

◆木材利用または設計におけるポイント1

会津地方の農家には、今でも伝統的木造空間が多く見られる。

人びとは長い間、現代に至るまで数世代にわたってその木造空間の中に住み続けてきた。かつての旧北会 津村役場も木造であり、新しい役場を設計するにあたっては、それらの伝統的木造空間との継続性を保ちた いと考えた。

◆木材利用または設計におけるポイント2

快適な執務空間を作り出すために高い天井高(7.5m)を確保し、また執務の邪魔にならないようスパン

7.5m)を大きくし、圧迫感をあたえないためにできるだけ柱を細くすることをこころがけ、適材適所の構

造を提案した。

周囲のコンクリート壁は耐震を負担し、木造柱は鉛直荷重のみを負担する。スパンは積雪荷重を考慮し張 弦梁を採用した。

第3章

◆建物概要

名称 北会津村役場 木 材 利

木材の産地 福島県産 所在地 北会津郡北会津村大字

伊和保字諏訪前地内

構造材の種類 用途 村役場、多目的ホール 木材使用量 48m3

規模 敷地面積 17,833.55m2 主な使用樹種 ヒノキ、カラマツ 建築面積 2,959.45m2 木材の発注方法 製造メーカーへの発注 延べ面積 4,434.65m2 関係者 発注者名称 北会津村役場 最高高さ 37.290m 施工者名称 鹿島・会津土建特定建設

工事共同企業体

軒高さ 37.090m 施工者の選定方法 競争入札

階数 地上 4 設計者名称 古市徹雄都市建築研究

構造 構造形式 RC+木造(柱)+鉄骨(執

務室屋根)

設計者の選定方法 競争入札

構造計算ルート X方向ルート2-2、Y 向ルート3

構造設計者名称 梅沢建築構造研究所 最大スパン 12,000mm 設備設計者名称 渡辺建築設備事務所 防・耐火

上 の 要

防火上の地域区

なし 木材供給者名称 原木 株式会社高伸木材

防・耐火建築物 なし 製材 藤寿産業株式会社

主な外部仕上げ 屋根 発砲ポリエチレンフォ ーム張t=0.4mmの上ス レンレスシーム溶接t

=0.4mm

ス ケ ジ ュール

竣工年 平成11

外壁 コンクリート化粧型枠 打放しの上浸透性撥水 剤塗布 アクリルリシ ン吹付

設計期間 平成88月~平成9 3

開 口

スチールフッ素樹脂塗 アルミリフロ仕上

施工期間 平成99月~平成10 12

主な内部仕上げ 天井 アルミパネルt=1.5mm パン チ ン グφ15mm 30mm の上フッ素樹脂塗

コスト 建設費(建物部分について) 1,535,833千円

コンクリート化粧型枠 打放し

(総工費、総事業費) 2,239,230千円

サクラフローリング張 UV セラミック塗装 WPC含浸(床下温風循 環暖房システム)

ドキュメント内 福島県-木造建築事例集_2.indd (ページ 121-124)